2004年05月16日(日)
産んでから決めればいい


 お久しぶりです。仕事してました(ぐったり)。システム除却もどうにか終わりそうです。実に3年半このシステム(某大手電気メーカー法人向け物流システム開発保守)で仕事していたのですが、色々あったなぁ……(以下年寄りの戯言なので省略)。
 次の仕事はまだよく見えていないのですが、いい転機にしたいと思っています。もう少しがんばる。



 昨日はダブルヘッダーでした。星組さん×2ではなくて、星組+沢樹さんの舞台(ええ?)(君「み部」じゃないのに!)(だって観たかったんだもん)

 じゃ、順を追って星組さんから。

[週刊ミスターれい(いや、なんとなく)]

 初見のクマコさんがお芝居終わってすぐに「ゆかり君よくなったねぇ」と言っておりました。クマコさんの判定も出ましたよ、やっぱり本物らしいですよ!(ガッツポーズ)
 私的には去年が綺華れい元年なんですが(笑)、世間的には今年が名実共に(謎)綺華れい元年なんでしょうな。で、この間からすごく言いたい事があるんですが言ってもいいですか?微妙に毒かもしれないんですが言ってもいいですか?(厳重な予防線)。
 私が今の「あやかれいすげーな!(@利助口調)」と思うのは、本人のモチベーションと劇団の猛プッシュのベクトルが合っていることなんですよ。実はタカラヅカでこれってものすごい珍しい事だと思うんです。大抵噛みあわないじゃないですか、ずれていること多いじゃないですか?(早くに摘みすぎたり、熟れさせすぎてしまったり)(難解)。私なりの勝手な判断でそれが合っていると、そしてそれはとても稀有な事なんじゃないかと思っています。
 実はスカステ新公前インタはまんまと見逃しているのですが、本当は新公観てからこの事を言おうかと思っていたんですが。とりあえず色々な意味で奴はくる、奴はきている、つうかそんなこと皆気付いているから!
 新公が楽しみです。
 で、公演の話なんですが。
・使用人のミスターれいが常に上向き加減で張り付かんばかりの笑顔で「使用人の勤め」を果たしているのが、つい「ちっちゃい子が写真を撮られる時に『はいイイ顔してねー』といわれてしたイイ顔がすごく誉められてそれ以来写真を撮る時は常にその顔をするようになってしまった『イイ顔』」に見えます(伝わんないよ)。途中でぷぅと膨れる彼に「はいはいー、ゆかりくん、イイお顔はどこいったのかなー?イイお顔してー」と言いたくなります。気分は保母さん(笑)。
・アムールちゃん、ムラでは「男にも女にも見えねぇ!(誉め言葉)まさに妖精、つうか人外のもの、むしろカッさんが作り上げたドリー夢」と言ったのですが、東京では女になっておりました。お、お母さん赤飯!(違)いやぁ、エロい。つうか赤いペディキュアに悶絶しました。
 で、この女体化現象(女体化言うな)(でも私的にはそういう感じ)を、「Luce」における立樹さん効果といったら、クマコ・かおり両氏にがっさり否定されました。いいの、私の中ではそうだから(笑)。


[貴公子の条件]

 カッさんの話です。
 ファンの方には申し訳ないのですが今回のカッさんは何もかもネタになっております、私的に(笑)。ムラ公演観た時に思ったのですがアポリネールがル・ミルリトンに来た時の軍服カッさんの台詞が
「恋愛(をしたカッコいい俺)の詩も書いた、
 牢獄に留置された(カッコいい俺の)詩も書いた、
 そして失恋(をしたカッコいい俺の)詩も
 今度は戦場で(カッコいい俺)の詩が書いてみたくなった」
 っていう風にしか聞こえないんですがー!(腹抱え)(ごめんなさい)
 あと、ラパンアジルでのシャガールの個展を祝う時に、いつのまにか銀橋でひとり世界を作り始めるアポリネール(笑)。あそこのシーン、いつも後ろの人たちに「ちょっとー!皆静かにしてあげなよー」と思うのですが(皆うるさすぎ)(星組だからな)、そんな事構わずに自分の世界に入り込むカッさん(震)。すごい、すごいよ。貴城けいの真骨頂と思うと同時に、貴公子の条件として「有無を言わせずなんのインターバルもなく自分の半径1メートルを自分の世界にすることができる」という勝手な定義を思いつきました(笑)。
 私の中でのカッさんは最強の自分大好きキャラになっています。ごめんなさい。
 でもそんなカッさんの世界大戦前のあのシーンが普通に好きだったりします。
 つうか「マルク、ハイム」って名前呼びかー!(萌えたらしい)(そうなのか)。


