あることないこと
もくじもっと前にかいた日記もっと最近かいた日記


2005年08月06日(土) 思い出してしまうこと-床屋-

髪を切ってきました。
東京に越してきて、近所だから入ったお店ですが、心地よくてそれからずっとそこで切ってもらっています。
ここでは店の奥さんのバンジージャンプの写真が見られます。

隣のお客おじさんは倒されたイスの上でいびきをかき始めました。
散髪されている僕も、心地いいハサミのリズムに眠りそうになります。

そうすると、思い出してしまうことがあります。

*******************************************

小学生の頃、お世話になっていたミスミ(床屋)さん。
ここには行くたびに眠っていました。

手動のバリカン。
粉からつくる顔剃りの泡。
親、子、孫の三段の亀の置き物。
当時はさわれなかったフカフカの茶色い犬。

その頃は、心地のいいハサミのリズムに、カットの途中なのに熟睡してしまい、著しくおじさんの仕事を邪魔していました。
起こされても
起こされても
すぐに深い眠りに落ちてしまうのです。

ある時はあんまり頭がガクンガクン…前後左右するものだから、お店の息子さん(中高生くらい)が呼ばれて、「お前ちょっと頭押さえてろ」と言われてました。
子供心に、「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」と
思うのだけど、それは夢の中でなのでした。

中学3年のとき
田舎の学校には珍しく教育実習の人が来ましたが、
それがミスミさんの息子さんで、
「頭を押さえた話」
をされて、いたく恥ずかしい思いをしました。

いい床屋さんに行っていたなあ、と思います。

*******************************************

帰り道に、とんこつラーメンを食べてきました。
ここでは店員さんのスノボ写真が見られます。


no-plan |MAILHomePage

My追加