太れ!たつのふ
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| 2005年01月13日(木) |
うこし サル介さんに乗る の巻 |
「モンキーの保険に入りたいからバイク屋さんに連れてって」
うこし君からメールが入りました。
モンキーってのは ホンダから発売されている 50ccバイク。
うこし君 ついに 免許をとったのです(原付のみ)
兄上から譲り受けた モンキーを整備し終わったのです。
pm 5:30
仕事を終え うこし君ちに行くと うこし君 モンキー相手に奮闘中。
「エンジンがかからない・・・」
モンキーはスターターが無い為 キックでエンジンをかけるしかありません。
「こないだはかかったのに・・・」
二人で 順番こで キックしまくります。
30分くらい キックしまくったがかからず。
良く調べたら ガソリンがゼロ。
「こないだ 満タン入れたばっかりなのに」と豪語。
しかし減りが早すぎる。
タンクに何らかの異常があることが判明します。
pm:6:15
このままでは 埒があかないので 俺のバイクのタンクからガソリンを少し移す事にしました。
家から持ってきてもらった 灯油用ポンプ(ドクター中松の発明品)でガソリンを移そうとしますが
これがめちゃくちゃ大変。
バイク同士を超接近させるも それでもポンプの端と端は、届かない。
ポンプの先は 構造上 ほとんど俺のバイクのタンクにささらない。
結局 ポンプを無理やり突っ込み しかも 空中にガソリンを飛ばす感じで うこしのモンキーのタンクに移しました。
良い子は絶対にまねをしてはいけないと思いました。
その後はすぐにエンジン始動。
しかし うこし君、クラッチ操作が全然出来ない。
っていうか クラッチとエンジンの関係性をまったく理解していない。
しかたなく
「クラッチとは何なのか?」
「ローギアは力が強いから発進、そのうえのギアは 速く走る為に使うが発進するには力不足。」
「ニュートラルとクラッチを切った状態は同じ。」
などの講義を行う。
pm:6:30
家の近所を走り、だいぶ慣れてきた。
後輪ブレーキをまったく使ってないのが気にかかったが
バイク屋さんへのツーリングを決断。
しかし うこし君、ニュートラルに入れるのが 全然出来ない。
俺は
「女の子の耳たぶを噛む時と同じくらい優しく足を踏み込め!」
とアドバイスすると
すぐにできるようになる。
pm:6:40
いよいよ出発。
俺の後ろを着いて来るように命じる。
うこしの表情からは不安が隠せない。
しかし発車。
俺は時速30km位で走っていたが うこし 全然着いて来れない。
交差点ごとに エンスト。
容赦なく置き去りにし、鬼教官ぶりをみせるタツノフ。
右折の度に 泣きそうな表情をみせるうこし。
1キロにも満たない距離でしたが 15分くらいかかってしまいました。
足で走ったほうが 速いじゃん!!
というか この15分間。
彼はまったく保険に加入せず走った。(法律違反)
またしても 良い子はまねしてはいけないと思いました。
pm 7:00
無事に保険加入手続きを終えました。
ほとんど 初めて クラッチ操作付きバイクに乗り
混雑した夜の公道を1キロ走った うこし君は 素晴らしかった。
立派だったと思います。
あぁ おもしろかった。