2008年12月30日(火)
ナパームスクエア2008


 年末恒例の帰省中です。
コタツで帝松をやりながらカラマーゾフを読む妹と、その隣で家電芸人に笑いながら焼酎一升瓶抱えている兄、というひどい家族団欒の図を繰り広げております(笑)。

 それはさておき恒例の今年の総括です。
 大丈夫、テキストは酔っ払う前に書いています(笑)。

  

[ナパームスクエア2008:前段]

 とりあえず今年観た物列挙。時系列にあげています。複数回見ているものはマイ初日換算。

2008/1
・星組東宝「エル・アルコン」「レビュー・オルキス」
2008/2
・雪組東宝「君を愛してる」「ミロワール」【3】
・花組中日「メランコリック・ジゴロ」「ラブシンフォニー2」
2008/3
・花組青年館「舞姫」
2008/4
・星組青年館「赤と黒」
2008/5
・星組バウ「アンナ・カレーニナ」(麻尋ver)
・宙組東宝「黎明の風」「パッション・愛の旅」
・月組東宝「ME AND MY GIRL」
2008/6
・雪組全ツ「外伝ベルサイユのばら」「ミロワール」【1】
・雪組バウ「凍てついた明日」(B班)
・星組大劇場「スカーレット・ピンパーネル」
2008/7
・花組東宝「愛と死のアラビア」「Red Hot Sea」【1】
2008/8
・雪組大劇場「ソロモンの指輪」「マリポーサの花」
・星組東宝「スカーレット・ピンパーネル」【4】
2008/10
・雪組東宝「ソロモンの指輪」「マリポーサの花」【6】
・花組全ツ「外伝ベルサイユのばら」「エンター・ザ・レビュー」
・花組青年館「銀ちゃんの恋」
2008/11
・星組青年館「ブエノスアイレスの風」
・星組全ツ「外伝ベルサイユのばら」「ネオ・ダンディズム3」【3】
2008/12
・宙組東宝「Paradise Prince」「ダンシング・フォー・ユー」
・雪組DC「カラマーゾフの兄弟」

ついでにイベント系、外部も。

2008/10
・東京国際映画祭「ソロモンの指輪」/AQUA5ライブ
2008/11
・銀河劇場「SHOW TUNE」
2008/12
・スタジオライフ「パサジェルカ」
・シアタークリエ「RENT」


 こっそり観劇回数も数えてみました(外部、イベントは入れてません)……去年の倍近く、というか過去最高観劇回数でした(わあ!)。管轄組が増えるってこういうことか、いや主演にハマるってこういうことか、いやもうぼかすのやめようあたしほんとミズナツキさんの事が好きすぎる……っ!


(しばらくおまちください)





[ナパームスクエア2008:客観的総括」

 そんな状況なんでもう冷静な判断は下せないし、そもそも観劇回数が偏りすぎているしなんですが、できるだけ客観的になって考えたことをさらっと。

 ベスト選出はしませんが、(私が)客観的に考えて(私的に)総合点が一番高いのは「舞姫」だと思っています。次点で、というか僅差でスカピンなんですが、僅差の理由はタカラヅカオリジナル(しかも新作)かそうじゃないか、という点です。
 改めてこうして見てみると、再演が多かったなぁと感じた一年でした。そして再演って難しいよね、と。初演版を見ているか見ていないかで全く判断が異なるかと思うのですが、いくつか見た再演作品の中で、再演はこうあるべきだと思ったのが「凍てついた明日」。初演に比べてこと細かく手を入れているのに唸りました。オギーが言う「再演はできるけれど再現はできない」の言葉もずしりと響きました。再演版のキャストがうまくハマったかなと思ったのが「メランコリック・ジゴロ」。逆に再演でもかたくなに自分の脚本を変えなかったなぁと思ったのが「アンナ・カレーニナ」(でもこれはワークショップ的な意味合いもあった訳だからそれはそれでいいと思うし、逆に麻尋せあらの「こどものような」ヴィロンスキーとアンナを生み出したミラクルもあったかな、と)。そうした流れの中で再演を繰り返してきた「ベルばら」に対して外伝というアプローチをかけた全ツ三部作を実は評価したいのですが、何分、実態はああだったからねぇ……と(笑)。
 何が言いたいかと言うと、来年からの年間10公演で、今ですらこんな状況なのだから、もっと再演物の比重が増えると思っているんですよね。今一度、再演の意義について考えた方がいいんじゃないかなぁと。再演が悪いとはいません。ただその再演を何の為にするのかちゃんと考えているのかなあとちらりと思います。その再演の意義が若手の育成でも客寄せパンダでも前作を再構築でもいいとは思うんです。意義はその都度違うものだと思うので。
 ええっとようするに安易に再演するなよ、と(笑)。


