| 2008年01月12日(土) | ||
| 「ちゃんと僕の方を見ていないと駄目ですよ」 | ||
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涼茶行ってきました(多分誰も行ってないって思ってない)。 この場をお借りしまして日程教えてくれたロムっ娘ちゃんありがとうございました。 しかし早い日程でびっくりしました。お年玉もらえるかと期待してたけどもらえなかったよ……(オマエいくつだ)。 繰り返し言いますが、ネットが広がったこの時代に、もうウチの仕事じゃないよなと(ちゃんとした報告がいくらでも拾えるよね)思いつつもそれでも書くのは自分が忘れてしまうからです。そして割とものすごいイキオイで書き上げるのは、速報性で色んなものを誤魔化そうとしているからです。君、何をそんなムキになっているんだ?(さあ) と言うわけで今回も話半分、カン違い多数、前後左右時間軸入り乱れ、妄想上等で行きたいと思います(最後のは余計です)。 ちゃんとした、報告、よそで読みましょう(標語)(笑)。 [涼茶メモ] ・今回も入場前の暗転プレイで(プレイ言うな)、今日は何するんだとドキドキ待ち構えましたが普通に「オルキス通り」を歌って登場。いやしかし涼さんの衣装がある意味自縛プレイです(爆笑)。コルセットみたいなメタル素材のベルトで涼さんの細腰が!オギーピンクなストールを首に巻いていたのもかわいかったのですが、着ていた黒コートの裏地がピンクですごいかわいかった。そういえばさくらの時も黒×ピンクだったなぁ。ついでに涼さんへのプレゼントもピンクのベルトだった。今、涼さんの中でピンクがアツいのかしら? ・舞台のテーブル上には「好きよ大好き愛してる」と書いてある柚希礼音さんからの赤い蘭の花束が!ムラでは涼さんが「クラブ蘭・新装開店」の花を柚希茶に入れた話も交えつつちゃんと解説してくれてました。 ・「あけましておめでとうございます」と乾杯。そして今日も涼紫央のオールナイトニッポン、司会進行ナシでマイネタメモ片手にさくさく始まります。そして今回も記念撮影以外は一度も座らず、ステージ花道会場を練り歩きながらトークトークトーク……なんつうかもう茶会のプロだと思うあの人(素)。 ・芝居話。劇画原作という事で、普段なら自分に当てられて書かれた役だけれど、原作のイメージに自分を近づけていかなくてはいけない、と。同じような事をベルばらの時にも言っていたなぁと思っていたら、ベルばらを例に挙げて「涼紫央のジェローデルではなく、ジェローデルの涼紫央を要求される」と。でもベルばら(宝塚の古典)ならともかく、ましてやヨシマサ脚本なんだからそんな事気にしなくてもいいのになぁとちらりと思いました。 ところで涼さんはいつも漫画じゃなくて劇画って言うね、なんでだろう? ・そんな原作イメージを大切にしつつ、ヅラは自分に似合うもの、という事でヨシマサとも相談してロングにした(ほら、やっぱり気にしてないよ!)(笑)。「自分で似合うと言うのも変ですが」いやいや、涼さんは自分を知り尽くしているもの。 ・ある日、舞台監督さんから船のセリ上がりの所に隙間があるから気をつけて、と言われてそこではた、と自分が今回舞台の「奥っ面」に行っていないと気づく涼さん。ほとんど上手の花道と銀橋ばかり使っている(通称・エドウィン通りと言うそうな)(笑)。そっかー、あっち(舞台奥)は船だから海で自分はやっぱり陸(軍)なんだなぁと納得した涼さん。 ・おとめで「恋人のいる役」がやりたいと書いていた涼さん、今回念願の「恋人がいる役」だけどすぐに振られてしまいます。でもひどいと思いませんか?だって浮気されたあげく「ティリアンの方が魅力的」と言われてしまうんですよ!と憤慨する涼さん、会場の男性に「どう思われます?」としきりに同意を求めてた(笑)。「私が男だった胸倉つかんで叩いてます」ヒィ!