2006年10月15日(日)
あの人、やっぱりシューティングスター


 星組マイ初日ー(まいしょにちー)(まいしょにちー)(エコーするほど嬉しいらしい)。
 お芝居もショーも普通にたのしかったです。「うわー(キラキラ)」って感じで。なんかもうむっさん普通のファンみたいだね!(笑)とりあえず細かいことは次回に回します。でも今日中に一言言いたい、涼さんがエロすぎます。特にガウチョの場面、あそこ最初は帽子をかぶっているけれど、ムチ振るう場面だけ帽子取るじゃないですか?その髪型がバッチリオールバックで、ちっちがうガウチョはそんな頭しない!それじゃあ普通に御曹司(スーツで決めます)ヅラだよ!と思った瞬間に、ムチ振るう場面がすべて「御曹司のコスプレプレイ」にしか見えなかったぐらいエロかったです。せめて前髪つくってー!(でも今ルサンクみたらちゃんといつものヅラだった)(あ、あれ?)(つうかその前に普通のファンはエロとかそんな事言わないからな、わかってんの?ん?)


 実際に公演を観たら「うわ、通わなくちゃ!」と焦り始めたらどうしようかとも思っていたんですが、大丈夫でした。この辺はあとでちゃんと言葉にしたいところです。




[大真当番日誌:茶会メモ]

 まずはいつも通りの自分の立ち居地の仕事をこなします
(というか自分用に少しも早くメモとして残しておきたいので)。
 何か間違いがあったら指摘してください。いつも通りの脳内メモのみ手がかりです。他のサイトさんで補完していただくことを前提にお読みください。後で追記するかもしれません。


【お誕生日】

・誕生日茶会ということで、全員でぽきっと折ると光る棒を手にしてハッピーバースデーの合唱で大真くんをお出迎え。今回もこの仕込みの練習があったのですが、この指導をしてくれる大真会のお姉さんがいつも達者だなぁと密かに感心。

【質疑応答VS司会さん】

・公演話芝居編、は「デイモン君の『ちくしょー頭にくる』で立ったままだったりしゃがみこんだりする日がありますが?」と「エクササイズの場面で大劇場で途中でなくなった『きりんさーん』が復活しましたが」の二点。ええ?そこだけ?ツッコむのそこだけなの?大百とか大百とか大百とかの話はー?(無茶言うな)。ちなみに回答は前者は「その日の気分によって、正塚先生は座るバージョンがお好きみたいです」、後者は「ファンの方からのリクエストで、そんなところに(先生からとか他の出演者からとか)何も言われませんから(笑)」と(笑)。

・ちなみにここのエクササイズを司会の方が「老人体操」と言っていて「ろうじんたいそうー?」と大真くん大ウケ。ただのエクササイズの場面で言いそうです。ここの場面はボランティアという話もしていました(あれ?時給500円で雇われている、みたいな話もまりえちゃんとかとしている、とも?)(うろ覚え)。
 司会の方からの質問での芝居話は確かこれだけ(だったはず)。ええ?大百とか大百とか大百とかの話はー?(だから無茶言うな)。

・ショーの話。質疑応答の時の話題も混ざります。
 ヒゲの感想を問われて「歌いにくいんです、刺さるんですよ!わたしだったら生やさない……ってはえてこないから(セルフツッコミ)、私が”男だったら”生やしません」

・男役のこだわり、と聞かれてだったか忘れたんですが、今回のショーのオープニングの板付きで誰よりも早く板付きのポーズ(ここでポーズ)を取ること、との事。そうすると後ろのほうでまだおしゃべりしている下級生とかがぴた、と黙ってショーへの切り替えをするんだそうな(ここで上級生の皆さんはそんなことないんですよーとフォロー)。……イイ話だ(素)。


【質疑応答VSお客さん】

 恒例の会場からの質問票に答える時間。いつもは客席を回って各テーブルの質問票カゴから取っていくんですが、今回は事前に集めたものを、大真くんが壇上で選んで読み上げる形式。妙にさくさくと読み上げていって、なんだかそれがラジオのDJ風情で面白かったです。

