太れ!たつのふ
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ご主人様は 私の事を大切にしてくれています。
私の事を、良きパートナーだと思ってくれています。
たくさんの種類のバイク中から私を選び、1万キロ以上走ったおんぼろの私に今でも乗り続けているんです。
そのご主人様の気持ちに 疑う余地なんてありません。
それなのに私は 事あるごとに 捨てられたらどうしよう とか 嫌われたらどうしよう とか なんで生まれて来たのだろうとか・・・
結局 私が大切にしているのは 「私の恋心」とか「私自身」に過ぎないのでしょう。
私は 自分自身で生み出した「バイクと人間の恋物語」の悲劇のヒロインを演じる事に満足しているに過ぎないのかもしれません。