2004年04月07日(水)
ルクス、ひかりの単位


 ただいまー(満面の笑み)。

 それではさくさくマシンガッっていきます(どういう動詞だ)。
 あくまで私の見てきたものです、むしろ私が見てきたもの、もとい私に見えたもの、ですから!(平たく言うと妄想ばかり)(それ、いつものことだから)


[プレトーク]

・絵麻緒さんからお花が届いていました。
・と思っていたら本人が来ました。うわー、退団後の絵麻緒さんを生で見るのは初めてです。きれー。随分髪が伸びてました。かおりちゃんちで見(せられ)た(笑)FC写真とかで見た絵麻緒さんのワンレンは似合わないなぁと思っていたのですが、実際見たら違和感なかったです。
・その他お客様。えりちあきちゃん、橘梨矢ちゃん、花純風香さん、悠真倫さん、愛音羽麗さん、その他下級生。えりちあきちゃんはしぃちゃんと同期つながりとして、ももか親分愛されているなぁ。
・「NHKおかあさんといっしょ はいだしょうこ(原文ママ)」さんからみらゆかにお花が入っていたよ!


 それでは本編に入ります。
 時系列に行きたいところなんですが、既に一番最初の曲とか衣装とかが完全に抜け落ちています(愕然)。
 というわけでランダムに。


[ナパームスクエア的チキチキ総当り戦結果発表]

 今回のDSのメンバーが出た時、私の中でものすごいイキオイで乗算回路が動きました。その結果を検証していきたいと思います。

・みらもも
 これだけみらもも言いつつも、むっさんは生でみらもも見たことありません。東宝マルディグラ?観ろっていう方が無理です(断言)(つうか見ていないのに君はあれだけ漏らしているのか)。ですから今回のDSは私の初みらもも体験★になるはずだったんですが……「ない!ない!みらももがない!」どこにも落ちてなかったおかあさん!(涙目)、いや絡むところはあるんですけれど、みらももっていうかWももちゃんでしたよ(うなだれ)。見落としているのかな……ちょっと残念。基本的にゆかももとみらヅキだったんですよ。何故その組み合わせ……だって顔のサイズから考えた(削除)

・ゆかもも
 というわけで綺華×百花戦だったんですが、これが結構イケていたと思います。正式判定は北のまぁ担の判定を待ちたいところなんですが(笑)、なんだろう?異種格闘技戦?(そこか)互いの異種加減が上手く相殺できているみたいな?顔のサイズの違い(直球)はあまり気にならなかったです。というかももかさんはそんなに乗り回す(回すな)のが難しい娘役ちゃんでは無いと思うんですよ。だってあの人すごい「娘役」だと思うし。それを乗りこなせないのは全て男が悪い(断言)。逆に「男役力」を試されているんだと思います。そう思うと綺華氏は成長したんだなぁと思う次第です。たぶん、ちょっと前の彼ならけちょんけちょんにやられていたはず(いや、やるかやられるかの問題じゃないから)。

・みらゆか
(本気でそんなものが見られると思ったんですか?)(だ、だってアヤキDSだってすずおかが観られたんだよ?)。ええ、そんなものはもちろんどこにも落ちていません。ですがオープニングの大真くん紫くんのイヤーカフおそろいじゃなかったですかね?(聞くな)(確認しろよ)(いや、オペラをあげるのははばかられる席だったんだよ……)(つうかそんなところまで見るな)。

・しぃヅキ
 この間も言いました、私しぃちゃんが組替えで来る前に、星娘の誰と組ませたいかを聞かれて「はにゃかヅキ」と答えているんですが、その夢が叶ったよおとうさん!
 オープニングとハワイアンの間のシーンで絡んでいるんですが、ちょっとびっくりするニュアンスの絡み方でした。なんだろう?乾いたつれない女ヒヅキと弱い男しぃちゃんという組み合わせで。しぃちゃんが切ない顔を見せてくれてねー。いや、しぃヅキなら「どす恋ヒヅキの猛烈アタックをすべて「はっはっはー!ヒヅキは元気だなぁ!」で受け止めてくれるしぃちゃん」で来るかと思ってたんです(思い込みすぎ)。これは凄い私的に新境地でした。ヒヅキのファムファタールな感じもたまらんかったです。


[立樹遥ハワイアンショー]