(喜ぶな)(Mだから)。それでもペネロープの為に復讐をするエドウィンはとても優しい人だと思うので「結婚するならエドウィンがいいと思います」……だよなー!(笑) ・そんなエドウィンはペネロープとどのように知り合ったのか、と聞かれて想定していなかったらしく「え?どのように?ナンパとか?いやいやタカラジェンヌがナンパだなんて」と自らツッコむ涼さん。いやでもエドウィンはタカラジェンヌじゃないぞ(笑)。ちなみにペネロープの第一印象は「自分と似合いそうだな」と(笑)。「エドウィンはペネロープの事を愛していたと思うんです、でもエドウィンは自分が一番大好きだと思うので」……だよなー!(笑) ・ショーの話は主にマダムでした(笑)。カツラの話になって今回は持ってきたんです、と一番気に入っている赤毛のカツラを披露。しきりに「どなたか被りたい人いますかー?」と(笑)。逆にかぶってくださいのリクエストには「恥ずかしい」と。赤毛のカツラは第一印象で思いついたそうで、カツラ屋さんに相談したら「インターネットで赤毛で検索して取り寄せてくれました。インターネットってすごいですね!」……だよなー(笑)。 ・ちなみにヅラのセレクトは、いつも手入れをしてくれている華苑みゆうちゃんが、毎日「今日はどれにしますか?」と聞いてくる時に、ファンの人の手紙とかを参考にして、でもだいたい順番に均等に選んでいる、との事。需要に合わせつつ適正供給を図っているということですね!(無駄に御曹司変換するな)。 ・「娘役さんにはかなわないのはわかっています」と言いつつ、舞台では自分が一番綺麗と言い聞かせている涼さん。ファンの人からの綺麗の声も「耳をダンボにして」聞いて自分を盛り上げている涼さん、でも東宝の稽古場で改めて鏡を前にして「自分が思っていたほどきれいじゃない」みたいな事を言って愕然したとか……でも私むちゃくちゃかわいいと思うよ? ・今回、楽屋に来てくれる人が皆、女役を褒めてくれるそうで。で、昨日もワタさんが見に来ていて女役を褒めてくれた。でも今こうやって女役がちゃんとできるのはワタさんがベルばら小雨の時に色々教えてくれたからだ、と感謝する涼さん。ついこの間、涼さんをかわいくしたのはワタさんの愛の広場だよな、と自分が言っていた事と重なって我が意を得たり、です(私が勝手に)。 ・で、女役をやっているからこそ「え、あの人がこの人と同じ?」みたいな意外性を打ち出したいという涼さん。他の場面は意図的にオールバックにして、そのギャップを演出しているとの事。 ところでこのオールバックは涼さんの伝家の宝刀(笑)で、本当はあまり出したくない、いつか自分がすごい悪役(それこそひげを付けるような)をやる時に「黒髪のオールバック」で行きたいと思っていたのでずっと封印していたそうですオールバック。それでもやっぱりそういう「え?あれがとよちゃん?」な意外性はファンも喜ぶからとオールバックを解禁しているんだとか(でもキンパだから完全な解禁ではないと注釈するこだわりよう)。 で、いつか本当にそういう役が来て黒髪オールバックになったら是非みなさん客席で「え?あれがとよちゃん?」と声高らかに言ってください、と煽る涼さん曰く「これをサクラと言います」……わかった、練習しておくよ! なんだか説明になってないんですが、ほんとそういうこだわるところ、好きだなぁ。 ・ショーで好きな場面はやっぱり黒燕尾の場面。今回オスカル先生の振り付けとか外部の先生の振り付けとかがほとんどだけれど、あそこが宝塚ならではの場面でぴりりと締まる、と。そういう色々な振り付けができるから、こうやって宝塚の場面も活きてくる、と。 ここだけに限ったことではないんですが、涼さんて宝塚のなんたるかをわかっているよなぁ、としみじみ思います。 ・「タンゴは娘役が強く出たほうがカッコいい、そうすることで男役も良く見える」という事で、相手役のアヲノに強く!