2004年03月13日(土)
やさしい血管を持つ女


 こ、これだけを言いに来ました。

 なんだかすごいことになっているイトシキヒト

 斎藤君のポスターってやっぱりすごい(素)。


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 久しぶりに献血をしたら、とても濃くていいイキオイとおほめの言葉をいただいた(ポスペ調)。なんだ、血の気が余っていたのか?(笑)。血管が細いというか、こういう時にわりと(血管をみつけるのに)苦労する体質なんですが、今日の血を抜いてくれたお姉さんは「細いっていうわけじゃないんだけれど、なんかやさしーい感じの血管で」……その表現わかんないよ!(ウケた)でもなんだかロマンチックでドラマチックな気がする「やさしいかんじのけっかん」(笑)。


 月組さん観てきました。マイ楽です。

[ヴァンパイア・レクイエム]

 初見の時にも思ったのですが、このお話はフランシスがもう一度人を愛するようになるまでの物語なんだなぁという感じを強く抱いています。薔薇探しも、ヴァンパイアも、その要素でしかない訳で(その辺の比重の違いが微妙に違和感だったりするわけですが)。だからあのラストはすごく好きなんです。未来に希望が持てるラストだから。第3話で悲劇に終わってしまったフランシスとポーラの恋が、時を越えてその孫であるジェニファとの恋に成就するという繋がりというよりは、ポーラとの恋はポーラとの恋、ジェニファとの恋はジェニファとの恋という感じで(またわかんないこと言い出しましたよこの人は)。
 あの後、フランシスとジェニファは結ばれて、ジェニファをヴァンパイアにするかはさておき、幸せになるんだろうなぁと思うのですが、それよりもヴァンパイアであることをスイートヴァンパイアの皆さんにバラしてしまったフランシスの方が気になります(素)。だっていい広告塔じゃないですか!(笑)きっと自伝書かされたり握手会やったりトークショーやったりお茶会やったり、そういう事をすべてほっくんにお膳立てしてやらされちゃうんだよ。がんばれ、フランシス(いや、そう締められても)。


[紫の御大へのバラード]

 改めて改めて、退団に際して思う紫吹さんの偉大さは、やはりエミクラという一粒種をあそこまで見事に花開かせた事だと思うんですよ。もちろん本人「男役・紫吹淳」としてもすごいと思うんですが、男役・紫吹淳を確立しつつ、且つエミクラを育てた。本当に現代によみがえる光源氏だ(真顔)。この壮大なる育成ゲーム(育成ゲーム言うな)を見られたことは、ものすごく贅沢なことだったんじゃないだろうかと。
 フィナーレで、アヤキさん達を従えて(違、わないか)踊るエミクラが本当に綺麗で立派で、ウッカリ「くらら、もうひとりではばたけるよ」と聞こえてきて(幻聴)。その後に紫吹さんと踊る時に、互いに向き合って両手をはばたかせるような振りをする所でウッカリ「むかしこうしてあなたにはばたきかたをおしえましたね」と聞こえてきて(さらに幻聴)(思わずベルリン公演のひなどりの場面を思い出す)。
 なんというか、歴史の一ページを見たような感慨すら覚えます。


[薔薇の封印小メモ]

 時系列にでもランダムに(どっちだよ)

・銀橋で「ヴァンパイア探し」の歌を歌う時のエミクラが好きです。白昼夢を思い出しながら、なにか戸惑いながら、踊る様が。すごくお芝居をしている様がツボ。
・良く良くみたら、修道僧ズがエライ事になっていた(笑)。彼らには是非、時の河のダンスシーンで常にバックに入って欲しい。あの頭のままあの服のまま。
・キリヤンが成長していました(ぼかした言い方)。
・でもちょっとふくよかになった(ぼかした意味ナシ)キリヤンのルイ14世というのが、私の中ですごいイキオイでアリになっていきました(初見の時はちょっと喰らいつけなかった)。
・なんというか、太陽王にふさわしく精力……とってもお元気そうに見えて!(ぼかした言い方)
・あーそりゃ身体動かしでもしないとなーとすら思え。
・すみません、言い過ぎました。でもあの妙なリアリティはほんと(いいからもう黙れ)。ごめんなさいほめているんです。
・サンジェルマンの夜、良く良くみると後ろのほうがすごいことになっている(素)。
・越リュウがかわいくみえてしょうがないです(えー?)。さすがの越リュウも専科さんの側にいるとやんちゃ坊主★に見えるのだなぁと、しみじみと見ておりました。
・自分の息子のおさななじみを見る思いです(はぁ?)。
・でもヒューズを狙って銃を撃つ越リュウはたまらんくらいカッコよかった。
・フランシスをガラスケースにおさめて「これから面白いものを見せてやろう」というドクトル。
・ひー!あのガラスケースの周りにいる人たちで十分面白いんで結構です!(真顔)。
・スィートヴァンパイアが妙に癖になる。
・悲しいときには彼らを思い出そう(さあごいっしょにー!)。
・そのスィートヴァンパイアの皆さんと、バンドの皆さんと、エバーライフの白衣軍団と、キャンペンガールが入り乱れている舞台はありえない光景だと思った。
・るいるいとキャットファイトをする城咲嬢。るいるいが「ぷきゃー!」ってゆってた(笑)。


 月組さんに関してはかなり管轄外になりつつあるのですが、それでも個人的に大樹くんの退団が残念でなりません。



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