 スカステでも流れて(私の中で)話題沸騰だったハワイアンのシーンですが、いやぁ面白かった!
 ハワイの現地人に観光客(多分)(衣装がポスターの衣装でした)しぃちゃんが囲まれるっていうシーンなんですが、なんかみんなでしぃちゃんのこと「ぱいなっぷるぷりんす」とかゆってたで!「ふれっしゅでみずみずしい」みたいなことゆってたで!あまつさえ「あまいきすがほしい」と言って皆でしぃちゃんに迫っていたで!(腹抱)
 さらに腹抱えなのがここでのトーク。ハワイと言えばの質問で日焼けと答える大真くん(うっかり海岸で寝てしまって大変な目にあってしまったと語る)(あーやっちゃったかーといわれる)、ハワイと言えばフラダンスと答えるあやかれいちゃん(あまり発展しないトーク)(やっぱりトーク苦手と判定)。そんな男どものぬるいトークはどうでもよくて(いいのか?)、なんといっても女性陣(いや全員女子だから!)(お約束)のトークが!(腹抱え)
 ヒヅキの場合:「私はハワイに言ったことがないのでハワイに対して妄想が……」も、妄想て!(二つ折れ)。ちなみにヒヅキのハワイへの妄想はジーパンを短く「ちょんっぎった(原文ママ)」女の人がローラースケートに「乗って(原文ママ)(はくんじゃないのか)」しゃーっと行ってカウンターに腰掛けている雰囲気なんだそうな。そんなヒヅキがダイスキだ。そしてそれに対して「あー、じゃあハワイに行ったらそれやってねー」と言うしぃちゃんもなかなか大物だと思う。
 ももかさんの場合:「ホノルルマラソンに参加する!」との強い決意むしろ熱意を披露(笑)。こうよぼよぼに歩くことになっても(ここでちゃんとパントマイム)、最後まで完走したいと。さらにしぃちゃんにも参加しようと呼びかけ、しかも「じゃあここでお客様の前で誓って、ねぇ?」と証文書かされる(違)しぃちゃん。ももかさんサイコウ!(笑)。でも似合うと思うよ、しぃちゃんとホノルルマラソン(まりえも一緒に出るよ!))(しまったウッカリビバテラネタに繋がった)
 ここのハワイのシーンで、みんなで歌ってくれた歌がすごくいい曲、人は皆海に帰るんだみたいな歌なんですが、すごいいい曲、うっかり涙ぐむ。つうかむっさん、このDSで8回ぐらいしぃちゃんの歌に泣きそうになってます(ええー?)。


[タカラヅカセレクション]

 スカステで言っていた「すごい大きい帽子を被るメキシコの場面」はそれほどインパクト無かったです。いや、もっと大きいの想像しちゃっていたから(どれぐらいだよ)。見ながら「あー、皆で同じサイズの帽子を被るって酷だよなーと思ったり(含)。
 で、そのメキシコの場面からブラジル、というかしぃちゃんのシナーマンに繋がるんですが、うわぁ、やっぱりしぃちゃんも成長したんだなぁと思いました(何様ですか)、スカステで見ただけなんですが新公主演時のシナーマンとはニュアンスが違ったというか。
 でここからタカラヅカ曲セレクションになるんですが「シナーマン」「ソル・エ・マル(コーラスメンバー)」「ホップスコッチラブ(コーラスメンバー)(これが皆カワイイ)」「愛のためいき(アンナ・カレーニナ)」「愛さずにはいられない(月夜歌聲)」えええええー!しぃちゃん的に月夜〜ってありなのか!(素でビックリ)(かなり驚いた)(……コメントは控えておきます)。


[ノアールの場面]

