2007年01月21日(日)
『僕だって他の男の話をしますからね!』


 おひさしぶりです。元気ー?(自分自身に問いかけてます)。


[序段]

 いくら萌えたからっていくら日帰りできるからっていくらチケットが回ってきたからって前日の夜10時に遠征を決めるのはどうかと思うのよ!むっさん!(大人の建前)

 と、自分を叱っておきながら

 だって行きたかったんだもん!(本音)




 という訳でハローダンシング行って来ました。
 でも「想定内の行動ですね」「つうかホントはハレルヤも行ってんじゃないの言ってないだけで」とか言われたので、あ、もうこのやんちゃはネタにならないなと心底思いました(笑)



[ハローメモメモ]

 結局観れたのは一回だけ。盛りだくさんすぎて見切れなかったので、ダブルヘッダーしたかったのが正直なところです。ほんとこういうのは事前にちゃんと計画しなくちゃダメだ。「ご利用は計画的に」今年の目標に追加しておきます(というかご利用しすぎです)。
 という訳で観てきたもの。

・全般的に宝塚らしからぬ群舞だったなぁと思いました。なんというか人海戦術じゃない群舞?舞台を縦横無尽に使って、人数が少ないのを感じないぐらいものすごい迫力でした。

・一番の原動力が実は「踊るマリーノが観たい!」だったんです。稽古場映像でカッコいい!と。でも実際観たらなんかまたゲッソリしちゃっててね……まりのゆい部部長としてちょっと心配だ。でもおごりんが言っていた「マリーノはダンサー」がようやくわかったよ!

・でもやっぱりストリートはナシだな!(ソウルオブシバの時と同じぐらいの違和感が)(せめてあの帽子をとってー)。あとマリーノはストレートよりもじゃもじゃパーマとかくるくるカールの方が似合うよなぁと思っているんですがってすみませんダイスキなんですこれでも。

・すずのかつきさんはあんなに美人なのになんであんなにいたたまれないんだろう。割とかっちゃん奮闘公演だと思いました。場面を選ばない人だとも。やっぱり目立つなぁあの美人。
 が、どいちゃんと組んで青の洞窟(≠ロマンチカ)という場面で踊るところが、そこが最高に翻弄される人妻風情(俺らが考えるすずのかつきさん)でした……たまらん。なんというか大学教授の妻とその教え子との秘められた純愛。これが流れ板麻尋と組むと鬼畜軟禁モノになるんですが、どいちゃんがえらくさわやかだったので、もう恥ずかしいぐらいの純情モノでお願いします(どこに)。
 自己紹介の時に「すずのかつきです、みなさんたのしんでますかー!」とアピールした時には死ぬかと思いました。いたたまれなすぎて。
 あとすずのかつきさんに星組ショートカット委員長の座を挙げたいと思いました。

・で、どいちゃんの話なんですが。……な、なんか久しぶりにどいちゃんじっくり見たよ(素)。
 で、私以前どいちゃんのダンスにやわらかすぎる故に、男役の踊りになってないなぁと思っていたんですが、しばらく観ないうちに、随分男役のダンスになっててびっくりしました。
 どいちゃんのあの柔らかさ(ダンサーとしての身体能力の高さ)を、ずっと男役としては不利になっちゃうなぁと思っていたのですが、今回観ていてその柔らかさゆえにどいちゃんがすごく大きく見えたんですよね。どっちかって言えば小柄(に見える)どいちゃんなんですが、その柔らかさがぶわっとひろがって男役としてのいい包容力が出ていました。稀鳥まりやちゃんとパパラギの「心はいつも」を踊るのですが、ふわっといい感じに大きく見えたんですね。わー、これ今回の収穫。
 あと意外にどいちゃん、娘役を侍らすと男役度が上がるなぁと。ダンディズムのパンパミーアのときにゆっちと組んでて「何そのテク……(震)」って思ったの間違いなかった。オトハナとピンクのつなぎ着て掃除夫コント(違)やるんですが、絶対オトハナに組み敷かれるか、カワイイ場面なのでカワイイもの×2って場面になるかと思ったんですが、ちゃんと男役と娘役だったので。
 黒燕尾の背中に、時折はっ、とするものが漂い始めました。

・今回気付いたのは、あれ?あまおっちって受?って事なんですが(いきなりなんですか)。なんというかそっち方面のお兄様に好かれそうな感じ?(コラー!)

・そんなあまおっちを中心にどいちゃん、壱城ガッツと三人でなんかムード歌謡みたいなのを歌う場面があったのですが……すごいおもしろすぎた、何そのユニット、何そのいいとも青年隊風情!平たく言うと売れなさそうって事なんですが、私的にはものすごく大好物です。

・明石が知らない間に美青年になっていてびっくりしました。何ソレー!金髪さらっさらで、ここぞとばかりに客席にすごい色っぽい目を向けるのね。ヤングジェネレーションに載っているヤングブラッズ写真を見た時に「ほほうそんな顔をするようになりましたか」と思っていたんですが、それが隙なくむだなく詰め込まれている感じです。何アレー!やっぱりこれもしばらく(明石を)ちゃんと見ていなかったからかなぁ。ほんとマンガから抜け出てきたような美青年。もう利助とは言わせません(笑)。むしろその傷は男の勲章です(傷なの?)(笑)。
 あと、私は明石をずっとやんちゃ受だと思っていたんですが、なんか強気誘い受になっててこれまたびっくり。サザクロチャイナのブエノスアイレスの場面をともみんと踊るのですが、完全にともみん負けてた。しっかり!君の方が攻だから!
 そんな明石にすごい翻弄されていたら、最後の方の「ふるさとの山」(白シャツジーンズで踊る若者群像な場面)で明石君(うるさいうざいのはテレ隠し、ほんとはさわやかとてもいい奴)が現れてとてもとてもときめきました。何ソレー!(卑怯者)。ほんと明石への認識が何度も塗り替えられました。でも舞台挨拶ではいつもの明石(お調子者)全開、っていうオチがつきました。……あの子、かわいいね(あ、むっさん真顔だ)(怖!)

・ちなみにこの「ふるさとの山」、タイトルと事前に呼んだプログラムの内容『大都会の喧騒、暴力的な若者たち』『行き詰る大都会を離れて若者たちは”ふるさとの山”へ帰ってゆく』とあったので、どんだけベタな場面なんだ、うっかり変な芝居入るんだろうかと思ったのですが、これがダンスだけで淡々とつづっていっていい場面でした。



 そんな感じに、普段自分が見ている人たちをみるだけで精一杯で下級生発掘まで至りませんでした。つうかこれ、観劇感想っていうかキャラ立て考証とかかけざん発見伝とかそういう話しかしてないよ!(それがナパームスクエア)(ですね)。





 もうやんちゃはしません(言うだけならタダ)。




 しかしやっぱりちょっと開けるとマシンガン力が落ちるなぁ(当社比)。
 なんか微妙に停滞しているんですが、そこそこ動いてはいます。右京茶行ったり志紀さんのライブ行ったり王の男をゆなひこ君と見にいったり。
 まあそんな時もあるかしらね。


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