| 2005年12月18日(日) | ||
| あいとゆうきだけがともだちさ | ||
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今週末は土日とも出勤になりそうだったので、泣く泣く日曜日のかおりちゃんとの鼠海デートをキャンセル。楽しみにしていたのにー。ところが急遽日曜日(今日)が休みになって二重に凹みました。いけなくなったことと、けっきょくいけたのにいけなくしてしまったことと。仕事も決して順調で日曜日休みになったわけじゃなくて、むしろどうにもならなくて休みになったクチなのでねーって仕事の話は割愛(いや普段から割愛しなさいよアナタ)。身体が休められたのはよかったです。 11月後半から、私にしてはめずらしく土日の予定がほとんどないスケジュールだったんですね。それって単にヅカ予定がないからじゃないか、つうかヅカがないとこんなに私の予定は空くのかというのはさておきまして(笑)、まあそれはそれで「農閑期」をゆっくりのんびりすごそうかなぁと思っていたら、結局そこには仕事がぽこぽこぽこと入っていきました(ぐったり)。次の3連休はちゃんと休めるといいなぁ……いや、何もないけどな、予定は歯医者しかないけどな!(わざわざ言わなくていいよ) 歯医者と言えば、諸事情で通院中とは別の歯医者に行っていたのですが、そこがすごくセレブな歯医者でした。個室の歯医者、待合室にサライとニュートンと婦人画報しかない歯医者、良く知らない外車が外にとまっている歯医者、外観もちっとも歯医者っぽくない普通の住宅。ちょうびびりました。なんというか、場違いすぎて(笑)。 というわけでお久しぶりです六実です。 [ぼんやりと考えていたことそのいち] 宝塚におけるベルばらが、下級生の育成とか色々な押しつぶすものだというのは周知の事実だとは思うのですが、それはそれでベルばらだからこそ生まれるものもあるよなぁと思いました。なんというかベルばら自体がブラックボックスというか、そのブラックボックスから出てくるもの(ベルばら公演が終わったら出てくるもの)ってちょっと予測つかないよねー、それはよいものかもしれないし、わるいものかもしれないし。という話を小郷さんとしていました。 で、それを更につきつめて考えたら、ベルばらって宝塚におけるフルーツバスケット(ゲーム)の「フルーツバスケット!」なんじゃないかと思いました。全員総移動、全員シャッフル、全員ごちゃまぜ。特出とか役替わりとか新公の「意味がわからない」なキャストとか。 自分的には割と納得するイイ例えだと思っています(じがじさん)。 [ぼんやりと考えていたことそのに] ふーちゃんのサヨナラショーを見ていたら、ふーちゃんの娘役としてのカテゴリーの中に「組子全員の恋人」というのがあるような気がしました。待てよ、でもトップ娘役であるふーちゃんは春野様の恋人であるはずなのに、というか奥方なのに、というかそもそも宝塚のトップコンビは固定のコンビであるはずなのに?と思ったあげくに「ああ、春野夫妻の間には子供がいなかったからな、だから『組子全員の恋人(あこがれ)』というカテゴリーが成立するのだなぁ」と思いました。なんというか春野夫妻には子供がいなさそうなんですよ、あるいはいても奥方は育児をしていない、というか。夫婦なのに父とか母のにおいがしない。 って!そんなにおいがしてどうするんだ! 伝わらないまま話を進めると、そう思うと宝塚のトップコンビって大まかに分類すると「既婚」と「未婚」にわけられるんじゃないかなぁと思いました。以下、分類結果。 ・月組さん:未婚、というかカレカノ。 新生月組さんはまだ見ていないのですが、アサカナは完全に彼氏と彼女。恋人同士。 ・雪組さん:既婚 今年で結婚○年目なのに、あそこはいつまでたっても恋人同士みたいねー、なカンジで。でもやることはやっているので子供はたくさんいると思う。 ・星組さん:婚約中 ぶっちゃけわたとなは「殿のお手つきを下賜された殿に目をかけられている士官」なんだと思います(むっさんSSするなら余所で)(いやしないよ!)。「わたくしにはもうここ以外にゆくところがない、けれどもその最果ての地がわたくしがたどりつくべきところだったのです」。そういうカンジで。 ・宙組さん: は、色々考えてみたんですが、もはやあそこは「タカハナ」っていうジャンルなんだと思います。未婚であり、既婚であり、すべてひっくるめて「TAKAHANA」みたいな? さっぱり伝わらないですね。 [ベルばら千夜一夜語り(前向きになるための最終章)] きよしくんのところで、今日BSで特番があったのを知って途中から見ていました。ちょうどOGの歌のコーナーが始まったとこだったので、ああ、もう現役登場はないかなぁと、だらだらと見ていたら、再び現役メンバーで漫画版のアテレコ大会が始まりました。ギャー!もうちょう沸騰しました。だって、宝塚のベルばら見ながら誰もが思うじゃないですか?「原作のあの場面を原作通りに宝塚の配役で見たい」って。それが叶ったよおかあさん!マイカゼの口から「(オスカルを女と知りながら)愛しています」「オスカル様が好き」が聞けてしまったんですよ?カッさんがコム蔵オスカルを口説き落とす場面が再現されてしまったんですよ?(残念ながらあなたはばらの花をたべるのですか?