太れ!たつのふ

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2003年02月04日(火) 最低バイク


私は一度 ご主人様と本気で別れたくなったことがあります。


理由は 今となっては ほんとうにささいなどうでもいいことだった気がしましたが その時はほんとうにむかつきました。



私はもちろん ご主人様と話をすることは出来ません
だから 別れを告げる方法は「エンジンがかからなくする事」です


逆にご主人様からの別れの宣告は「処分される事」です





私は 本気で別れたかったのですが、自分から別れを告げること避けました。自分が悪者になりたくなかったからです。



私は エンジンをかかりにくくしたり、わざとスリップしたりして ご主人様に嫌われるよう嫌われるように行動しました。そうすれば ご主人様のほうから私の元を去っていくんじゃないかって思ったからでした。





別れたいのは自分なのに 「別れの決断」はご主人様にさせようとしたのです。





私は最低だったと思います。






でも ご主人様は 私をバイク屋さんに連れていき、エンジンの調子を見てもらったり、タイヤを見てもらったり・・・・





その後 私はご主人様への「好き」という気持ちを取り戻し 徐々に エンジンも簡単にかかるようにし しっかり走るようにして 一緒の生活に戻っていきました。


本当だったら「ごめんなさい。もう一度やり直してください」って言うべき場面だったと思います。頭を下げるべきだったと思います。




でも 私は何もなかったようにご主人様の元へ戻ったのです。





自分でもひどいってわかっています。




わかっているんです。



ずるいんです。





ご主人様は いつもだまって 私を受け入れてくれます。



あの時「愛」と「恋」の違いがはじめてわかった気がしました。





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