| 2006年05月20日(土) | ||
| ほどいて、といて | ||
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[Acrossメモ] フレッツスクエアonタカラヅカ(NTTフレッツ加入者限定コンテンツ)で、Acrossの映像が公開されていたんで、「まあスカステニュースと同じ画像でしょ?」と思ってみていたら、これが侮れないぐらい充実してました。スカステにかかっていない映像が結構ありました(多分)。というかDVD仕様の映像をまわしているのかしら?「星の海」とか初日でも楽でも入ってなかったですよね?アングルも違ったので。あ、でも残念ながら女装紫さんは入ってませんでした(全国の綺華担さんに)。 Acrossはステージインフォがなかったので、これは結構貴重だなぁと思ったのです。見れる環境の方はどうぞー(って皆知っているんだよきっと)(でも私はスカステ以上のものは写らないと思っていたので、結構びっくりしたんですよ)。 夢の形見に(真顔で言うな)。 ++++++++++ 突然のにわか雨にシーツがやられました(干しっぱなしで出かけちゃったんだよね)。でもここ数日の雨でアパートの前の道が白い花びら模様に。ここ最近なんだかいいにおいがするなあと思っていて、その花びらをみて気づきました。ご近所のジャスミンが花盛りだったんですね。つうかジャスミンって庭に植えるのか!ちょっとリリカル?な気分になります。まあその散った花びらを踏みにじりながら出勤したり帰宅したりしていたわけですが(笑)。 [スカステメモ] ヤングブラッズトゥインクルトゥインクルスターステージインフォメーションファーストランを見ました(何の暗号だよ)。やっぱり言いますやんぶらちょー観てー!ちょー観てー!(叶わないとわかっているので無責任に叫んでみました)(笑)。本当にすごい事になっているというか「え?これ見れていいの?」な状況になっているような気が(おもにはにゃ様に関して)(「刺激的な若者をあてがう」て!)。とりあえずはにゃ様のラヴニールドリームが早くも叶ったことを皆で寿ぎたいと思います。 イーハのところのれおんは「さそり」でいいんでしょうか?イーハトーヴさそり幻想(はい?)。 本編がかかるのが楽しみです。 [伝書鳩返し] ・> ……花舞う長安を観に宝塚に行きたくなりました(なんだかリアルタイムで公演してくれているような気がしたのです)(意味不明) いや意味不明どころかすごいほめ言葉として受け取らせてもらいました。ありがとうございます。 やっぱり公演中にやればよかったですね。どれもムラ〜東宝期間でリアルタイムに漏れたものだったのですが、時間がなかったんですよ。リアルタイムでやっていれば実際の観劇に新たな視点をご提案、というか、なんで私があんなに食らいついていたのか(笑)わかってもらえたかな、と。 ・> 私の中で寿王の気持がすごくつながりました。 喜んでもらえて何よりです(嬉しい)。本当にあの描き方はないだろうなぁと思っていたのですが、そこを敢えて逆手に取ってやりました。というか公演見ながら脳内同時上演して萌えてました(六実さんは本当にいい客だなぁ) ・藤田嗣治展の話題に、こんな番組があった事を教えてもらいました。これすごい見たい。 迷宮美術館「白の世界展」 で、私も藤田嗣治に興味を持ったのは、「世界ふしぎ発見」でエコールド・パリが取り上げられていて、わかりやすくつられて見たら(笑)、なんだかすごく面白い逸話の持ち主で興味を持った……という経緯です。キキのあの裸婦画を描いたのも藤田ですしね。 展覧会自体は巡回するようなので、どこかで(遠征先とかで)見られるといいですね。 テラリウムはほんと放置しっぱなしですみません(笑)。 ・> モーリーン×ジョアンヌ=ちかどんに座布団1枚。 ですよね!ですよね!(通じて嬉しい) 私は二人が結婚式で言い争うアレが見たいです。かっちゃんが「薩摩おこじょのおいどんこそいい女ですたい!」ってキレるとすごいカッコいいと思います(つうか方言おかしいから)。 真飛担とかおりちゃんの脳内と夢の中(笑)で話題沸騰だったフラウの蜷川×真飛記事を立ち読みしてきました(買えよ)。私的にアレは「海賊船にとらわれの王子様」です。あの髑髏や十字架やらタッセルみたいなひらひらは強奪品で、王子も一緒に船室に閉じ込められています。つうか王子が強奪品(真顔)。目線の先には、王子を攫ってきた海賊がいます。 