| 2006年03月11日(土) | ||
| ゼリィとプリン | ||
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星組さん観てきました。 ようやくトウコオスカルを掴めてきました。でもこの話をするとほんとにスミレコードに絡まってつまづいて坂道転げ落ちるイキオイになりそうなので、もうしばらく暖めておきます。ああでもなんというかトウコさんのエロはエロいのエロじゃなくてエロス(性と愛)のエロだと思いました。ほんとあの人すごい、今日のバスティーユは今までの中でのベストアクトでした。でも多分これは塗り替えられるだろうなぁ、後半戦にむけて楽しみです。 [ベルばらメモ:役替わりの話とか] れおんドレを見て「ああ!そうだよ!アンドレってこういう役だったよ!」と痛いほど痛感(真飛語録)しました。やっぱりアンドレは「影」なんだよ。椎ドレはアンドレとしては規定外もいいところなんじゃないかと(でもそれがすごく面白いんだから、ほんと舞台ってわからないわー)。アンドレとしてはれおんの方がしっくり来ます。でもあの「小石につまづいてどうする」の場面、あれは椎ドレの為の場面、つうか椎ドレにしか出来ない場面なんじゃないかなぁと本気で思いました。れおんがやるならもっと「敢えてああしている」感を出すといいと思うんですよね。オスカルの為にあえて問題をすりかえるというか、大きな視点で見下ろそうとするとか、ちょっとからかったりするというか。あれをあのまんまやって違和感無いのは(ある意味誤魔化せるのは)しぃちゃんの大きさ故なんじゃないかと。 れおんドレの死に際が素敵でした。椎ドレが「最後の最後までオスカルの事しか考えていない」アンドレならば、れおんドレは「最後の最後までオスカルの為に生きようとしている」アンドレだと思いました。撃たれても撃たれてもなお。そういう生命感を感じました。 で、椎ベルナールなんですが……あ、なんかまた初期化されているような(ボソリ)。しぃちゃんのあの芝居の質は諸刃の剣だなぁと思います。今日はちょっと突き抜けすぎちゃった気がします。でもそんな椎ベルナールにぐわーっとキタのが、バスティーユの場面。オスカルが死んだ時に、なんだか妙に冷静にそれを見ているんですよ、でも少し遅れてぐわーっと来て、空を仰いで慟哭にも等しい泣き方をする……うわああああ!(キタ)。椎ベルナールはものすごく「新聞記者であること」「反王室派であること」を自分に課しているような感じでした。ジャーナリズムに携わるものとして、冷静にある意味傍観者でなくてはならない。反王室派として、国王一家に同情してはならない。でもそういうベルナールの対外的な社会的な立場を超えて、椎ベルナールは感情で動いてしまう人なんだと思います。貴族である前に、平民である前に、私たちは人間ではないのか、そういうベルナール。 でもその感情を一生懸命抑えている。でもその感情が溢れる事を止めることが出来ない。バスティーユでの慟哭が、なんだかすごく子供みたいな泣き方にも見えたんですね。多分、そういうベルナールなんだと思います(この辺、伏線)(なんの?)。 もひとつの役替わりとして、麻尋しゅんくんの淑女もマイ初日(そしてマイ楽)(ええ?あとまだ○回観るのに?)でした。麻尋君の淑女は最初から女でした。媚びる事を知っている女、自分のエロを知っている女……こえええ!こんなに女としてのエロをコントロールできる麻尋君ですが、男役になるとそのコントロールが外れて、エロだけじゃなくていろいろなものをしっちゃかめっちゃか振り回しているんだなぁ(誉め言葉)。すごく感慨深かったです。しかし魔エロ君はエロかった。なんだか涼淑女がすごく可憐に思えてきた。多分、あの人すごい潔癖症だと思う。魔エロ君はワタさんに自分の奥義を向けられるのに(何の奥義だよ!)、涼さんはまだそれをワタさんには向けていないと思う(どちらかというと客席に向けている)。それはそれで凄い萌えだなぁと思った次第です。 [ベルばらメモ:小ネタ] ・フランスの国境で「今までのように気の許した旅ではなくなる」というジェローデルに「じゃああんたら今までどんだけ気を許してたんだ!」とツッコんだら止まらなくなりました。 「こんなところに温泉が、フェルゼン浴びていこう!」 「ジェローデル、君は脱ぐとすごいのだな(素で感心)」 (そして男同士裸の付き合い) (温泉街でおみやげを物色するジェローデル) (銘菓「スウェーデンにいってきました」を購入) (射的場で腕を競い合う二人) ……以上を経てジェローデルが敬語からタメ口になったと思えばいいんだと思います(思わないよ!) ・ゆけゆけフェルゼンに置いていかれるジェローデル。でも大丈夫、ジェローデルは自家用セスナでひとっとびだから!(じゃあフェルゼンを乗っけてやれ)(きっとフェルゼンよりも先に着いているんだぜ) [大真当番日誌] そうは言っていてもなんだかんだで小芝居大真にもガツガツくらいつているわたくし六実。もうこうなったら大真みらんさんの小芝居は全て拾っていく覚悟で行きたいと思います。