2003年10月03日(金)
蘇生。



[ナパームスクエア好評連載(嘘)・リカバリー日記最終回]

 PC、ネットとも復活しました。おめでとう自分ありがとう自分!……苦労しました。がんばったので誉めてください誰か(誉めません)
 でも一回フォーマットできたのは良かったみたいです。今、余計なソフト入れていないせいもあって、通信速度が早い。これからまた色々マイカスタムしていくんですが、とりあえず復活です。
 しかしPCが壊れた、ネットに繋げないといいつつ良くマシンガン打ってたなぁ(ふりかえりつつ)。
 おいおいメールとか返していこうと思いますので。


 仕事の方もひとだんらくしました。
 『期末の定常業務』で忙しいのなら、ある程度目処も配分もきくのですが(予測できることだから)、『期末ゆえに起こってしまった突発的なトラブル』なので、時間的にも(オンラインはとめられないわけですから)、体力的にも、精神的にもキビシイんですな。そもそももうシステム自体(20年ものヴィンテージ(違))が色々な意味で「耐えられない」ものではあると思うのですが……(げっそり)。
 この分だと、年末のシステム移行はもっとひどいことになりそうです。
 厳流はムラで見納めてくる予定です。
 ……すみません、おしごトークでした。

 以下、ランダムに。


[臍の方に反応]

 ウチの母校ではそんな鳴り物作る間もなく、「バレーボール大会の後は校内の掃除用具が使えなくなる」法則がありました。ええ、叩くんです。ホウキでチリトリとかバケツとか(大笑)。小石の入ったペットボトルよりうるさいと思います。歪んだバケツは使えるけれど、歪んだチリトリは使えなくなる(床に対して水平に密着しなくなるから)、そんな事を学んだ高校生活でした。
 やっぱり男子の目が無い分、加減を知らなくなるんじゃないかと(笑)。


[ヒヅキドリーム]

 いきなり新公話、ヒヅキ編。
 この間言ったように、脚本のカットの割を食ったのはヒヅキアムネリスなのですが、それを差し引いたとしても、やっぱり「ラダメスに恋をしている」ように見えなかったのが残念だなぁと。
 アムネリス様のキャラクターの表現として『誇り高き気高き王女』の部分と『一人の女性として』の葛藤が見せ場なのかと思うのですが、この場合『一人の女性として』の場面はバッサリ切られた訳で。じゃあ残りの『誇り高き気高き王女』の部分が出せていたかというと……(ごにょごにょ)、ゴメン、アイーダイジメのシーンが「シンデレラの意地悪ねぇさん」にしか見えなかったんだよ(ボソリ)。そうは思わせない本役檀ちゃんの『誇り高き気高き王女』っぷりはすごいんだなと、思い直したり。
 でもヒヅキはお芝居できない子じゃないのはわかっているので、これからに期待かなぁ。つうか劇団は一度ヒヅキにちゃんと「タカラヅカの典型的な娘役」を振ったほうがいいと思う。キャシーを出来たわけだから、そこから発展させてできると思うんですが、ねぇ?
 ま、それはさておいても、実はヒヅキのアムネリス様は私的に非常に興味深かったんです。
 一番印象的だったのがファラオが死んだ時、このときに「ヒィ!」じゃないんだけれど、なんとも言えない声を出して、ものすごく驚いた、形容しがたい表情だったのね。なんだかすごく「素」に戻った感じの。それがヒヅキの「素」じゃなくて、アムネリス様の「素」に見えたの。年相応の女の子に戻ったみたいな。そう思ったら「本当は弱い小さな女の子」が「それはファラオの娘だから!」という運命を背負って懸命に生きている物語に思えてきちゃってね(目を覚ませ)。
 処刑場でのヒヅキアムネリスは、まるでペットの死でも悼んでいるみたいだった。ラダメスじゃない、誰かの死、人として、誰かの死を悼む。というか死という概念すらわかっていないような。
 ケペルに「ファラオー!」で押しとどめられた時も「ファラオとしての己を思い出した」というより「大声でどなられてびっくり」みたいな?ラダメスの死を、そしてラダメスを死に追いやった自分の立場を、本当はまだわかっていないんじゃないかなぁと。「地下牢を閉じなさい!」で暗転前にアムネリス様のスポットが残るとき、ヒヅキアムネリスは「ラダメス」って呟くんです。それも恋情のゆえ発した言葉ではなく、何かを問い掛けるような、本当に何もわかっていないような感じで。
 ラストシーンを見ながら、ヒヅキアムネリスは、多分これからしばらくしてから「ラダメスの死」を理解するんじゃないかと思ったんです。そしてその時に、ラダメスを愛していたことを、そしてそれを自分が死に追いやったことを、そして「ファラオ」という立場を意識するんじゃないかと。そういう事を理解できないうちに、ヒヅキアムネリスは「ファラオ」となってしまった、ならざるを得なかったって夢見すぎですかそうですか。
 でも新公のあのカット具合だったら、↑視点でのアムネリス像に書き換える事は可能だったと思うんですね(どうだか)。

