2007年03月23日(金)
花は散るらん


 祝・新生星組誕生!
 引き続きめいっぱい喰らいついていく所存でございます。



















 じゃあ、夢輝さんの話をしてもいいですか?
 割と気分悪くなる話です。
 でも話をしたいというか、言葉にしておきたいので。









 ずっと私の中にあった思い。
「それは黒光由佳さんだから私には関係ない」
 でも奇しくも今日、再び「夢輝のあ」として出てくると知って、私の気持ちはありえないぐらいに揺れました(今朝知って出勤しながらちょっと半泣き)。
 うわ、私まだ囚われている(項垂)。
 何の話かというと、椿姫のDSに夢輝のあとして声の出演をするっていう話なんですけれどね。わかっているんです、きっと椿姫のDSでマトゥーがやった「モーリス・カーターは死んだ」みたいなのをやるんでしょ?で、それに夢輝のあさんが(おそらくは男役として)出るんでしょ?と。
 だからそこで「夢輝のあ」が出てくることは何の不思議もないですし、別に私がどういう話でもない。でも、私の中で無意識に↑みたいな線引きをして、守っていた壁が突然崩されたような、そんな感じ。

 この気持ちをどう表せばいいのかなぁ。
 結局のところ、言ってしまえば私はまだ「夢輝のあさんの馬鹿!どうしてあんな辞め方したのよ!」って桜乃彩音コスで(あやねちんを巻き込むな)思っているんだと思います。みっともないけれど、それが事実。子供みたいだけれど、未練がましいけれど、うざいことこの上ないけれど、それが事実。ずっとそれを忘れようとしたり、目を背けようとしたり、消そうとしてきたけれど、四年たってもまだそう思っている。それが真実私のなかの事実なんだなぁと。

 誤解なきように言っておくと、だからと言ってそれで夢輝さんを非難したり責めたりするつもりはこれっぽっちもありません。あれは過去のこと、そういう分別がちゃんとついてはいるんですよ。これはもはや私自身の問題にすぎなくて。だからこそ、まだそれが私の中にあるんですね、ずっとずっと残っていたんですね「夢輝のあさんの馬鹿!どうしてあんな辞め方したのよ!」(桜乃彩音コス)(しつこい)。

 それが実際にして事実なのですよ。

 けれどもあれから四年たった今だからこそ、もう事実は事実だからしかたないよね、と今日唐突に思いました。持て余しているのも事実なんですが、何も足さない何もひかない事実。それ以上でもそれ以下でもない事実。四年間変わらなかった事実。だから今そう思う自分を責めないようにしたいとは思っています。だってそれは私のなかで何事にも代えがたい、私が抱えている事実なのだから。だから弁解はしません。怒られるかもしれないんですが、でも私それをずっとこれからも抱えていくんだもの、それすらも「何より大切な命の足跡」なんだもの。その事実と共にそれ以上に、やっぱりあの人が好きだっていう気持ちをずっと抱えていることは、ここまで見てくれているひとならわかってくれるだろうな、と甘えてもみます。


 これを一言で言うと「え?ライオンなのにトラウマ!」なんですが(いやトラとか馬とか関係ないから)(つうかやっぱり耐え切れずに落としたか)。

 宝塚における、私の最大にして最愛のトラウマ。


 そういう話。




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