2005年07月31日(日)
ぱっととっさにそんな満面の笑顔で


 当然のごとく記録媒体など使っていない茶会報告ですので、勘違い間違い見当違いあるかもしれません。つうかうちの茶会報告は開設当初から「正式な報告は他のサイトで!」がモットーです。という訳で何か見つけた時はこっそり教えてもらえれば全力で修正しますので(というわけで百茶メモ修正済み)。

 前置き終了。

 涼茶報告いきます。最近記憶力が衰えてきたのか、その日に書かないと忘れちゃいそうな気がしてしょうがないんだよ……。


[涼茶メモ]

・お洋服が浅黄色の着流しです。うっひゃあーたーまーりーまーせーん!(落ち着いて)。もうその瞬間元とった気分になったりして。

・公演トーク。玉持ちの玉もメイドインチャイナだったのですが、あまりにも重すぎてメイドイン小道具さんに変更になったのだとか(当社比1/3重量厳)。苦労点は、あの衣装が足に絡むというか股の間に入ってきてしまうこと。「ふんどしみたいでみっともないじゃないですか!」……ああ、涼さんの口からそんな単語が。

・ミエコ先生と踊っているのは泣きたいくらい感動らしい(香盤出たとき泣いてしまったらしいよ)。本当にすごい尊敬していて、ベルリン公演の時も同じ舞台に立ったけれど、同じ舞台に立つだけで光栄というか、とにかく感動の嵐の模様でした。

・らっこさん。シンディに「女性がらみの犯罪を犯した元坊主」という事で「五分刈だから」とあっさり指定されて唖然となる。衣装合わせ当日は話題ナンバーワンだったとか(上級生がわざわざ見にきて笑う)(本人泣き顔)。「あの、この間までジョニー・ケイスとかやっていたんで、黒くするのはいいんですけれど、五分刈りは……」と抵抗する涼さん。「だって宝塚だから二枚目で出たいじゃないですか!(熱弁)」。という訳で再三の交渉のすえようやくあの「シケ」(色シケって言ってました)がついたんだとか。床山さんにはあれをつけるのに三日かかったと文句言われつつ(笑)。私はあのシケは涼さんが自分でつけたとばっかり思っていたんですが(笑)、和鬘だとそうはいかないんですかねぇ。

・というわけで衝撃のビジュアルのらっこさん。僧侶あがりのやくざ者、という事で歌舞伎では定番な役柄とかで、ビジュアルはそっちに準じているんだとか。歌舞伎だと赤い女物の襦袢をしているのだけれど、それだと真飛さんと被るから白なんでしょうねぇと。意識しているのはサラシが真っ白で綺麗なので、それが映えるように工夫しているとか。地色を濃い目に塗ったりしていますと。はだけさすのもそれか!(納得)

・元々、さそりらっこあんぺの三人組は、吉本というかわらわかしどころだったらしい。演技指導?の歌舞伎の先生にも「方言をしゃべる、っていうだけで面白いところなんです」と言われて、稽古の最初の頃は「せらいをやるんじゃせらいを!(ひゃっふーう)」見たいな明るいノリだったのが、段々話が変ってきて深刻な役柄になってきたんだとか。

・ショーのタップの場面。タップは得意ですかと聞かれて、音楽学校時代のタップの試験の話に。タップの試験でのコツは靴についているタップチップをとめているねじをゆるめる事なんだそう。「そうするといい音がでるようになるから上手く見えるんです、皆さんも試してみてください!」って(笑)。でも一度、ゆるめすぎてタップチップがすっこーんと飛んでしまった事があったのだとか(腹抱え)。いやあ、こういう話をまったく悪気もてらいもなくするのが涼さんだよなぁ。思わず「ズルをしてでも優勝しますよ!」と被ります。被るというかまんまな気も(笑)。

・クラブの場面。ヤンさんの振り付けを喜多先生とかの昔の宝塚のクサさを引き継いでいるみたいだ、と称していました。ちなみにMXでこの場面を「ホストクラブ」と連呼してしまい「あれ、本当はNGだったんですよね……でもあれはホストクラブですよね?皆さん行った事ありますか?」(ふるなよ)(笑)。

・話は戻ってバウの話。苦労した事と嬉しかった事を聞かれて、苦労した事は結局最後は嬉しいことに繋がるから、あえて苦労したことを挙げるのは難しいと言ってました。あれは苦労というのかなぁ?みたいなカンジで。そのポジティブさもまたスズミズムだなぁと思います。ちょっと感心しました。


 ……すみません。ちょっと記憶がとぎれました(つうか力尽きたな?)。

 最後の挨拶で、お茶会を「幸せな時間」と称してその幸せな時間をありがとうございますと感謝する涼さん、多分お茶会そのものが好きなんだろうけれど、普段応援してくれていることとか、お忙しい中集まってくださって、とかじゃなくて(いやもちろんそれもあるけれど)、幸せな時間をありがとうと感謝する涼さん。……そういう姿勢も込みで本当に宝塚スタァ、そしてそんな涼さんが大好きだなぁと思いました。
 こちらこそ幸せをありがとう、だ(素)。


[思い出したぞ百花茶メモ]

・お芝居のプロローグの香盤で「長崎芸者」となっていたのを見て、「ひゃぁ〜芸者だよ、どうする?思いっきり抜かなくちゃねぇ!(とここで襟を抜く手振り)」と言ってひかちゃんと盛り上がっていたももかさん。いざ衣装が出てきたら……あれ?(笑)。でも実際に長崎の芸者はお祭りの時にはああいう格好で踊って花をそえていたんだとか。へー。ももかさんも勉強になりました、と言っていました。


 というわけで、今公演のお茶会消化完了。4回って行きすぎだろ君?と自分でツッコんでみたんですが、でも既に3回はデフォルト設定なので、それがただ一回増えただけだから、別にいつもと変らないなぁと思うあたりもう完全に感覚が麻痺しております(笑)。いやー、満足、満腹。


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