・『いままでで一番思い出に残る誕生日は?』に「そんな事聞いてどうするんですかー!」といつものパターン、でいつもどおりそれで流すかと思ったら、ちゃんと「ついさっき楽屋で皆にお祝いしてもらえたのが思い出です」と。ここで例の星組恒例のお誕生日ソングを歌ってくれました。

・『いままでで一番好きな衣装は?』に、「衣装?一番?」と頭を悩ませつつ、「でも今回のオープニングの衣装が好きです、あれ新調なんですよー」と。で、あれは詰襟がきつくて、すぐに化粧で襟の部分が汚れてしまうので、板付きしている時は皆開襟でいるんだとか。それがカッコいいんですよーと、見えない舞台裏を宣伝(笑)。

・『いままで一番好きな役をひとつ選ぶとしたら?』ひとつになんて選べない、難しいと言いながらも、ガルテンのジェフ君をチョイス。「一人の人間の人生(成長過程)を演じることを要求された始めての役で、お芝居についてずいぶん学んだ」と。

・『初めてのお茶会の時に舞台に立つのに気をつけていることで「口臭」と言っていましたがそれは今でも変わりませんか?』に「やだ!こんな事言ってたのー?もー、みらんー!(とそこに若かりし頃の自分がいる設定で説教口調)(笑)」。口臭って舞台に立つ以前の問題ですよね、とも(そりゃそうだ)。で、今は舞台に集中することを心がけていると言っていました。しかしコアな質問だなぁ(笑)。

・『サヨナラショーの大漁ソーランに出た感想を』に「出てないんですけれど、誰をみてたのよー!(笑)」でもすごく出たかったそうな。ついでに今回の黒燕尾ボレロもちょっとだけでもいいから出たかった、腕だけでも出たかった(ここで腕のばしてぐにぐにさせてた)(笑)との事。

・『このキャラクターの誕生エピソードを教えてください』このキャラクターとはみらん星人の事。で、大真くん曰く「私絵が下手なんですよ、子供のころにみかんを書いてりんごと言われたぐらい」と。でも他のジェンヌさんは絵が上手かったり字が上手だったりして、サインをするにも色々工夫ができるじゃないですか、で自分なりにそういう工夫をしたくて、「まずは顔が丸いな…と丸を書いてみて、で、頭は星組のことでいっぱいだから頭に星をつけて、で、身体も星組を好きー、宝塚を好きーっていう気持ちでいっぱいだから、それも星にして……」出来上がったのが大真みらんの「自画像」……えー?自画像だったのー(むっさん今日知ってちょうびっくり)。でもそのエピソードを聞いて「な、なんかみらん星人かわいいのかも……」と思ってしまった私は大真担ですよええそうですよ(開き直り)。
 ちなみにこの「自画像」、会場を出たらぬいぐるみになって飾られていました(よく出来ていた)。ハピバースデーで出されたケーキにも書かれていました(笑)。