襲った宮殿にいた王子を何故か殺さずにつれてきた海賊(もちろん涼さん)(ええ?)(幼いころに海賊に攫われた高貴な家の子弟という裏設定付)。捕らわれた王子は臆することなく、状況がわかっていないのかといういぶかしむほどに、生まれて初めて見る青い大海原に魅せられていた。そして海賊はその王子のなかに広がる海よりも空よりも青い青に魅せられていた。捕らわれの身がつらくないのかと問えば、宮殿よりもよっぽどこの船の方が自由だと王子は笑う。そうか彼はずっと宮殿という閉ざされた世界から、常にはばたきたいと、そのうちに真っ青な空を抱いていたのだ。海とも空ともつかぬ地平のはてまでひろがる青い世界を抱いていたのだ。その青に海賊は魅せられた、いや、いっそ囚われた。捕らわれの身を意に介さない王子に囚われた海賊……。 王子は海賊の生活にすぐに慣れ、誰よりも海賊らしくなっていった。海賊仲間にも馴染み、誰もが彼を王子ではなく仲間としてみていた。日に焼け、逞しくなり、王子は一気に少年の階段を駆け上った。そのめざましい過程に海賊は目を細める。それは自分が置いてきたものだ。物心つけば海の上にいて、そこには少年も大人もなく、ただ「生き残るもの」と「生き残れないもの」の二つしかなかった。「生き残るもの」になるために、海賊には少年という時間はなく、いつしかこの船を率いる海賊の頭となっていた。 そして時は瞬く間に過ぎていった。その間に海賊はずっと考えていたのだ。なぜ、自分はあの時彼をつれてきたのだろうか、と。宝は奪っても命を奪わないのが海賊の信条だった、けれども顔を見られたときは容赦なく相手を殺した。あの時、海賊は王子に見られたのだ……いや、見つけたのかもしれない。 長い航海の経て、海賊の船は王子の国の港に近づいた。海賊は王子を陸に返そうと決心していた。大海原の上で、海賊稼業もすっかり板についた王子に海賊は聞いた「帰りたくはないのか」と。王子は「帰らなくていい」と答えた。けれども海賊は王子を返そうと思った。捕らわれの王子を解放することで、自分が囚われてはいないのだと、証明したかった。 しかし、そこに王子の国はもうなかった。財宝目当ての海賊稼業、宝は奪っても命は奪わない。あの時も、陸に攻め入り財宝と王子だけを攫って逃げてきたのだ。しかしそれを火蓋として、王子の国には内乱がおこり、王族はすべて追放された。それを、攫って逃げてきた海賊も攫われてきた王子も今始めて知ったのだ。 甲板から陸を見つめる王子、そこには何の感傷もありえない、とふるまっていた。手すりに置かれた手がかすかに震えているのを海賊は見逃さなかった。どんなに「海賊」に染まっていても、やはり彼は王子なのだ。そこには、祖国を奪われたことへの怒りがあった。深い深い悲しみがあった。その青は今まで見たことのない青だったけれど、それにも海賊は魅せられて、そして、また囚われる。 「俺が言う筋じゃねえかもしれないが。いや、違うな、罪滅ぼしにはならないかもしれないが」 「……何だ?」 「俺たち海賊には、欲しいものは奪う、奪われたものは奪い返す、この二つの作法しかない」 「……」 「どうだ、俺たちと一緒に、アレを奪い返してみないか?」 指差す先は、かつての王子の国。 「どうして、だ?」 「お前は海賊だから、奪われたものは奪いかえさなくちゃいけない」 「……」 「そして俺は、欲しいものを奪いたい」 「『国』が欲しいのか?」 「……すべてが、欲しい」 すべての青が欲しいから。 「だから、俺たちはアレを奪う。どうだ?」 王子は目を閉じた、ひとつ呼吸を吐いて、そしてその目に強い光を宿らせて言った。 「わかった」 海賊が手のひらを王子に向けた、王子はその手のひらを音が出るほどに叩いた、笑った。それが共に戦う時の、海賊の作法だった。 ※みどころ ・海賊というよくよく考えれば男だらけの集団シチュエーション ・何気に似合いそうな涼さんの海賊コス ・柄の悪い涼さん ・柄の悪い真飛さん ・海賊仲間、大真・綺華・明石のトリオDE漫才(え?) ・イルカに乗ったしぃちゃん(友情出演)(どんな場面を想定しているんだ) ……一気に漏れました(いい笑顔)。 まあ、平たく言うと「パイレーツ・オブ・涼さん(カリビアンとかけたいらしい)(かかってないよ)」って事ですっていうか真飛さんの話じゃなかったのか?ん?(まあまあ) |
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