太れ!たつのふ
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蒼穹の昴が遂に文庫化!
公務員試験勉強中 塾の先生が大推薦していた小説です。
で、これを機会に読んでみました。
舞台は中国最後の王朝「清」の末期。
欧米列強の侵略をうけ、不平等条約を押し付けられ
破滅へと向かう「清」。
主人公は二人。
一人は 世界最難関といわれる公務員試験「科挙」に挑戦し大臣となり、清の政治を正そうと試みる、名家出身の文才『文秀』
一人は 去勢して宦官となり、西太后に近づき 家族の為、莫大な財産を狙う『春児』
春児の亡兄貴と 文秀 は親友で 春児は地元では可愛がられていて、その絆は強い。
しかし 大臣と宦官 は敵対しあう存在。
破滅する中国の流れと、数奇な運命に巻き込まれる二人の物語です。
まだ 読んでいる途中だが おもしろい。
スケールが 超でかい。
現実とフィクションの 織り交ぜ具合が絶妙。
推薦します。