[ナパームスクエア2008:主観的総括」

 主観的と言うか、六実さんのこの一年を振り返ってみると、一月に高らかに麻尋担宣言したその直後に完璧に水没(笑)してました。うわー、ほんとこの管理人節操なさすぎる!(ということも最初は気づかなかったぐらいやっぱり別文脈だったんですけどね)。去年の暮れぐらいからナツキフィーバーは来ていたんですが、まだあの時点では「あのオカマかわいいなぁ!」ってきゃっきゃしていたんですが(そんな擬音を発していい歳じゃありません)、この一年でさらに深いところに沈んだなぁと。あの人の舞台を見れば見るほど、中の人を知れば知るほど、どんどん好きになってしまった、て、思います。ほんとうに、こういう気持ちは今まで私の中になかったもので、いまだにそれに戸惑いもするのですが、でもそれでこの一年ものすごく楽しかったし幸せだったなぁと……ガチ担ですから(笑)。
 じゃあガチ担らしくミズナツキベスト選出ということで、うっかりどれも好きでどれも(自己解釈も含めて)楽しんでしまったので甲乙つけがたいんですが、やっぱりネロ先輩だけは別格かなぁと。役として好きという面とあの役に取り組んでいたミズナツキさんも好き、もといその境目がなくなるほどのあの生きざま(役としてもナツキさんとしても)が好きだった。忘れられない公演です。客観的にベストとはいえない作品だと思うのですが、主観的にはやっぱり「マリポーサの花」がベストです。

 麻尋の事に関してはほんと晴天の霹靂すぎて(苦笑)。この一年、ようやく何かをつかんだのかなぁと思った矢先だったので。やっぱり麻尋があの舞台発する熱とかいろいろなもの(笑)が私は大好きで、それを最後まで見届けてやる!な麻尋担宣言だったんですが、その最後がこんなに早く来てしまうなんてな……。
 とりあえずマシンガン内で、麻尋クロニクル(過去マシンガン発掘再評価作業)はやろうと思っています。なんか過去の感想並べたら「やっぱりつかみどころねえ!」で終わってしまいそうな気もするのですが(笑)。今、言葉がでてこないのなら、過去の言葉にとりあえず依っておこうかと。自分なりの形で見送りたいなぁと思います。

 あと今年の私的トピックスとして、吉野さんの炎の壮マト語りから発展した室蘭≒壮一帆の公式がものすごく衝撃的すぎました(笑)。来年の指標にします(どうやって)。


[ナパームスクエア2008:金平糖釜的総括]

 (そこで総括するのか)(ええまあ)。
 と言うわけで今年もよく漏れたなぁと思います。ちなみに前段リストの【】書きは観劇回数ではなく書いた公演SSの数です(笑)。ほんと最近は観劇感想とSSの境目がなくなってきている気もしますが(笑)、基本二次創作師なので、どのSSも書いていてすごく楽しかったです。
 今年のかけざん的トピックスは、夢乃×麻尋が生まれたこととか、47がうっかり始動した事かなぁと(それもトピックスに入れるのか)(ちなみに47はやめる気全然ありません)(ついでにエロ本企画もちゃんと最後までやりますよー)(脱線)。あれ、意外に新しいかけざん生れてないかも?公演SSがメインだったって事かなぁ……。
 来年はわかりやすい壮マトが舞台で実現することを祈りつつ(わかりやすい壮マトなんかあるのか?)(笑)、シズルとハルキをメジャーカプに押し上げる活動をしたいと思います(笑)。


[ナパームスクエア2008:MVP]

 それでは最後に恒例のMVPを発表します。
 今年のMVPは「ポメラ」です。
 (それ個人名でもかけざんでも作品でもないから!)(笑)
 いやでもそれぐらいにほんとポメラの登場は衝撃的でした。実家に帰ってきても大活躍中です(笑)


 以上、2008年総括でした。とりあえず来年の目標はナツキ担のお友達をつくること(笑)、と言って総括を〆たいと思います(それで〆ないで!)(笑)。




 そんな感じに今年もお世話になりました。
 来年もよく萌えよく漏れますよーに!


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