 勝手に命名します、ノアールの場面。
 前景のタカラヅカの曲に続いてゆかり姐さんが女装で登場、黒いドレス。ちなみにしぃちゃんも前景から黒い衣装。この衣装がちょっと凝ってて素敵でした、スパンコールというか飾りのつきかたが。紫君のは何で使った奴だろう……スカート翻すとショッキングピンクのパニエ(でいいのかなぁ)が見えるのがすごく印象的。
 しっかしゆかり姐さんの女装は違和感ナッシングですな!美人は何をしても美人だ、すごい美人だ。しぃちゃんを幻惑しつつ、その合間にヒヅキがエンジの衣装で出て来ます。ゆかり姐さんと共にしぃちゃんを幻惑というか、ヒヅキのほうだけ実体の女っていう感じなのかなぁ。そしてゆかり姐さんがはけて、黒地に赤い地模様をあしらったドレスのももかさんが出てきてソロを歌います。ここのももかさんがサイコーにカッコ良かったー!すごいカッコ良かったー!私、いつも通り歌の技術についての知識はさっぱりなんですが、凄く雰囲気のある歌い方、マダムモモカのサロンへようこそみたいな、すごい大人な場面。ももかさんの歌に合わせて踊るヒヅキ、やがて大真くんが出てきてデュエットを踊る。……わたしは大真くんも女装で出てくるもんだとばっかり思っておりました。そうかオギー的にはナシか(笑)。ここでみらヅキで割とアダルトなデュエットを見せてくれるのですが、ここの大真くんをエロ判定してイイのかどうかさっぱりわかりません。ねえ?エロかった?(聞くな)(だって、エロい大真くんはこの辺りの大真担管理人の悲願なんだよ?)(勝手に一緒にするな)、単に私の記憶が落ちているのか、ももかさんに夢中だったのか、ちょっとあやふや。思い返すとエロかったようなそうでないような……(悶々)(するな)。
 最後にスカステでも流れた「ヘミングウェイレビュー」でのロケット前銀橋でのサエオトが歌っていたのと同じ曲で、濃い目に踊ります。ここのヒヅキがいい顔でしぃちゃんに縋っているのがキました。


[ラスト]

 ラストのしぃちゃんが出てくる前のコーラスメンバーのとこ。ここ大真くんが割と長めのソロをもらっていてびっくりしました。どんな歌を歌っていたか覚えていないのですが、やっぱりあの人は芝居心のある人だ(うっとり)。そろそろバレているかもしれませんが、私今回あまり大真くん見ていないんですよ(笑)。やっぱり大真担というよりしぃ担で参加してきたらしいです、あととにかく全員みたくてしょうがなくて。あと私の席からは大真くんサイドって見えにくかったんですよ(うなだれ)。という訳で、ここは大真くんを堪能させてもらえました。本人曰く「成績悪いの御存知ですよ『ね』」の歌ですが、やっぱり芝居的というか、そう言った意味ではすごく聞かせてくれるなぁと割と真面目に思います。
 ラストのしぃちゃんは美麗猫の中詰の稔さんの白の変わり燕尾でした(確か)。先述のヘミングの歌といい、私的にはプチツボです(笑)。ああ、しぃちゃんも星組ッ子になったんだなぁと(違うから)。なんだろう?マリー・アントワネットがフランスに輿入れする際に、オーストリア産のものは全て脱がされて、フランス産のものを身に付けさせられた故事みたいな?(違うと思う)。
 全般的に選曲がものすごく良かったです。
 あと照明がね、客席に向けている照明がちゃんと木漏れ日のフィルター?ゼラ?(なんていうんだっけあれ?)をかけているのも印象的でした。
 ラストにもう一度、全員が出てきて、それぞれ挨拶をするところ。並んでふと大真くんの方を振り返ったしぃちゃんが「すごい汗だねぇ!」と素でびっくり。それをあははと流しつつ、自分があいさつして退場する時に、ちゃんと額の汗を大げさに拭うしぐさをしてさる大真くん(会場ややウケ)。こういうところが私の中の大真みらん役者ドリー夢を刺激するというか、おそろしくそういう勘のいい人(以下猛烈削除)。


 終演後、会場入り口にあったひまわりの大きな花飾り(ひまわりがたくさん活けてある大きな花瓶)から、一本づつバラされて配られていました。うわぁ、私も欲しかったよ!でもそういうところがまたしぃちゃんのDSらしいなぁと思いました。
 本当にあの人太陽だと思いました。凄い楽しかったー!
 でも立樹さんに対して色々考えてしまいました。それは以下に記すとして、とりあえず撤収します。つうか寝させてくれ。
 後でまた思い出したら書きます。ではー(仕事を果たしたイイ笑顔)。


 そうだ、大事な事言い忘れた。
 今回のDSコーラスメンバーの中で、一番の姫キャラはあやかれいちゃんだと思う(男前なヒヅキ)(たよれるももかさん)、いやー、いいメンバーだったー!(キラキラキラ)















