2003年11月18日(火)
キスまでいけたらゲームは延長


 年金制度が変わるとかで、説明会を受けに行ってきました。いわゆる日本版401K……あれは、どうなんでしょうな。メリットはわかるのですが定年まであの会社にいるとも思えないし、定年まで働いていないかもしれないし。
 ま、そんな私的今日のメリットは、運良く同期のマチコさん(隣駅)を捕まえられた事ですな。ご飯と称して、地元に戻ってきてから飲んできました。やっぱりあの居酒屋美味いー。そんなに飲んでないのに、酔ったように気持ちいいのは、やっぱり楽しかったからなんだろうな。


 以下ほろ酔いテキスト(えー?まさかここまでのテキストは前振り?)



[俺的シンデレラ]

 需要がなくたって漏れるものは漏れるんです(真顔)。
 かおりちゃんがすべてあとで引き取ってくれるらしいので、思うがまま漏らしていこうかと(やめてください)。

 出会いは王子5歳、涼氏(仮名)4歳。父の宰相に連れられて、王子の遊び相手に王宮にやってきた涼氏。王子は頑是無いワガママな子供。初めて自分と同世代の者と遊ぶ王子には、遊び方がわからない。そしていつもは自分より目線の高いものに囲まれているから、自分より明らかに小さな者が来た事に、本能的に初対面から涼氏を好戦的に苛め抜く。決して王子に逆らってはいけないと言い含められていた涼氏は子供心に懸命に耐えるけれど、庭の大きな噴水に落とされた時、耐え切れずに大泣きをしてしまう。驚く王子、そして自分より小さなものは守らなくてはいけないのだと気付く。泣き止まぬ涼氏をおぶって宮廷に戻る。宰相は何事かと大騒ぎをするが、父王は息子にいい喧嘩相手ができたと、その小さな出会いを喜んだ。

 何年かして、涼氏が王子の背を追い越す頃。
 下々の生活を見るためにお忍びで下町の酒場に繰り出した王子。酔いつぶれた王子を背負い城に戻る涼氏が、ふいにくすりと笑う。
「何がおかしい」
「いえ、王子と最初にあった時を思い出しました。あの時王子は散々私を苛めて。でも最後には泣いている私をおぶってくださった、ちょうど今みたいに」
「……覚えてねぇよ」
「王子、良くない言葉遣いを覚えられましたな」
「城に戻ったら直す!」
 子供の頃を持ち出されて、照れ隠しに怒る王子を背負いながらもくもくと歩く涼氏。やがてずっしりと重くなったと思ったら、王子からすやすやと寝息が聞こえた。涼氏はまたくすりと笑い、城への道を戻ってゆく。


 こんなにシンデレラに夢中ですが(違う、これもうシンデレラじゃないから!)、未だに梅コマ遠征の手筈が整ってません。いっそ梅コマダブルで日帰りもありかと思っているんですが、そうするとタカホに潜入できなくなるし……(眉間にしわ寄せつつ)。



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