【大真みらんメモリアル】

 退団公演ということで、過去の公演写真をスライド上演しながら、大真くんがフリートーク。全部は思い出せないんで、ピンポイントに。

・『音楽学校時代』
 あのー。普通に可愛いんですがー。見所は一緒に写る他の84期の皆様(笑)。修学旅行でのまっつとのツーショットは意外でした。あと校内発表会(文化祭?)かなんかの写真で「わたしこの時うたかたの恋のルドルフをやったんですよー」へえ!初耳!
・『黄金のファラオ』全国ツアー
 美麗猫のみらみなみ猫コンビの写真が見れたよ!猫なのに目が垂れてるよ!(笑)。あとこの作品のねこねこロケットをしている写真が出てきて、会場騒然(笑)。「なんてもの出しているんですかー!下のほう紗かけるとかしてくださいよー!」……紗?(笑)
・『イーハトーヴ・夢』
 「清ちゃん清ちゃん」と皆に可愛がってもらえた役、と懐かしがり「そういえば今日、(この公演で父親役をやっていた)久城彬さんが来て誕生日プレゼントくれました」いい話だ(素)。
・『ベルサイユのばら2001』新人公演
 「いかに真飛さん(オスカル)に勝つか?(アランだから負けられない)」が大変だったとか……だよな、真飛さん強そうだもんな(笑)。
・『プラハの春』新人公演
 稲村写真で後ろに涼麻とも氏、手前に紫君が写っている写真が。この紫君の写りこみ具合がいい感じに花王のマーク(笑)。「わたし彼女の横顔が好きなんですよ、いつも真似したくて一生懸命頬にシャドウを入れていたんですよー」。ああ人は自分にないものにあこがれるんだな(言うな)。
 あとかのちかテレサと抱き合っている写真(ちょういい顔)(そして両手に余るかのちかボディの後姿)(笑)。ところで先日かのちかが公演を観に来ていて「はやくこっち(退団後)にきなよー、たのしーよ」とうふふと言っていったそうな。「どこにいけばいいんでしょうね(笑)」と大真くん。わたしはそれがものすごくかのちからしくて元気なんだなぁと思いました。
・『ガラスの風景』新人公演
 「この頃は人格変わるほど役に入り込んでいました」と。袖からまりえちゃん(訂正しました)をじぃっとストーカーのように見ていて、「ももこ気持ち悪い!」って言われていたとか。
・『バビロン』
 外人部隊のナイスな写真(あれ欲しい)。初めてのせり上がりで嬉しかったというの事、5人口だかのあの場面に入れたことが嬉しかった、との事……くっそう、そんな無邪気なコメントしている奴があんなにエロかったのかよー!(いやそれあんまり関係ない)
 あと、黄金神殿の写真も出ていて、あの白い衣装が王子様みたいで好きだったとの事。
・『雨に唄えば』
 劇中劇のギャスパールの写真が出てきて。「このヒゲは安蘭さんが書いてくれたんですよ」と。アイラインでごま塩のように書いていたら「ももこー、それ剃りたてみたいだよー」とトウコさんがちょちょいのちょいって書いてくれたんだそうな。この公演もすごく楽しかったとの事。
・『王家に捧ぐ唄』新人公演
 いかに本役の汐美さんとはちがった自分なりの色を出すかすごい考えた、とウバルドはとても好きな役でした、と。私もすごく好きだ(聞かれてない)。
・『巌流』
 清羅の写真が写るなり「せいらだー、せいらだー」と(ひらがなだったよ)。今でももう一度やってみたいと思う役(前にも言っていましたな)。この時はみるからに負け役に見えていた、今やったらもっとちゃんと「安蘭さんの恋敵」として、ちゃんと演じたい、と。劇中で自分の果たす役割を認識した上で、それに足りていなかった事を悔やんでいるみたいで、そういう気持ちが嬉しいなあと思います。
・『1914』新人公演
 本役の汐美さんに「美しくでること」を課題に与えられて、いろいろ試行錯誤をしながら作り上げた、みたいな事を。当時、大真茶でその話を聞いたときには「ふーん」ぐらいにしか思っていなかったのですが、汐美さんはちゃんと大真くんのその時に合わせて「美しく出ろ」って言ったんだな、とほんと今更ながら感じ入ってしまいました。まさに「課題」だったんじゃないかな、と。
・『花舞う長安』新公
 最後の新公でこの役ができて嬉しかった、と。トウコさんに「桃子が最後の新公でこの役をやってくれて、嬉しい」みたいな事を言われて「その場に倒れて泣きたいぐらい嬉しかったです」いい話だ。
 この役はとにかく衣装が重くて、とでもあんなに細いトウコさんが着ているんだから「トウコさんより太っている」わたしが着れないわけがない!と気合を入れていたそうな(笑)。つうかジェンヌさんから太っているって単語を聞いちゃうとわしはどうすればいいのかのう(ぼそり)。
・『ロマンチカ宝塚』
 サテュロスの写真に「(なんか妖怪みたいのが)出ましたねー(笑)」と。でもすごく好きでした。と続けて青の洞窟場面のおじさま写真。Acrossの一部をやった上島先生の場面で、とこれもすごく好きでと。素朴に好きだ、と言っているのに、ああ、本当に好きだったんだなと。
・『Across』
「本当に色々なことをさせてもらえて……」で、この稽古場最終日に退団を決めたという大真くん。その決心をすることの出来た場を与えてもらえて感謝していると言っていました。
・『コパカバーナ』
 大真くんいわく「退団を決めたあとにもらえたごほうびみたいな役」と。夢か何かでインスピレーションを得て「男とか女とか、そういうのをとっぱらった大真みらんもアリなんじゃね?」とオカマ役にすることを先生に申し出たんだそうな。へえ、あれ大真くんのアイデアなんだ!
 なんというかそのごほうびという言い方、そしてオカマちゃんに至るまでのそのエピソードに、正直惚れ直しました(えー?)。


