太れ!たつのふ
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私は ご主人様と一緒にお出かけすることが出来ます
私は なかなか人前では見せないご主人様の表情をよく知っています
私は ご主人様の鼻歌を聴くことが出来ます
私は ご主人様がものすごく寒がりだって事を知っています
私は ご主人様は機嫌がいいと ついついスピードを出してしまう事を知っています
その事を 私は自慢に思っていました
『みんなの知らないご主人様の事を知っている』
でもそれは 私がバイクだから叶ったことです
自然体のご主人様・・・
一人でいるときのご主人様・・・
私が人間だったらそれを知ることは出来なかったでしょう
でも私は それを知ることの引き換えとして
ご主人様と結ばれる可能性を失っているのです
私がもし人間で ご主人様と出会っていたら・・・
考えても無駄なことですね
歴史に「if」が禁物のように 恋愛にも「if」は禁物でしたね