| 2007年06月17日(日) | ||
| 本当に好きになってしまうのが怖いから | ||
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昨日は月組全ツのついでに横浜で近代建築萌えツアーしてきました。去年の雪ベルばらで初めて県民ホールで全ツを観たときに、あれ?横浜て近代建築萌えできる?と気付いてからずっとこの機会を狙っておりました。友会入力の時点で6時公演を選んでいましたから(この人千葉の人なのに)、やる気満々です。いやー、ほんとたのしかった(てかてか)。詳しくはチェキ日記(当社比3倍の写真量)でどうぞ。 近代建築萌えつながりで。この間山下先輩に薦められたこの本を早速買って読んでいます。すごい情報量、近代建築萌え教材一冊目としてすばらしかったです。いや、ほんと知らないだけで都内だけでこれだけあるのだなぁと。驚いたのは自分の母校が出ていたこと。あ、そういえばあれも古い建物だったしまった萌えそびれた(笑)。その入学式と卒業式にしか入らない古い講堂は、当時の学生サイズに合わせてくくりつけの椅子(座面をパタンて倒す奴)があるんですが、現代っ子の我々が座ると小さくて、式典中、絶対に途中でトイレに抜けれないというぐらいにぎちぎちになります。昔の人ってやっぱりちっちゃかったんだね、を身をもって体験した、そんな事をぼんやり思い出しました。 それはさておき。 [月組全ツメモ] 一言で感想を言うと 「ダルレークってこんなにあからさまなエロ話だったのか!」 と驚愕しております……。いや、一応ね、マリコさんの時も観ているんですけれどね。でもあの時はほんと宝塚ハマりはじめでね、1公演1回しか観ないようなライトユーザーでね、「わー、宝塚ってきれいだなぁ楽しいなぁ」って観ていた頃だったんですよ。なんというか無意識に「宝塚(きよくただしくうつくしく)」っていうフィルターをかけていたみたいです。あの数々のあからさまな比喩的表現「報酬」「あなたの命をいただきたいのです」「女の魂を奪ったことはありますが」を余り考えずに額面どおりに受け止めていたというか。もちろんそれが何を意味するかはわかっていたんですけれど、その比喩(というか隠喩かなぁ)から先をわかっていてあえてツッコまなかったと言うか。だって宝塚だもん、そこから先はなんとなくうやむやにしておけばいいんだもん、って放っておいたというか。あと当時の私はまだ「宝塚って実はエロい」という事に気付いていなかったので、あれはもうこういう「宝塚」というものなんだと。普通に「きゃー、マリコさんてばあやしい!」(エロい!じゃないところがポイント)の「きゃー!」の部分を楽しんでいたというか。 まあそんな感じで今回観たら、ほんとエロ話でどうしようかと思いました。だってあれ一族あげて「やるやらない」で揉めている話なんでしょ?クリスナお兄様が「ほら、月が出ている」のところなんて「名誉を守る為に。ま、減るもんじゃないし」としか言っているようにしか聞こえなくて!(震)。いやあ、ほんと全く別の話に見えてきました。 実はこれを観にいくあたって「昔の私はどんな感想書いていたかな?」とかつて一度だけ出したヅカ同人誌(麻路さき観劇感想本)をひっぱりだしてきたんですよ(笑)。で、当時の私はこの話のラストがどうしても腑に落ちなくて、「なんだよ、くっついちゃえよ。でもそれが出来ないのが男のプライドってもんかねぇ」と解釈していたようなんですが、今回これも全く違って見えてきましたね。ただどう違うのか上手く説明できないんですが……何はともあれ、いろんな意味で「違った」なぁという感想です。 (でもエロ曼荼羅に見えた一番の要因はかなみちゃんの腹筋のせいだと思うよ……)(なんかものすごくなまなましかった)(彩乃先輩脱いだらすごいんですね!)(震撼)。 その他小メモ ・遼河はるひさんのクリスナはものごっつSでびっくりしました。ああ、この人は貴族という枠(名誉を守る為に異常となっている枠)になんの疑問もなくぴったりとハマっている人なんだなぁと。実はわかっていて敢えてわかっていないふりをしているんじゃないか、とか、わかっていないんじゃなくてわかることすらそもそも不可能なんじゃないか(絶対にその異常さに気付けない)という風に見えて、これまた絵麻緒さんがやった時のクリスナとはまったく別人格でした。平たく言えば「ああ、この人絶対に美男美女を集めたハーレム持っているよね」ということです(は?)。いやだって私には見えたの!……ちょっと面白かったです。 ・おときちさんは本当に美人だなぁとデレデレする。すごいインド装束が似合う。でもれみれみの「ちょっと寂しげな」風情を残した美人ぷりもたまりません。 [SSS] こっそりあげてあります。俺的秘密狩人。 あ、今回はM栗巣じゃありません(笑)。あと二本ぐらい書きたいなぁと(そんなに?)。 |
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