管理人トシの日記

2003年08月23日(土) 歌のこと

メーリング・リストで、らいらいけん氏が声楽について話題を流していた。

最近、歌い方の技術について興味がある。というよりは必要にせまられているのだ。いま、ハワイアン・バンドには2名の女性ヴォーカルがいる。ひとりは楽譜を見て音程がとれる。当然、ビブラートもきれいだ。もうひとりは、そういう教育受けていないので、カラオケで歌う程度のレベルだ。ビブラートはかからない。

彼女の歌唱力を上げなくては、バンドのレベルが上がらない。そりゃあ、バンドとヴォーカルの両方のレベルが必要なのは当然なのだが、聴衆は、基本的に歌を主体に聴く。これにフラ・ダンスが入れば、こちらを主体に見る。こうなれば、バンドの演奏なんか、だれも聴いてはいない。そんなもんだ。

だれしも、一番目につくもの、目立つものに視線がいく。オーケストラだって、オーボエのソロがあれば、それに集中する。アンサンブルにしても、トップのメロディーをやっている楽器を主体に聴くようになるだろう。

歌い方はよくわからない。ビブラートは、サックスのようにあごでやれば一応それらしく聞こえるが、どうなんだろう。北島三郎だって、ワウワウとやっているではないか。
その前に、音程をきちっととる練習が必要だろう。音がはずれていては、もはやそれは歌ではない。管楽器では、キーボードやチューナーで合わす練習をするが、歌にも適用できるものかどうか。

歌にはもうひとつむずかしい問題がある。人によって声域が違うのだ。歌手のオリジナルの譜面は高いので、たいてい下げたキイにする。カラオケが典型的だ。しかし、なんとなく雰囲気が違ってくる。

一度、上田啓二先生に教えを乞うことにしようか・・・。


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管理人トシ