[小メモ]

・花嫁選びのひかちゃんの自己アピールが「チラリ足見せお色気大作戦」になってました。句読点の度に(笑)スカートの裾をめくってアピール(笑)。
・英真さんに「静かに!」と怒られる花嫁チーム、みなみがエレナ様に「しー」としているのがたまらなくカワイイ。
・初見の時になくなっていた「オルガ・シュタインホフでございまぁーす!!」が復活していてうれしかった。この「ございまぁーす!!」のニュアンスが何度聞いても面白い。
・使用人チーム……もしかして、みらゆか狙っているの?(素)。
・使用人チームでなかなかキャラ立てが見えてこない夢乃聖夏ちゃん。いや、何か見えてきそうなんだけれど見えてこない、あれだけ他の3人がかぶらない方向でやっているから、多分4人でそれなりに打ち合わせしていそう(作りこみをしていそう)なんだけどなぁ。
・とかおりちゃんに言ったら「いや、あの3人はどうやっても(相談なしでも)キャラかぶらないよ」と言われました。うう……否定できん(笑)。
・そんなかおりちゃんからの提案「じゃあ夢乃聖夏ちゃんは『オカマキャラ』で行ったらどうだろう」と。ああ!(目ウロコ五枚)ある意味安直で卑怯で定番なんだけれど、あのメンツで最下の彼になら許される、むしろ積極的に色々できるからアリなんじゃないかと。かおりちゃんすげー。
・というわけで検討してみてください(いやここで言っても)。花嫁候補に「アンタたちなんかをウチの若様が相手にするワケ無いわよ!キー!(ハンカチ噛み)」な感じで。オカマ芸はちーくんに習えばいいですし、ハンカチは愛の淑女のしぃちゃんのを借りればいいとおもいます。
・ごめんなさい言い過ぎました。
・という訳で愛の淑女はやっぱりしぃちゃんの圧勝だと思います(繋がっていないよ)。
・史実に基づいて(笑)モディ×ユトよりもモディ×スーを推したい私(世界でただひとり)。例の「スーチンはモディリアーニにしか笑いかけなかった」。この史実、実は「スーチンはモディの奇妙な格好・奇矯な行動に笑っていたんじゃないか?」という風に解釈してしまったら止まらなくなりました。「ああ、あいつ今日もバナナみたいだなぁ」と笑うスーチン、それを見てスーチンは自分の事好きなんだと誤解するモディ……。
・すいません、いつもの癖が、いや病が。
・ショーでのヒヅキエグレアはちゃきちゃきだんじり娘みたいでカワイイなぁ。あの振り付けは全部「振り付け」なのかなぁ。タニオカが銀橋で歌っている時に「ドキムネ★」しているヒヅキがお気に入りです。
・なんだかんだで今回、お芝居もショーもすごく好きです。ハマるー!といってガツガツするイキオイじゃなくて、ただ、好きだなぁと。



 ああ!沢樹さんの舞台の話までする余裕が!
 すっごいいい舞台だったんですよ、本当にすごいいいもの観た。沢樹さんが出ているからとか、オギーの脚本だからじゃなくて、私の中にある「いいお芝居を見たい欲求」がものすごく満たされたんです。いやー、行って良かったー!!

 で、私の中にあるその「いいお芝居を見たい欲求」。
 これがあるから私は宝塚に対してウザ語りを繰り返してしまうんだろうなぁと。タカラヅカに対してそれを求めることがそもそも間違っているのかもしれませんが、つうかそんなに「(六実判定での)いいお芝居」が好きなら、タカラヅカじゃなくて普通の舞台観にいけばと言われてしまえばそれまでなんですが(うなだれ)。いや、タカラヅカはタカラヅカで大好きで、タカラヅカだからこそのものもこよなく愛しているのー!(ハイハイ)。
 でもそのタカラヅカで時々、たまに、ごくまれに「いいお芝居を見たい欲求」が満たされることがあるんです。そうするとその人に異様なまでに喰らいついてしまったり、執着してしまったり、過剰な期待をかけてしまったり、ドリー夢を抱いてしまったりするんだと!(もしもし?)
 久しぶりにタカラヅカ以外の舞台を見たら、うっかり何かが見えてきてしまったようです(さっぱりですよ)。



 伝書鳩返しやらメールやら溜めてます。すみません。追々返しますので。
 それでは。


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