言っている涼さん。 いけ、アヲノどーんといってしまえ! ・博多の話。いつもはひとごとだった役替わりが自分に回ってきて、役替わりの大変さを痛いほど痛感(笑)した涼さん。「毎日12時ぐらいまでゆかりと居残りして」(はい、ここ赤線引いて!)がんばっていた涼さん。その苦労話をしつつふと、「でも苦労という言葉は使いたくない」と言う涼さん。自分が好きでしている仕事なのだから、苦労することだって幸せな事だと言い切る。そんなこんなで初日の拍手をもらって泣きそうになった涼さんなのでした……うわあ、私が言葉にすると薄っぺらいですが、ものすごくいい話でした。 ・博多の思い出で「博多ってすごいですよね、タクシーワンメーターで駅にも空港にも海にもいけるんですよ!」と。と言うわけで同期や下級生と一緒に海で花火をしたそうな。花火が終わって、皆で浜辺に寝そべって夜空を見上げたら流れ星が一杯流れていた、と。いい思い出だなぁ。 ・組本の話で、今回はエマエージェーンシーの為のページがあるそうで、涼さんもどんな風に出来上がるのかとても楽しみ、と。組織図の公開をしてくれるらしいですよ?楽しみだー。 ・歌劇の正月ポートのコンセプトは、外国人から見た「Japan」なイメージで。袴で歌舞伎風に見得きって、髪も逆立てて……と。折角だから普通じゃつまらないし、と。あれはいい写真でしたよね(立ち読みした)。正月ポートはポストカードにならないから後で買わないと(自分用メモ)。 ・で、二月の歌劇から、「はなまるマーケットのゲストコーナーみたいに」生徒が一日の写真を撮ってそれにコメントをつける企画が始まるそうで、そのトップバッターが涼さんだとか。その企画の最後には、家族でも友達でもいいから、自分が送りたい人に「手紙を書く」というコーナーがあるそうです。で、涼さんが書いた手紙は「いつも応援してくれるファンへの手紙」。ファンレターの返事は書けないし、こうしてお茶会に来てくれる人には伝えられるけれど、応援してくれるファン皆に伝えたいという涼さん。「いいアイデアでしょ?」とちょっとおどけて自画自賛していたけれど、それが嘘偽りない涼さんの気持ちだから、なんかちょっとじーんとした(笑)。 が、編集のおねえさんに「長すぎます」とバッサリ(笑)。できるだけ字を小さくして載せられる様にはしますが、一部カットしますというおねえさんに「私の熱い気持ちがちゃんと伝わるようにしてください〜」と訴える涼さん。と言うわけで二月号も忘れずにチェックする、と(自分用メモ)。 ・マテさんとのトークショーの話。エンキさんとのコラボライブの時のプロデューサーと、今回のウィーン版エリザベートのプロデューサーが同じだった、という縁でマテさんとの面識があった涼さん。同世代という事で気があって、仲良くなったとか。本当に仲いいみたいですよ?普通に「マテが」ってゆってたもん。なんか一気にグローバルでうっかり「仕事で知り合った貿易商社の外国人と知己を得た」とエグゼクティブ萌え(笑)。そんな縁でマテさんの方から涼さんに声をかけてくれたそうです。 ・「去年一番自分に影響を与えた人かもしれない」とマテさんを称する涼さん。マテさんのファンを大切にする気持ちとか、外国人ならではのオープンマインドに色々学んだ涼さん。トークショーの時の様子を「バウホールがバウホールじゃないみたいだった」と。マテさんのファンも涼さんのファンもノリノリでスタンディングで「わーっ」(ってココで舞台上でそれ真似してぴょんぴょんはねていたのがすごいかわいかった)てなっていたと語る。宝塚は「秘められているから」こそ人気がある部分もあるけれど、もっと前に出ていっていいのかもしれない、というような事を言っていました。 ・トークショーで歌った歌(曲名がよくわかんなかった)の話で「自分は舞台では絶対に男役として立ちたいから」、(本物の男であるマテさんを前にして)女っぽい歌(キー)を振られたらどうしようと思っていたら、マテさんが気をつかってちゃんと男役としてのキーで、お互いに合うものを提示してきてくれたという話(だったと思う……)。そのトークショーで涼さんはしきりに「(マテさんが)宝塚というものを、男役というものをわかってくれているか」「自分が言っている宝塚というもの、男役というものがちゃんと伝わっているか」という事を気にしていたそうで(実際には杞憂に終わったと思うんだけれど)、やっぱりあのひと「歌劇事業部男役推進部涼紫央」だなぁと思った次第です。 ・どこでその話なったのか忘れたんですが、「末っ子でほとんどひとりっこみたいだった」涼さんは、あまり下級生と仲良くするのが得意じゃなかった。けれども気がつけば自分も研12で、「平成生まれが入ってくるんですよ」と下級生の方が多くなった。そんな下級生が涼さんを慕ってくれてそれで自分も色々と宝塚への想いとか男役としての想いとか、そういう話を下級生とするようなった。そんな下級生がかわいくて、ついおせっかいかなと思いつつも色々言ってしまう、でもそれが宝塚の伝統で、そうやって受け継がれていくのだなと思ったそうな。 「下級生と仲良くするのが得意じゃない」と聞いて、割と納得したクチです。涼さんの口から下級生とのふれあいが聞けるようになったのってマックリス、というかシークレット〜ぐらいからだと思うんですよね(私の実感として)。そういうのがうかがい知れるようになって嬉しいな、と思っていたところだったので、これもなんか勝手に我が意を得たりで膝ピシャリとやりました(私が勝手に)。 ・抽選会の愛用品放出で、赤い大振りのネックレスを出した涼さん。当たった女性に自らつけてあげていました。……も、そゆとこたまんないですよね。 ・歌のプレゼントはDSで自分が作詞したラヴニールでした。これを当時聞いたときには「光をめざしてたどりついたら新たな光があらわれてそこをめざし」ともうどこまで行くのー?行ってしまってー!と思っていたのですが、あの頃と今と、見えている光は違うんじゃないかとぼんやりと思いました。あの頃はちょっと半笑いでツッコんでいたんですが、今ならその光はものすごく確かなものとして涼さんの中にあるんじゃないのかなぁと(なにゆってるかわかりません)(うん、わざとだ)。 歌い終わって、曲の後奏の間、黙ってすっと頭を下げた涼さん。もちろんその後曲が終わって拍手があって、ありがとうございますという感謝の言葉を口にするのですが、そのすっと黙って頭を下げた様がものすごく素敵で、言葉にするより何より、涼さんがいつも言っている「感謝」という気持ちが伝わってきました。 だいたいこんな感じで。ほんとうにもうこれ以上の情報量で、ほんとに楽しかったー! 以下雑感。 去年の秋ぐらいから、「早く涼さんに会いたい。涼さんなくして萌えはなし」としきりに言っていたのですが(笑)、今回なんか萌えとか抜きにしてあの人素敵だなぁと思った事です。 涼の「す」は素敵の「す」。 あの人どこまですてきなの? 今まではそれを無条件に享受(笑)してきたけれど、その素敵の陰に隠れていたものとか、涼さんの想いとか姿勢とか、単にひゃあひゃあやっていた頃より見えるようになったと思います(涼さん自身がそういうのを晒せるようになった、とも思います)。そういうのもひっくるめて、本当に素敵だなぁと思うのです。 一緒に行ったクマコさんが「涼さんには心配要素がないんだよね」と言っていたのがえらく印象に残ってます。だから一番のご贔屓さんにはならないんだよね、と。でも、いやだからこそかもしれないのですが、涼さんの事が大好きです。もうみんな知っているとは思うんですが、敢えて言いたい大好きです。 |
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