ここ数日で、かなりディープな会話をして、確実に認識したことがある。いや、たどり着いたと言った方がいいかも知れない。それは俺のインタビューの根底にあるものでもある。何かを創り出すには、そいつが絶対に不可欠だ。 『衝動』 映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の中で行定監督が森山未来に問いかけていたことでもある。「衝動」とは理屈ではない。敢えて言うなら、魂を突き動かす理由なきエネルギーといったところか。瞬間に感じたこの「衝動」をそっと相手にぶつける。たったそれだけだ。そう、それだけだ。 「衝動」の中からリアリティが生まれ、そのリアリティがきっと何かを変えるんだ。
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