| 2009年07月06日(月) | ||
| うるわしく、うれえる | ||
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[伝書鳩返し] ・>ソロモン映画マスターの六実さまに質問です(笑) >「レビューシネマ」として楽しむのに、 >お勧めの座席(位置)はありますでしょうか? な、なにそのあたらしいかたがき!(笑) 期間もないので慌てて答えますが、そうは言っても所詮は映画(二次元)ですから、どこで見ても同じかなぁと思っています。複数回みられるなら、一度前の方で見て音が降ってくる感覚と映像に酔う(ほんとに酔います)(笑)のも面白いと思うんですが、普通に縦にも横にもまんなからへんがオススメです(本当に普通だ)。 今週の金曜日で終わりですからね、是非見に行ってみてください。 ・>ついでと言ってはなんですが、六実さんなりの解釈をお聞きしたいところが。 >海でミズさんが最初にユミコさんと絡んでいるのに、 >途中でキムさんと入れ替わるのは何故なのかな・・・と。 >わざわざ同じような衣裳で入れ替わっているので。 ああ!「入れ替わっている」っていう発想はまったくなかったです。なるほど、そうともとれるなと、ちょっと目ウロコでした。 私的にあそこはユミコ氏もキムも娘役たちと同じ「海」なんじゃないかと思っていました。海の激しさ、残酷さ、やさしさ、それを象徴する存在。そしてその中でガスパール(指輪)と赤い珊瑚だけが異質なものとして際立っているような。そして指輪と珊瑚はやっぱり交わることもなかった、かな、と。 ま、そんな抽象的な解釈はさておき、公演中から思っていたのはあそこは「受が自分好みの攻様を探してさまよう物語」です(笑)。ユミコ氏を突き放すとき「お前では俺を満足させることはできないいいい!」って聞こえるんですが、となみが出てきた時「真の攻様キター!」って聞こえるんですが、私だけですか私だけですねふざけてすみません。 結局答えは誰にも出せないかな、と。答えを知っているのはオギーだけだし。それぞれが感じるままに感じるままに深読みしたり萌えたりすればいいと思っています(笑)。 それにしても世間て本当に狭いですね(笑)。 ソロモン映画は本当に観るたびに同じ事を思ったり違うことを思ったり。舞台だと視点はあくまで自分本位だけれど、映画は視点を固定(カメラと同じ視点)されているだけに、逆に回数を重ねれば重ねるほど、同じ場面でも全然違うものが見えたりもしました。ほんと、全然飽きなかったなぁ。 何か語りたい気もするけれど、何も語らなくてもいい気もするし、何も語りたくない気もする。ただ確実に思ったのは、もうこれを生で観られる事はないんだなぁと。寂しいとか悔しいとかじゃなくて、事実としてそう思いました。 |
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