【その他】

・写真撮影の間ずっとBGMとして流れていたダンディズムのショーの曲。例のヒゲ銀橋のところに差し掛かったら「ダンディーそれは……」と写真撮影の椅子に座ったまま歌い出す大真くん。面白いな!キミ!

・歌のプレゼントはAcrossから「Lover」。ところがカラオケの曲調がちょっと違っていて(わたしも最初は何の曲か気付けなかった)、途中から音も歌詞もすっ飛ばしたまま歌う大真くん(笑)。あまりにあまりだったので、あえなく途中で中断。どうするのかなーと思ったら「じゃ、アカペラで歌います!」と。よく言った!それも最後の数フレーズだけ歌詞をすっ飛ばしてごめんなさいーと歌詞創作で終わったのですが、よかったなぁ。
 ムラのお茶会で桜木町歌ったと聞いて、こっちでも歌わないかなーと期待していたのですが、コレが聞けてよかったです。僭越かもしれないけれど、私は「大真みらんの持ち歌」だと思うので。そういうのを作れるところまできたんだなぁと、ちゃらさんとしみじみし合ってました。



 最後の挨拶はじゃんけんに負けた小学二年生に譲ります。がんばれ。






 いいお茶会でした。
 以下、自分のいつもの立ち位置ではないところから。最後までボケずに行きます。




 お茶会が終わって、最後の言葉にうるっとしつつも、冷静でいたんですが、突然何かに火がついたかのように号泣。自分でもびっくりしました。こんな風に泣くなんて、退団発表のときも、ムラの茶会に行けなかった時も、今日公演を観たときもこんな風には泣かなかったのに、号泣。
 でもその涙は全然イヤなものじゃなかった。こんな風に泣くなんてアタシキャラもヅラも間違えているって隣のちゃらさんに言い訳しながらも号泣(号泣しながらボケるな)。でもその涙はほんと全然イヤなものじゃなかったんです。そんな自分に驚きもしたけれど、けれどもそういう自分がいたこともまた嬉しかった。「今まで泣けなかった分」そうかもしれない。
 悲しいからじゃなくて、寂しいからじゃなくて、ただ今まですごしてきた時間が思い出がたまたま涙を借りて出てきただけなんじゃないかなぁと。過去にも先にも後悔はありません。
 今までちゃんと言えなかったけれど、言わなくたっていいと思っていたけれど、言ったからといって私の思いが変わる訳でもないしと思っていたけれど、今日はちゃんと言ってきました「大真みらんさんが大好きです」。
 いいお茶会でした。しあわせなお茶会でした。


 Loverを二度目にアカペラで歌ったとき、歌詞の「彗星」を「流星」と間違えていた大真くん(聞き違いだったらごめん)。
 最後の挨拶でもやっぱり「流星のように」という言葉が出てきて。
 そんな重箱の隅つつきと言われればそれまでだけど、私的にはものすごくぐっときてしまたんです。


 あの人、やっぱりシューティングスターだ。



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