はありませんでした)(ちぇー)。……NHKグッジョブ!一番なりきっていたのはマイカゼでした。そしてコム蔵さんはどう見ても照れていた。そこもまた萌えましたけれどね!(あんた最悪だ)。 (ついでに、この番組の後にやっていた「詩のボクシング」がすごい面白かったです) どうやら今回は(は?)池田女史も宝塚版ベルばらに対して全面的に協力してくれているようなので、じゃあスカステでも原作アテレコ大会やるといいよ!本公演通りのメンツでも全ツ版でも新公版キャストでもいいから。そしたら私、紫ベルナールで「ママン」が聞きたい(真剣)。 という訳で今日はベルばら映画版(フランス制作)の話をします。 とはいえ、かなりうろおぼえというか、かなりどうしようもなかったというか。正直これ見ると宝塚版の原作からの乖離なんて超良心的だよ!と思えるぐらいな迷作です(笑)。 というわけで映画版の見どころ(というかむっさんが覚えているところ) ・女であることを悩む場面を表現したかったのか、鏡の前でブラウスのボタンを外して自分の乳(生)を眺めるオスカル様。 ・それを影からこっそり覗いているアンドレ(ひぃ!) ・ロザリーが巴里にまだいた頃に、ロザリーを買春しようとしていたジェローデル(震)(つまりは原作のミラボー伯の役どころですな)。 ・オスカル様と婚約して「少しあなたを私の妻にふさわしいようにしなくてはならない」と、オスカルを調教しようとするジェローデル(INベッドルーム)(震震)。「あついのがいいですかつめたいのがいいですか?」ひーっ!どんなプレイを強要しようとしているんだ!どんな調教なんだー! ・まとめ:ジェローデルが変態だった。以上。 間違っていたらごめんなさい。あとラストシーンがすごく変っていて、確かオスカルとアンドレは生き残って(?)、巴里の街角で革命を祝う民衆のお祭りみたいなのに巻き込まれて(いや、これが革命前夜だったのかなぁ)、「アンドレ!アンドレ!」「オスカル!オスカル!」と互いの名前を呼び合いながらも、二人は雑踏のなか離れ離れになってしまう。で「fin」……ええええええー!! フランス人の感覚って意味がわからない、と思ったものでした。 まあ、そんなカンジに来年から半年間、楽しんでいこうかと思います(笑)。 (ちなみにベルばらアニメ版はあっさりと近所のTSUTAYAにありました。ちょうど前半部分が借りられていたので、後で行って借りてこようと思います) [スカステメモ] ・絵麻緒さんのサヨナラビデオがかかっていました。そうか、絵麻緒ライブがこのビデオには入っていたんだとぼんやり見ていました。絵麻緒さんのマッカーサー・パークがすごくドラマチックで好きだったので、それが聞けて嬉しかったです(確かエンカレでマッチンが歌っていたよね?)。あと絵麻緒さんのアイドルっぷりに帽子どころかヅラを脱ぎました。あのひとすげーなー。 で、その中でのトシちゃんメドレーを見ていて、ふと思ったのですが男女をペアで売るジャンルって宝塚だけだよなぁと思いました(唐突に)。なんというか男女がいてそれが思いあっているっていうのを売るのは宝塚だけというか。たとえば世の中の恋愛ドラマは、その場限りのキャストだから、あれは俳優・女優をピン売りしている訳ですし。じゃあ夫婦デュオとかは?と思ったんですがあれは夫婦である前に仕事のパートナーというかコンビを売るわけじゃないですか?(息のあったところとか)、僕達ラブラブですーって言うのを全面に出す訳じゃないですよね?他に男女コンビで成り立つジャンルとして、夫婦漫才とかアイスダンスのペアとかもありますが、それだってやっぱり恋愛を全面に押し出すわけじゃない。何よりもデュオ(二人組みの歌うたい)は必ずしも男女の組合せじゃなくちゃいけないわけじゃないし、漫才だって男女の組合せとは限らない、アイスダンスは、それぞれに「男子スケート」「女子スケート」というジャンルがあって、それに類する「(男女の組み合わせとしての)アイスダンス」な訳ですよね。これを宝塚に置き換えると、「男役」「娘役」はあくまで宝塚の要素であってジャンルではないわけじゃないですか? ま、ひとことで言えば「宝塚は男役がいて娘役がいる」という当たり前の事実なんですけれどね。 トシちゃんメドレーで「ハッとしてグッとして」をやっていたぶんまひを見ながらそんな事を考えていたのです。ああ、こうやって「ハッとしてグッとして」をやっている男女を見てニヤニヤできるのって宝塚だけだなぁと。 伝わらないなぁ。 ・野風の新公をちょっとだけ見ていました。千尋悠ちゃん上手いな……辞めちゃったんだよね……。 [伝書鳩返し] ・うわー、「ピチ」「メル」が通じたよー(嬉)。あれは当時からすでにマイナーで、私の周りでは購読者はおろか存在を知っている人もいなかったんですよー。ほんとにアレは読み応え在りました。実家帰ったらまだないか探してみようと思います。 [更新履歴] テラリウム更新しました。 むっさんよっぽど話したいことがたまっていたんだね……(哀れみの目)。 明日はこんな私をかわいそうに思った上司が「午前半休でいいよ(大意:明日は夜遅くまでかかるからね)」と言ってくれたので、年末ジャンボを買ってから出勤しようと思っています。 |
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