日記
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| 2004年01月30日(金) |
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渡辺謙さんアカデミー賞ノミネート / 登校拒否 / 青木さやか=江角さん? |
■渡辺謙さん アカデミー賞助演男優賞ノミネート
渡辺謙さんがアカデミー賞にノミネート。今日は(昨日)その話題でもちきりでした。お正月に『ラストサムライ』を見に行って、娘と一緒にもかかわらず大泣きしてしまった私です。ああ、うれしい。
今日のインタビューされる謙さんをみていて、ふと急性白血病と闘っているときの記者会見を思い出しました。治療のため失った髪の毛をかくすため帽子をかぶり、顔もげっそり痩せて、目だけが異様にぎらぎらとひかっている、悲壮な表情の謙さん。
気になって調べてみたら、あれはどうやらもう15年も前のことらしい。発病は1989年。映画『天と地と』のロケ中に倒れ、降板せざるをえなかった。闘病をつづけながら、奇跡の復帰。その後も、闘病のために背負った借金のことをさわがれたり、再発の可能性を分析されたり…。心ない記事が多かった。
復帰後、ヤクルトのCMにでている謙さんを見て、なんだかとても説得力があるなあ、と感心してヤクルト飲んだりもしたっけ。つくづくノンキな私。
ごめんなさい。その間も、謙さんは、再発の恐怖と闘いながら、いろいろな役を演じていたんですよね。牧瀬理穂ちゃんと共演した幕末純情伝、池袋ウェストゲートパークの横山署長、御家人斬九郎シリーズも大好きだったなあ。男前なのに、どこかコミカルな役が印象に残っています。
そんな不治の病と思われた大病を克服しての、今日の喜びの記者会見。実に魅力的な、すてきな笑顔です。もともと眼力があり、整った男前ではありますが、味のある、人生を感じさせる面構え。これからもどんどん世界で活躍していただきたいなあ。心から、お祝い申し上げます。
■教育相談室にて
昨日は息子のカウンセリングの日。教育相談室の相談員の方と、息子、親それぞれがカウンセリングを受けます。ま、親のほうはほとんど雑談に近いのですけれど。
その雑談の中で、先日芥川賞を受賞した、金原ひとみさんの話がでました。彼女は、小学校四年から不登校になり、中学はほとんど行かず、高校は一年で中退してしまったそうです。それでも、児童文学研究家のお父さんに、書いた小説を読んでもらいながら、今回の受賞になったとのこと。早熟なことに、小説を書き始めたのは小学校6年生。
今回の彼女の芥川賞受賞によって、なんだか、今の学校や社会から、はみ出してしまっても大丈夫!と勇気付けられた気がします。
彼女の作品をまだ読んでいないし、彼女の詳しいプロフィールはわかりません。芥川賞とは思えない意外な作品だという記事も読みました。読者評は賛否両論。はてさてどんな作品なのか、とても読んでみたくなりました。興味津々です。
いずれにしろ、学校に行けない、戻れない子供たちがたくさんいる。それも1人2人の問題ではなく、学年で10人近いこどもたちが登校拒否であることもめずらしくない。これからも、そんなこどもたちが、どんどん大人になっていくんですよね。
息子も今年で小学校卒業です。どんな大人になるのでしょうか?華々しい成功などいりませんが、大人になって、不登校になった日々を思い出すときに、無駄ではなかったのだと思えるように、なってほしいと願います。
◆追伸◆ エンタの神様の録画分を今ごろ堪能。青木さやかってご存知ですか?ブラックな保母さんの漫談(?)やる人。山Pドラマの江角さんの声を聞いていて、ずっと気になっていたんだけれど、そうか!彼女の声とそっくりなんだ!ぜひお試しあれ!
◆追伸2◆ 草剪ドラマに嵌ってます。泣くまいと思っているのに、ついつい大泣き。制作側の思う壺ですね。なんだかあのドラマで、思う存分泣くとすっきりするんだもん。ストレス解消ってところです。それにしても、凛ちゃんかわいい! ラストの主題歌やっぱりゴローちゃんだったんですね。
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