栗戸くらの日記

2004年09月28日(火) きょういくについてかたーる

今日の「先生教えてくださいSP」の教育をテーマにした議論を見て思ったこと。
マジで語ってるので、マジな話が駄目とか、小娘の語りなんか聞けるかッて人はリターンしてちょ。

















なんすかね、学校教育は、子供の将来の取捨選択の幅を広げるためのものだと思う。
世の中にはこんなことがありますよ、こんな仕組みで成り立ってますよ、こんな未知の部分がまだあるんですよって教えて、子供に興味を持たせてやらなくちゃならない。
知識の増加は、道の選択を増やすことにつながるわけで。
将来のために具体的に今から何をすべきかなんて子供が考えれるわけないから、大人たちが最低限の知識を植えつけてやる必要がある。それが義務教育の意義だと思う。
なのに、最終目標を大学受験と想定している教育方法で、子供が興味を持つわけが無い。
面白い授業ってのは、先生の冗談が面白い授業とかじゃないし。
義務教育を押し付けだと考えてる先生も絶対間違ってる。(←学校で勉強しなくちゃあかんだろ!という意味で否定してるんじゃなくて、子供に知識を与える場を大人は提供する義務があるという主旨で言ってるのであしからず)
勉強なんてつまらないものだ、と考えている教師がいることには驚いた。
そんな先生の教える授業に学ぶことなんてないわよ。
学びたい子供だけが学べばいいなんてよく言えたもんだわ。
何故学びたくない子供がいるのか考えたことあるんか。
教師を含めた教育環境が悪かったからでしょーが(子供の個々の資質に係るところも勿論ありますけど、可能性として五分五分じゃないかなと思う)

そういうわけで、つまるところ何を言いたかったかというと、ラサール石井を応援してましたってこと(←番組見てない人にはわかんないよ)
おもんない授業して、子供からやる気や興味を失わせて、将来の取捨選択の幅を狭めるのだけはアカン。
そういや私は中学1年以来、それまでそこそこ好きだった数学(小学校までは算数か)が大嫌いになりました。勉強もしなくなったし。そういう体験があるから、教師のせいだーって言ってるだけで、私的な感情を多々含んでいる意見な訳ですけど(笑)
で、勿論、大人になってから勉強して幅を広げるという手もあるけど、子供のときのほうが絶対に頭が柔らかいし、覚えたことを忘れにくいからねー。

社会保険庁の年金流用にも心底ムカついたけど、教育問題は最優先事項じゃないでしょうか。


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