グローブ片手にばっちこーい!目指せ!背番号のないエース!(……冗談に聞こえないよ六実さんじゃあ……) そんな風に大真くんの小芝居を拾っていってカードがいっぱいになったらお芝居がもらえるポイントカードがあればいいのにと思ったのは内緒です(笑)。 大真くんの本日の小芝居。 ・今日、何が一番面白かったかって、去り行くブイエ将軍に向かって「このクソじじい!」って叫んだ事なんですが(噴飯)。……日に日に熱くなっていくギスターブ。今日は最初からブイエ将軍に敵意剥き出しだったんですね「あんだぁとおおおお?」なイキオイで。オスカル隊長が遅れて来た時に「ああー!もう!隊長が遅いからこいつちょ→調子にのってデカイ顔してやがったんですよーもー、俺ちょ→頭きちゃってぇ!隊長!一発カマしてやってくださいよ!」ってゆってました(私には聞こえた)。……面白すぎる、あいつ。しかしなんだってそんなにブイエ将軍の事を憎んでいるのか、と考えたらこんなものができました。 【ショートコント、せくはらー】 常日頃からブイエ将軍に敵意剥き出しなギスターブ。目に余る程だったので、ある日隊長が聞いてみた。 「お前、なんだってそんなにブイエ将軍を目の敵にしているんだ?」 「だってアイツ!この間アランのお尻触ってたんですよ!」 「ははは、アランはもてるなぁ」 「そういう問題じゃないですよ!俺ちょう頭にきてしょうがないんですよ!」 「しかしアランは気にしてないようだぞ?」 「え?なんすか?」 気にしていないというよりか気付いていないのかもしれない。ますますヤキモキするギスターブ。 「だいたいお前がそんな隙だらけだからいけないんだ!お前もちょっとは気をつけろ!」 「いや別に気にしていないし」 「ああ、もうなんで気にしないんだよー!(じたばた)お前いいのか?男に尻触られていいのか?だったら俺が触ってもいいのか?」 「お前はヤダ」 「なーぜーだー!なんだ?俺よりジジイがいいのか?若さよりテクを選ぶのか?」 「ははは、ギスターブとアランは仲がいいなぁ」 「ぜっんぜんですよ!もういい、もうこいつ知らない、もう俺こいつなんか知らないんだー!」 みらゆかですが、801じゃありません。公休日には二人でパリにガールハント(死語)に行きます。そして二人とも隊長の事が大っ好きでいつか相手を出し抜いてやろうと狙っています。 ・今日の大百は「社交界にデビューしたばかりの僕」でした。……な、なんか可愛かったのね(うつむき)。ところであのデュエットの振り付けなんですが、あの互いの手と手の指先だけを合わせるだけのところがすごく好きです。なんというか、あえてそこしか触っていない感じが。 そんな感じに若き青年貴族な大真くん、フェルゼンの話を聞いている間も若い感じなんですが、今回もやっぱり正面向いた瞬間一気に歳がいきました。なんだあの寂寥感は(いやそれむっさんに見えているだけだ)。でもフェルゼンが去るとこではまた「僕」に戻ってました。泣きそうな顔していたんで、多分、幕下りた後は泣いていたと思います。そして紫君が「貴族が泣くなみっともない」ってハンカチ渡すんだと思います(何?今日はみらゆか推進なの?)(笑) ・↑でも言いましたが○回見るうちの(何で伏せる)(いやまだわかんないし)、唯一の涼薔薇タンデーが今日でした。で、今日の薔薇タンは涼さんピン撮りで!と思って、あの長い前髪が乱れるさまにひゃあと言っていてました。ですがトウコさんを囲んでオラオラやっている時、ちょうど手前のポジションに後ろ向きでいた大真くんが自分の番が来た後に、すっごい狙った満面の笑みですごい正面アピールで振り返るんですよ。涼さんピン撮りの画面にそれがイキナリ入ってきて、ほんとびっくらしました。やー、いい破壊力をもった笑顔でした。 ・農民小芝居は「おなかすいたー」モード。かあさんが持っているにんじんを生食しようとしてました(笑)。 ・パレードでオマージュ仕様のリーゼントで衛兵隊制服な大真くんを観ながら、今日のバスティーユは微妙に萌え髪だったことを思い出しました。でもぴっちりリーゼントの方が全然いいなぁと思ったんです。これ、顔が丸くなくなったのが大きいなぁと。いや○期だとリーゼント作っても丸くぺろんとしちゃっていたなぁと。素直なリーゼントが似合うようになってきた。大人になったのかなぁと思ってみたり。 ・ふと、劇場でさも大真みらんさんを初めて認識したかのように「あの○○やっていた人素敵ねー」と声高に叫ぶようにしたら、そんな認識しない人にすら印象を与える人だったというように声高に叫んだら、草の根活動で大真くんを認識してくれる人が増えるかなぁと思ったんですね。じゃ、試しに言ってみたいと思います。 「あのギスターブやっていた大真みらんさんて人素敵ねー」 (……) (ダメだよ!あの役がギスターブだってわかっている時点でコアなファンだと言っているようなもんじゃん!) なんだこの大真担ぶりは(いやだって大真担だもん)。 |
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