| 2008年04月09日(水) | ||
| 新しくなったチケットのゴシック体が怖い | ||
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唐突ですがAQUA5のアクアマリン(そのネタもう通じない)、凰稀かなめさんの話をします。 後で考察します、てゆってたアレです(そう言われても通じない) [雪組メモ:輝彦君の話] ナツキ墜ちしたおかげもあり、今回の輝彦君がよかったこともあり、そしてゆなひこ君がうっかり素でかなめ君呼びするほど好きなこともあり(笑)、私の中で輝彦君の株が上昇しています。 ところでAQUA戦隊広報活動の映像を整理しているときに気づいたのですが、テレビという普段とは違う媒体にもかかわらず、輝彦君は全く気負っていないように見えたんですよね。かたやその対にいる彩那音ちゃんは、テレビという媒体になじみきれていない感じがしました。もちろんそのテレビ媒体に馴染んでいない彩那音ちゃんの在り様は否定の意味ではなく、むしろ「彼の基本は舞台人だから」という肯定的な意味と思ってください。ちなみにナツキさんユミコ先輩のすっこはそれまでのキャリアからちゃんと舞台人でありながらテレビ仕様になっていたという判定です。じゃあこの輝彦君と彩那音ちゃんの違いはなんだろう?フェアリーズ効果?(いやどっちもフェアリーズだよ)思わず腕を組んだぐらいに、AQUA5な輝彦君は「気負っていなかった」んですよね。 で、前述しましたが、今回の芝居で「身の丈にあった役」をやった輝彦君。でも回数を重ねていくうちに「この学年(男役10年を前にした時期)にこの役(ヘタレ)が当たるって事は普通に考えれば「不利」なんじゃないかな」と思い始めました。「ヘタレ」とか「情けない」とかは本来路線バリバリな男役さんにはそぐわないキャラ立てだと思うんですよね。それを若いうちにやっちゃうことはかえってマイナスと言うか。逆にそれを舞台で成立させる為にはある程度キャリアを積まないと、「ヘタレ」「情けない」でも「男役としてカッコいい」にならないと思うんですけど。例えが適切ではないかもしれませんが、涼さんがようやく「男役はキザってなんぼ」から、肩の力をぐっと抜いて自然体に「ヘタレ」「情けない」を舞台で成立させられるようになったのはつい最近(男役十年を越えて)の事な訳で。更に例えが適切じゃないかもしれませんが、大真みらんさんは比較的若い頃から「ヘタレ」「情けない」を舞台で成立させることが出来ていましたが、それはひとえに彼がやくしゃでありそして路線男役ではなかった(言い方は悪いのですが、まさにそれ)から成し得た事だと思うんですよね。 ところがそれを今回輝彦君は「路線男役」で「若くして」で、「ヘタレ」「情けない」を演じている(そしてそれがちゃんと成立している)訳です。だからと言って彼はやくしゃではないと思います。で、そこで気づいたのは 「この人、男役という鎧を着ていないんだ」 という事です。 男役としてオギャーと生まれたその瞬間から、身にまとっているはずの「男役という鎧」。それは下級生にとっては足枷でしかなく、それを着たまま自由に動き回ることもできず、あたふたしながら、段々その鎧を着こなして、いっそジャージ着ているぐらいの感覚になって、最終的にはその鎧を脱いでも「男役」として舞台に立てる事ができるんです。ところが輝彦君はこの「男役という鎧」を着ていなかったんですよ。最初から。だから、あんなに気負わずにテレビ媒体に出たり「ヘタレ」たり出来たんじゃないかな、と。逆に彩那音ちゃんはまだ「男役という鎧」をガッツリ着こんでいる学年で(本来輝彦君も着ている学年のはずなんだけど)、ナツキさんユミコ先輩のすっこはその鎧をTPOに応じて脱いだり、男役ジャージぐらいに着替えることができている。それがあのテレビ媒体で私が感じた印象の違いなのかなぁと。 そう思うと、これまでの輝彦君が全然ダメだった(私はそう思ってました)のもわかる気がする。だって彼は男役必須アイテムである「男役という鎧」を着ていなかったんだもの。ただその美貌と路線という立場で舞台に立っていた。ある意味まるはだかで舞台に立ってたも同然なんです。だから今、鎧を脱ぐ事を要求されるような場所(テレビ媒体)や役(ヘタレ)でも気負わずにできるんじゃないかと。 ところが、今回のショーの輝彦君は私は目ウロコ落ちる勢いで「イイ」と思ったんですね。ほとんど別人に見えた。これまたナツキ閾値テストの流れで(笑)過去の映像で見る輝彦君と全然違う。それを最初私は「やべえついに自分が男前って事に気付いた!」と思ったのですが、実際はここにきてようやく「男役という鎧」を身に纏い始めたんじゃないかと。普通に考えれば、今まで着ていなかったものを着るわけですから、その重さにべちゃ、とつぶれそうなのですが、輝彦君は逆にここまで裸一貫(違)でやってきたが故の舞台人としての筋肉を備えているんですよ。「男役という鎧」が枷となることなく、のびのび健やかに育ってきた筋肉、そして路線として培ってきた経験値。そんな輝彦君がついにその鎧をまとっても、何の遜色なく動ける。