| 2003年02月10日(月) |
さわやか好青年の正体 |
栗戸、男に騙されるの巻
バイト先で配達注文が入った。 ものすごく弁舌爽やかな好青年風。 楽しげに相槌を打ったり、何が面白いのか軽やかに笑ったりする。 しかも最後には、「配達ガンバレ!気をつけてきてねー☆」とエールまで飛ばしてくる。(私が配達に行くわけじゃないのに) 声もカッコ良かったので、私はとても爽やかでカッコイイ好青年を想像した。 趣味はテニス、歯は白く輝いているに違いない。 そして絶対変人だ!!(断言) 妄想を膨らませた栗戸は、配達のバイトM君に事情を話し、どんな人間か観察してくるように頼んだ。
程なくしてM君が帰ってきた。
M:「栗戸さんの言ったとおり、変やったよ」
栗戸:「えっ、どんな風に!?」
M:「弁当3つ頼んでたやん、あれ一人分やできっと」
・・・・・・デブかい!!
栗戸:「そ、そっか、デブか、あんなに爽やかな語り口やったのに・・・」
M:「しかもちょっとオタクっぽかった」
栗戸:「え、どんな風にオタクっぽいの?」
M:「玄関にアニメの女の子のポスターが貼ってあったし、靴箱の上におじゃ魔女ドレミのフィギュアがあった」
栗戸:「それってオタクっぽいんじゃなくて、もろオタクやん!!」
テニスが趣味で歯がキラリと輝くであろう弁舌爽やか好青年の正体は、デブでおじゃ魔女ドレミが大好きなアニメオタクでした。 ギャース! もう声で騙されないぞ、うぅ。
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