あゝ我が思い 届きしぞあゝ我が思い 恋しきぞ朝日とともに 目覚めしにいつものごとく 出掛けたるただ駅までの 出迎えが我が使命とぞ 悲しけり裂いて走りし 秋風の瞬くうちに 過ぎたりし駅であなたの 帰りおばただ待つのみぞ 我が使命雨に濡れたる 我が身体涙の如し いでたちも自ら出せぬ 涙とて心の鏡と 思いしやあゝ我が思い 届きしぞあゝ我が思い 愛しきぞ