| 2004年09月14日(火) | ||
| こいごころあざわらって | ||
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今、私の待ちうけもコバトンです。一時、吉野さんに教えてもらったリーマン壮一帆さんにしていたんですが(するな)開くたびに半笑いなのでやめました。 以上、伝書鳩返し兼プレトーク(笑)。 [業務連絡] テラリウム更新しました。告知は一日遅れましたがももかさん誕生日ネタ。プラスアルファ。 で、既に小郷さんちででているように、ビバリウムさんがURL申請制じゃなくなりました。自動的にテラリウムもちょっとひなたに出てきたことになります。とはいえ、裏は裏ですし、相変わらずバカで下品で激甘で(いやそれはむっさんちだけ)、理解しがたい方には理解しがたい方向になっていると思います。わかってやっています。どうぞ無駄に越境されないようお願いします。日本は飽食の国ですからね、お口に合わないものを無理して食べることはないですから。何かあったら即効撤収します。どうかわたしたちのたのしいおもちゃをとりあげないでください。 今日一日でアクセス数が一気に伸びているのにちょっとびびりました(笑)。ありがとうございます。でも一番びびっているのは反応皆無なところなんですが(素)。や……やっぱりダメですか?(小声)(内向)(穴掘)。 まだまだ飽きてません。続けます。 [花舞う長安のいそぎ] 『楊貴妃伝(井上靖)』を読みました。その話を。 えー、普通に面白かったです。ただこれを玄宗皇帝と楊貴妃の愛の物語に換骨奪胎するのはきびしいなぁと思いました(実際きびしかったしな)(言うな)。面白みを感じたのは宮廷劇の方だったので、愛の物語だけだとうすっぺらいというか(実際うすっぺらかったしな)(言うな)。 結局、宝塚版で一番おいしい役は皇甫惟明だったというのが私の結論なのですが、原作では皇甫惟明の出番って少ないんですよね。でも少ないがゆえに、原作そのままに切り出されて舞台にのせられたというか、いじられていない分、よかったというか(……)。 しぃちゃんのやっていた楊国忠、『楊貴妃伝』では史実で伝わっているほど悪役ではなかったなぁという感じです。悪なりの正義というか、ものすごく真っ直ぐな人という印象。自分の野望に真っ直ぐな人、それゆえに悪。私の中では結構繋がりそうな予感があるので、本公演に期待したいと思います(脚本には全く期待しておりません)。 で、もうひとつ関連書籍を読みました。 『隋唐演技(田中芳樹訳)』 こちらは史実というか歴史書の翻訳なのですが、読みやすく読み応えがありました。私、関連するところ(4巻後半から5巻)しか読んでないのですが(笑)、最初から全部読んだら面白いだろうなぁと思いました。 で、この二冊だけの中途半端な知識ながら、私が一番驚いたのは號国夫人(ももかさん)のキャラ立ての激しさです。すごいキャラ立ってるよ!! 「號国夫人トリビア」 ・三姉妹の中では一番美人だったという號国夫人。 ・三姉妹の中では一番にぎやかだったという號国夫人。 ・安禄山(タニオカ/トウコさん)とデキていたという號国夫人。 ・楊国忠(しぃちゃん)ともデキていうたという號国夫人。 ・玄宗(ワタさん)に「キャーラダメス将軍よ〜!!」とばかりに抱きついた所を見られて楊貴妃(檀ちゃん)を怒らせてしまう號国夫人。 ・時々、市井から若い男の子をさらってきて(中略)な號国夫人。 ・それでも、楊貴妃のおかげでこの世の栄華を味わうのを「すべて夢」と割り切っている號国夫人。 ・だからこそ最後まで夢を見ていたいと、安禄山の反乱においても「もっと楽しい宴を開きましょう」と言う號国夫人。 ・ついに追い詰められて死を迎えるとき、近くの竹林で共の者の自害に手を貸し、潔く自分も死のうとしたところを捕まってしまう號国夫人。 ・そして繋がれた獄で死んだ號国夫人。 ひぃ!なんてオモロでドラマな人なんだ。 舞台ではトリオ扱いで十把一絡げなんですが、それでもこういう背景を持つ號国夫人がももかさんにふられたことに感慨深くなりました。と同時にもしアキソノさん存命なら、役の比重が上げられて彼女にこの役がふられたのかなぁとぼんやり思ったり)(しーっ!!)。 以上を踏まえた上で、新公で大真くんに安禄山がふられたことは、間接的な大百なんだと思えばいいんだと思います(って小郷さんがゆってました)(バラすな)。 ……大真くんの新公安禄山はちょっと驚きました。や、くると思っていなかったんで。それに安禄山ってそんなにいい役じゃないよなぁ(素)。「花舞う長安」で一番おいしいのは皇甫惟明で、一番含められるのは楊国忠だと思っていたので(だから何よ)。 まあどう転んでも割と楽しみではあります。 3連休お休みにする為にシャカリキに働いています。 |
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