| 2010年05月05日(水) | ||
| そしてスペインではアマポーラ(作品違い) | ||
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GW後半はカレンダーどおり休めました。 というかもう皆でGWは休もうぜ、それで土曜休出しようぜという世論がチーム内に渦巻いたというか(笑)。 でもこのGWで旧交を暖めたりいつもの交流もしたりで、当社比で活発に動けたので楽しかったです。人と話しをするって力になるなぁ。 明日からまたがんばります、まずは起床を(そこから?)(そこから)。 で、今日は花組さん観てきました。マイ初日にして壮マト部新年度初自主練(笑) [花組メモ:虞美人メモ] ・まず第一声は「ポスターと作画監督が違う!!」です(爆笑)。某鎧伝で言うと村瀬さん(ポスター)と塩山さん(舞台)ぐらい違った(伝わらない)。彩音はともかく、マトさん明らかに主線がGペンだし、壮さんヅラ違うし!(笑)。 ・が、今回は実によい真飛聖だと思いました。終始メンチ切ってる真飛さんがカッコよすぎて笑いが止まりません(笑うところなの?)。マトさんの過剰顔芸が今回はすんなりハマっているというか(禁句)、あのオラオラ押し出し営業、それでマトさんのハートフルで全てを受け入れるところは全面に出ていたかと思います(何をえらそうに)。 ・項羽さんの「他人に仕事をまかせられない」というのは ・かたや劉邦さんは何も背負っていない人、あれだけ人望を集めていながら、彼は誰も背負っていない、だから自由でだから皆惹かれて。そんな劉邦が初めて「人々の想いを背負う」事をしたのが、最後の四面楚歌の場面への反撃にでるところなんだと思う。頂点に立つという事は、「背負う」事なのだと。それを諭したのが項羽じゃないのかな。その前の場面で足元に累々と横たわる味方敵の死体を指して、それが我々が背負うものなのだと、諭している。初見のゆるい読み込みで、そんな事を漠然と思いました(後で撤回するかも)。 ・虞美人が最後に自ら死を選んだのは、「足手まといになりたくない」と同時に「自分が背負われていたままではいつまでもこの人は死ぬことができない」という意味の解放だった気もしています。そうやって最後のひとりになって、ようやく項羽は「解放された」。 ・そしてその代わりに「背負う」ことを担ったのが劉邦。彼が最後に上手からせりあがって、つっと項羽と交わした義兄弟の契りの傷跡を見る、それはかつての契約のなごりというより、「背負う」ことを継いだこれからの契約にすら見え…… ・これ、SSかなぁ(笑)。ほんと初見なので見落としも見間違いもあるのですが、私の中ではこんな風に繋がりました。 (気をとりなおして) ・改めて「赤いけしの花」の歌詞を聞いてすごい響いたのが 「咲けば散るもの、枯れるもの、何故に咲くのか、虞美人草」 この咲けば散るもの、枯れるもの、がすごく無常感にあふれていて、この作品の主題にすら思えて。でもってあやねちんの虞美人はそんな事を問うてしまうほどに咲き誇っていたなぁと思う。 ・で、「何故に咲くのか」に対する答えは、そこに太陽(項羽)があったから、なんだろうなぁ。ただそれだけの、それ以上はない理由。ただそこにいることに、それ以上もそれ以下もなく、ただ、咲いていたなぁ。 ・相変わらずキムシンは壮さんの事好きすぎるな!と正直同族嫌悪です(爆笑)。つうか「誰も愛さない」あー、言わせちゃったかー(笑)。思うに壮さんの中にあるどこか「虚無」と名づけるしかない部分(わかりにくい)が、演出家に書き込みをさせたがるんだろうなぁ(私にドリームを抱かせるんだろうなぁ)……。前半のかわいこちゃんに囲まれてでれでれしているところも最高によかったのですが、壮さんの真骨頂は最後の皇帝になって「楚の国の歌に歌詞をつけろ」っていうあの辺りだと思います。↑辺りの自分解釈も込みで、次回観劇時、冒頭の死の前の台詞がどう響くのか、すごく楽しみです。 ・それはそうと、あとから暴露される「実はあの時がふたりのはぢめてでした☆」の、彩城レア君を切ったとき(ごめん役名しらべる気力ない)……項羽は人に斬りつけられて、人を殺して気が昂ぶっているんでしょ?虞美人も「疑われた、なら死にます」とちょっとした興奮状態だったわけだよね……?ごめん、「うっわ、なんかえっろ」と思ったのを白状しておきます。 とりあえず初見感想。実は手持ちのチケットはこれで0になったのですが、これから頑張ってチケ集めます(いい笑顔)。個人的には今まで観た大劇場公演の中では一番真飛聖さんにあっているような気がしています。 |
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