| 2008年01月05日(土) | ||
| 最後の一段ぽーんと降りた | ||
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雪組さんの公演CMがとんでもないことになってきてます(公演後日談SS(違)をおっぱじめましたよ!)ちょ!それはウチらがやることであって歌劇事業部自らやることではないのではないかと小一時間ほど!もうジョルジュのポトフ編はあさきゆめみおねえさまが「宣伝か!」と三村口調で片っ端からツッコむといいよ!。 ところで私はずっとこのCMシリーズに彩那音君が出てこないことが不思議で、後で絶対にものすごいオチで出てくるんだ!とワクワクしていたんですが……あー、そっかー、アクア5じゃなくてポスターメンバーて事か!と本日気づきました(遅)。 関連して。年末カウントダウン番組で発表された「水さんと一緒に考えました」な2008年雪組の抱負が「かわいく、格好良く、そしてセクシーに…」て!「かわいく」から始まるところにミズナツキ魂を感じたのですが!が!が!(両手を叩いてオオヨロコビ) 「いやナツキさん一応男役だから格好良くが先に来るんじゃないですか?」 「アタシはかわいくいきたいのっ!」 「いいんすかユミコさんこれで」 「まあナツキさんがいいって言ってるし」 「いいんすかとなみさんこれで」 「えー、いいんじゃなーい?」 「つうかお前もなんか言え!」 「え?年賀状かいてないんですか?(聞いちゃいない)」 というコントが一気に繰り広げられ、気がつけばのすっこがツッコミという立場になっていました。今までだったらむしろ無責任面白がりキャラ(常に大爆笑)だったと思うんですが、成長したなぁ!(そういう問題じゃない) そんな事を考えながら東宝に行ってきました。 星組さんマイ初日。 もしも星組大好き体操があるならば、校庭のどまんなかで半袖短パンで3セットやってしまうぐらいに星組さんが大好きです(勝手にやってなさい)。 [星組メモ:エルアルコン初見所感] 原作を読んで観ている立場なので、「よくここまでまとめたなぁ」というのが素直な感想です。上手い具合に登場人物の役割やエピソードをすりかえて重ねて繋げているなぁと。ただそのつなげている糸はものすごく細いから、物語の軸としては弱い。けれども物語全体のイキオイで上手くそれを帳消しにしているかな、と(悪く言えば誤魔化しているとも言えますが)。初見でこの手ごたえなので、多分これからどんどん面白くなるんじゃないかと。 個人的にいらないな、と思ったのはティリアンとギルダの子供時代の話。あそこまで物語を纏め上げているんだから、わざわざあのエピソードを挟まなくても、海に生きる者同志の恋愛にも似た感情という事で繋げていいとおもったんですが。あ、あとペネロープのあの「ああ…」の録音声もいらないかと(笑)。他のはまだいいんだけど、あれだけは、アレだなぁと(笑、うしかない)。 以下その他メモ。 ・鬼に金棒、礼音に正義。正義と良心を翳すレッドがまさしく正道にして王道で、ものすごく似合っていた。でもそんな「完璧なヒーロー」に対してティリアンがひけを取らない訳だから(脚本がティリアン主役に書かれているのもあるけれど)、やっぱりトウコさんはすごいなぁと思った次第。銀橋での「神ですか?愛ですか?」「正義と良心です」のやりとりは見ごたえがありました。 ・ティリアンを選んだペネロープに「エドウィンにしときなよ!」(バレンシアのヅキさんに「ラモンにしときなよ!」と涼さんが言った(らしい)のと同じ文脈で)と21回ぐらい思いました。なんだかんだでやさしいと思うのよエドウィン・グレイムさんは。そんなエドウィン涼さんは明らかにティリアンを追い詰める辺りからイキイキし出したと思います。そんなところが素敵です。 ・しかしまさかの涼百デュエット(笑)には驚きました。が、アレでは釜は回りません!(まわす必要ありません!)むしろ酔っ払いエドウィンとシグリットで釜が回ります!(それもまわす必要ありません!) ・ティリアンを追い詰めるエドウィンを思い出しながら、ふと柚椎涼て、そういう正義(正論)を振りかざすのが似合うな、と思いました。でもそれぞれに微妙に違いがあって 柚=生まれながらの王道をゆくものが持つ正義 (↑で言った鬼に金棒、礼音に正義とつながります) 涼=自分の利益の為に過ちすら正しいとする術を持っているが故の正義 (そこから派生する利益と同時に不利益も感受することができる) 椎=「ラル様はヒーローなの!」と同義の根拠のない正義 (世界の共通認識、いっそ真理(笑)) という仮説が浮かびました。いえ単なる自分用メモです。 ・ジェラードのしぃちゃんを観ながら、しぃちゃんは決してお芝居できない人ではないよな、と思いました。柚長をみつめるその目線の細やかさが良かった。ただ、しぃちゃんの弱点はあの声(もっと言うと発声方法)なんじゃないかなぁと。それがしぃちゃんの芝居を自分で潰しちゃっている事がたまにあるなぁと思いました。あの台詞回しが活きる芝居もあるんですけれど。 ・初見なのでそこまで見切れなかったんですが、明石マスターズと麻尋スコットのキャラクターの違いをもうちょと掘り下げてみたいところです。対比としてすごく面白かったので。 ・そんな麻尋スコットが女海賊香月と戦っているのを観たときには心底震えました。にげて!かっちゃん逃げて! ・誰も言わないと思うので私がいいます。女海賊のマリーノはいい毬乃ゆいでした!バンダナにくるんとそとはねカールな髪型。デコか、やっぱり鬼門はデコなのか(笑)。 ・皆が言っていると思うのですが私も言います。女海賊のエレナ様がすごい事になってました。いや、ばいんばいんば胸よりも、それを支えている肩から鎖骨のラインがもうすごいなぁと。 ・そんなエレナ様とマリーノが並んだ瞬間、うっかり身長差萌えしてしまいました……なんかダメだ俺。 き、気を取り直して! [星組メモ:オルキス初見所感] 面白かったです。ショーなのに中詰が弱いなーとか思ったりもしたのですが、面白かった。ただこれは星組メイトとして「こういうのも面白いわよね」的なニュアンスもあるので、他組ファンとか全般ファンとかが観たらショーとしは微妙ですかね……。 以下、さくさくっとメモ(後で読み返したら全然さくさくしてねえ!)。 ・初見でダントツに気に入ってしまったのが、「愛の蘭」の場面で、赤い衣装を着た色々なカップルが入り乱れるところです。あの振り付けの中にある、女が両腕で顔を隠して、それを男が解きながら自分の相手を探していくところも素敵だなぁと思うのですが、とにかくあそこがどのカプも互いに愛おしいって思う気持ちが溢れていて、その優しい気持ちがあの場面をふわっと形作っていて。 最後にまたそれぞれの相手と一緒に、順次はけていくところで感極まって泣けてきました(ええ?)。すごくいい場面でした。言ってしまえばあの場面は、とうあす以外はスター級の生徒さんが出ていない場面なんですが、それゆえによかったというか……かけざんばんざい(微妙に話題がずれている)(いやでも本気でそう思うよ?)。 おごりんが言っていた、ラブさんとみなみのカプもすごく良かったんですが、今日私がずっと観てしまったのは銀河×華美です。あの銀河亜未さんがにゃん様を!私は銀河亜未さんを男にしたのは仙堂花歩さんだと思っているので(@それでも船はゆく)、その頃から彼を気にして観てきたので、なんかものすごく感慨深くなってしまいました。でもそんな感慨(過去)よりも、今彼が見せている男役芸が普通に素敵だなぁと思ったのです。 で、この場面の流れで、とうあすの白いデュエットダンスになるのもまた好きでした。やっぱりとうあすはいい、とうあすはいい。 ・トップコンビのじじばばで始まるというのもアレかもしれませんが、ショーの中の「ねぇじいさんや」「ねえばあさんや」もアレかもしれませんが、私嫌いじゃないなぁ……。過大評価かもしれないですが、草野ショーに出てくる「老い」というアイコンは「お前百までわしゃ九十九まで」的なやさしさを持ったものな気がします(ちなみに石田芝居における「老い」というアイコンは半分ぐらいは笑いどころになっている気がします)(そうじゃないところもあるんですが)(脱線終了)。 ・あのクラブ蘭で柚希礼音さんと踊っていたカワイイ人は誰ですか!誰ですか!誰ですか!(黙れ) ・そんな感じに、もうマイ楽までこのカプしか観れないんじゃないかというぐらい涼さんがかわいかったです。今日はムラ楽映像と同じブロンドショートボブでした。かわいいかわいい。礼音と絡んで(まさに絡んで)いるところは結構濃厚なんですが、それでもかわいいっていうのが先だってしまうのは、今の涼さんのステータスを反映しているからかなぁ。ちょっと子供みたいでかわいいな、と思うところもあります。振り付けでれおんに右手をひっぱられて、左手を出すところ(わかりにくい)、あそこの涼さんの左手が「ぱー」(パーというよりぱー)になっているのが、舞台映像から気になってました。なんかコドモみたいでかわいい。 と、同時に思うことは今回の女装涼(女装言うな)から、今までの女装涼(シェヘラザード・サテュロス・小雨)に感じられていた毒が全くなくなっている、という事です。もっと言うと今回の涼さん全般に関して思ったのは「涼さん、丸くなった!」って事なんですが(別に太ったとかあのぺったりオールバックがとかいう意味ではなくて、佇まいがものすごくやわらかくなっている)……この辺は、もう少し考察を深めたいところです。 ・あすかちゃんと礼音のデュエットもすごくかわいかった。あすかちゃんが色んな表情でかわいいてのもあるんですが、あそこの礼音のお兄ちゃんな顔、とか余裕な彼氏顔とかに割と撃沈です。ほんともうゆずきれおんさんがツッコめないぐらいにカッコ良くて困る(真顔)。 と、ココまで書いて力尽きました(ぐにゃ)。まだ始まったばかりなんだから、そんなにあわあわ詰め込んで書かなくても、とは自分でも思うのですが(苦笑)、やっぱり大好きな星組さんは観にいくだけで、色んなものを両手一杯に持たされて(まるで帰省時に親にこれも持っていけば?と持たされまくるような気分)(笑)帰ってくるのですよ。でも、それって幸せかもな、と思ったりもしました。 と言うわけで今日はこの辺で勘弁してやる(私が私に)。 しゅんきちの話は次回に持ち越します(え?)。 |
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