 本役の檀ちゃんは最後には立派なファラオで、それゆえに泣けてくる。
 新公のヒヅキは最後にファラオになれていない(でもファラオという立場にいる)、それゆえに物悲しい。


[大真みらん寝物語]

 もうちょっと話してもよかとね?
 どさくさにまぎれて言います。

 「大真みらん(研究科6年)に新公主演をやらせたい」(言っちゃった)

 ま、ワタさん政権下ではこの後もれおんが主演なんだろうなぁと言うのはわかっているんですがね。
 もとい星組さんって不思議とトップと新公主演者のキャラ(というか持ち味)が被りませんか?

 シメさんの役をぶんちゃんがやって(ワタさんもやったけど)
 マリコさんの役をワタさん・オトコがやって(さえちゃんもやったけど)
 稔さんの役をおかよさんがやって(真飛さんもやったけど)
 たーちんの役をすずみんがやって(真飛さんもやったけど)
 どうです?何かが!何かが見えてきませんか?(いやそう言われても)

 だからワタさんの下でれおんが新公主演をするのは「物事はあるべきみちをたど」っているような気がしてなりません(私的に)。
 まあ、こうなる前から(どうなってんですか?)(いや見たままです)、みらんちゃんに新公主演をやらせてあげたいなぁとは思っていたんですがね(プラハの頃から)(あれだけ役者なんだし)(評価してたんですよこうなる前から)。
 今はそれにもうちょっと欲が出て、「ワタさんの下で」やらせてみたい。
 何かをつかんでくれそうな気がする(そうやってまた過剰な期待をして)
 ……いいんだ、寝物語だから。
 かといってラダメスをやらせたいとは思わなかったです。
 あれは(新公では)れおんの役だ、とハッキリ言えるので ついでに今だから言える事なんですが、六実さん、(主演二人以外の)新公配役出る前は、てっきりアイーダが来ると思ってました(ドカン!)。や、だって本公演で「(歌手)」だなんてついていたから!「え?劇団的には歌える評価?」「つうか歌手として育てていこうとしているの?」と結構マジメに思っちゃったんだよね!ははははははは! 「見当違いが!」(女官にいじめられてきます)


[との!]

 最近になってようやく「王家」でとのを捕獲できるようになったんですが(えー?)(だって忙しかったんだもん)(だもんて)。との、随分男役らしくなった。結構素で驚きました。
 私が舞台での(強調)とのに喰らいついていなかった理由は、私の中でまだ男役判定じゃなかったからなんですよ(直球)。いや、年頃の男の子からは目が離せないですな。でもロケットとか男役じゃないときに見てしまうと、そのいっぱいいっぱいさに後ろめたく、そしていたたまれなくなります(笑)。
 ところでかおりちゃんがしきりに「とのは攻なんです「よ」」と言っていますが、そんなかおりちゃんは「TERU×との」で「明石×との」だそうです。言ってること矛盾してるよ!つうかバラすな!(大笑)。
 星本のりんごを持っている明石は「とのはおれのものだ」っていうメッセージなんだそうです(TERUに対しての)。



 この週末はゆっくりお風呂にはいりたいです。






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