 以下、本日のおまけコラム(違)。こんなに下げるのならわざわざ書くな(でも自分の為にも成文化しておきたいんだもん)



[太陽はひとりぼっち]

 私、いつも言っています。しぃちゃんはしぃちゃんのままでも素敵だけどしぃ様になって欲しいのよー!と。もっとあざとく攻めていいのになぁ、ぶっちゃけちょっとぬるいなぁといつも思っています。
 でもね、今回のDS見てちょっと考えを改めました。しぃちゃんは敢えてしぃ様にならないのかなぁと。何故なら彼は太陽だから、太陽はいつも同じでなくてはならないから、太陽はいつだってひとしく暖かな光を降らせなくてはならないから(もしもーし!)。
 割としぃちゃんは笑顔を絶やさない人だなぁと思いました。そのまま鬼畜攻顔でギラっとしていてくれればいいのに、ふっとその間に笑みを挟むんです。挟むというか、こちらに笑いかけるんです。まるで「心配しないで、僕はみんなのしぃちゃんだよ!」と言わんばかりに(なんですかそれ)。そうやってものすごく安心感を与えてくれる、しぃちゃんの大きさとか暖かさとかにはそういう「安心感」というキーワードもあるんじゃないのかなぁ。まさしくあの「いまお付き合いしている立樹さんです」ポスターに象徴されるような「安心感」。両親に安心して紹介できるいい人キャラ。これって男役としてはすごい異質なんじゃないのかなぁ。なんというかタカラヅカの男役ってエロいじゃないですか?(直球)女がやっているが故に許されるエロさというか、でそういうエロさというか男役、ぶっちゃけ男としての危険度に、多かれ少なかれ「キャー」となっている部分はあると思うんですよ(そうか?)。だけどしぃちゃんにはそういう危険度はない、エロさとか色っぽさとか持っていると思うんだけれど、危険ではない。そうやって。「大丈夫、安心して、怖くないから」(そこまで言っていない)がしぃちゃんの属性なのかなぁと。優しさというか、それ以外になることを、それ以上になることも、それ以下になることも許されない。何故なら彼は太陽だから、太陽は普遍だから(もしもーし!)。
 けれども太陽は孤独であるとも思いました。人に光と愛を与える太陽、それじゃあ太陽は誰から光と愛を与えられるんだろう。ラストの曲で、しぃちゃんの歌に途中から皆の影ソロが入るところで、しぃちゃんが皆の声を確認して「うわぁー、入れてくれたー」と喜んでいたように見えたんですよ。なんだろう、信じていないわけじゃない(いや信じるも何も台本通りだから)、けれども不安でしょうがない。何故なら太陽はひとりだから、そして人を愛しても愛されることになれていないから(もしもーし!)。
 最後のトークで「それでは今後の予定を」って話し出した時、そのあまりにもイキナリな切り替えに会場が笑ったんですよ。それにしぃちゃん「え?な、何?ダメですか?」って聞き返したんですよ。不安げに。だ、ダメって!だってここにいる皆がしぃちゃんの事ダイスキなんだよ?皆しぃちゃんの事全肯定なんだよ?だけどそんな風に不安を見せたしぃちゃんに、ああ、やっぱり太陽は孤独なんだと思った次


 

 ってむっさん何考えているんですかー!(いつもの癖ですよ)。
 いや、そんなもろもろのものを込めて(主に妄想だな)、ああこの人太陽だ、本当に太陽だ、と思ったんです。すごく切なくなってきました(いや、そう言われても)。
 オギーが演出と聞いて、どんな新しいしぃちゃんを見せてくれるんだろう、ぶっちゃけどれだけしぃ様カウントできるだろう、光には影がある、きっとそんな影を見せてくれるんじゃないかしらと思ってたんです。でもオギーが見せてきたのは満場の光と、そしてその後ろにちょっぴり存在する「陰」でした。暗闇ではない「陰」。木漏れ日、木陰、そんな中間色の「陰」。
 ダメだ、まとまんない……。
 でも俺、しぃちゃんの事ダイスキだと思ったよ。きっと東京公演始まったら大真くんとか大真くんとか大真くんとか涼さんばっかり見ちゃうあたしだけれど、しぃちゃんの事ダイスキだと思ったよ……。





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