むしろその鎧を得てHPとかMPとかがドカンと上がったんじゃないか、と思った訳です。 まあ一言で言えば「輝彦君変わったね」「成長したね」「良くなったね」で済むのかもしれませんが(笑)、外野から見ている私が思わずこんな事を考えてしまうぐらい、輝彦君の今のあり方がものすごく興味深いです。この後どうなるのか、楽しみというより、興味深い。 輝彦君にクライドでバウ主演×2が当たった時、「ガチの路線なんだからわざわざAB日程やらせなくても」「雪組一人っ子政策が」「甘やかされている」みたいな世論が大半だったと思うのですが、私はそれはものすごく試されていると思ったんですね。優遇ではなくて、試練。輝彦君大変だなぁと。ところが今、こうして「男役としての鎧」を纏い始めてクラスが上がった輝彦君がクライドをやる、なんだか当初とは全然別の意味で楽しみになってきました。 ガチの路線君である凰稀かなめさんは、(私なりの無理矢理論理ですが)ものすごく面白い育ち方をしてきたなぁと思います。凰稀かなめさん、どうなるだろうね。 わかりにくいですがものすごく好意ベースです。 「凍てついた明日」を楽しみにしています。 お口直しに軽めの話題を。 [ナツキノート] 唐突に、昔こんなネタ書いたよなあと、マシンガンを漁ってみました。 今読んでも面白かったので(私だけが)、ちょっと自己引用しておきます。ちなみに2005年の霧のミラノの頃です。 <引用そのいち> でさ、あの組はトップさんからしてオヤジだから仕方ないと思うのね。そう思うと水先輩がどんどん可憐に思えてきた(笑)。そして脳内にくりひろげられる小室部長、貴城課長、壮係長とOLなつきさんのオフィスコメディ(ええ?)。 ・小室部長は妻帯者。なのにいろいろニアミスしていると思う(含)。でも寸前で「あ、俺妻帯者だった(素)」って思い出すんだと思います(ひでえ)。 ・貴城課長は「なつきちゃん、今日、服がかわいいー」とか平気で言うと思う。 ・壮係長はその男性平均の握力で(@ナウオン)、シナぼんがあけられなくて困っているジャムの瓶をあけてあげるといいと思うよ? ・そしてそんな三人のオヤジ上司が繰り広げる「もしかして今のセクハラ?」な行為に翻弄されるなつきちゃん。ああでもいづるさんもリサさんもマイサキさんも大月さんも全然気にしていないみたいだけど……。 </引用そのいち> <引用そのに> 「ありがちな光景」 課長「なつきちゃーん、スカート短いんじゃなーい?(ニヤニヤ)」 いづるさん「違いますよ!なつきさんは足が長いんですよ」 (そこを通りかかった係長)。 係長「あ、なつきちゃん、見えるよ?」 なつきさん「えええ?」 係長「うっそぴょーん」 シナぼん「もう!係長(と書いてデスクと読む)それってセクハラですー!」 (それをニヤニヤ見ている部長)。 マイサキさん「部長、何ニヤニヤしているんですか?」 部長「いや、なつきちゃんの足綺麗だなぁと思って(見たものを感じたままに)(まったく悪びれてません)」 三大セクハラ上司に晒されているおんにゃのこチームですが、多分その真理は ・いづるさん(気付いていない) ・さゆたん(気にしていない) ・マイサキさん(どうでもいい) で、この環境に唯一警鐘を鳴らすのがシナぼんなんですが、実はそのシナぼんが一番係長(と書いてデスクと読む)の真意の見えないセクハラに晒されている事に本人が全く気付いていないという図式です。 がんばれ、なつきさん(完了)。 </引用そのに> <引用そのさん> ・宴会ネタ(宴会開始一時間前からスタンバイをしている小室部長)(真顔でネクタイハチマキスタンバイOK)(ビールに枝豆、すでにほろ酔いでも真顔)(そこに先乗りで来た幹事のおっくんが驚く)(「あ、この分は俺が自分でつけるから(=宴会の会費とは別会計にしているから)」)(いやそういう問題じゃないんだけどなんとなく納得してしまうおっくん) ・温泉旅行ネタ(特別参加の部長夫人(小室部長とは社内結婚)(OLちゃん達のカリスマ的先輩))(娘役OLちゃん達を集め娘役とはOLとはと心得を説く部長夫人)(先輩スゴイと素直に聞き入る後輩達にうんうん今日もうちの娘役OLちゃん達はカワイイと満足顔のりら夫人)(「ちょっと奥さんーそこでハーレム作ってないでー」と貴城課長のツッコミがはいる)(「なつきちゃん、行ってきな」)(「ええ?あたしですか?」) ・なつきさんの禁酒禁煙ならぬ禁ハーゲンダッツ宣言(なつきの夢はバケツプリンならぬバケツハーゲンダッツ)(いっそハーゲンダッツのプールで泳ぎたい!)(そんななつきさんにハーゲンダッツカフェで奢ったり、カップを買ってあげたりと食べさせ放題の上司達)(ああ!太った!なつきさんショック!) </引用そのさん> これも何かの予兆だったのかなぁ(笑)。でもこの当時はやっぱり「!!!!」とはなっていなかったんですけれどね。今も昔もイジりたい対象である事には間違いないようです(笑)。 しかしこの頃の雪組てほんと豪華(朝海貴城水壮)。 |
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