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■ 訃報
いきなりタイトルからして、暗い話しなんですが、少しでも何かしていなくては落ち着かなくて、日記を書こうと思いました。 暗い話はパスって方は、しばらくこの日記はすっ飛ばしてください(ぺこり)
電話は日曜日の夜中にありました。 日付が変わるか変わらないか、そんな境目にベルが鳴りました。 我が家の電話はナンバーがディスプレイされるので、かけてきた相手が解かります。 発信元は義弟の携帯でした。
「今、おじいさん亡くなったんで」
入院したのが4月の終わりでした。 私達が祖父の入院を知らされたのは容態が悪化してからでした。 入院した当初は、まさかこんなに悪くなるとは、家に帰ることなく逝ってしまうとは、思わなかったんだと思います。
祖父は義母の父親です。 私が旦那と結婚して2年目の夏、祖母が亡くなり、それからは長男夫婦と暮らしていました。 義母の実家ということになるその家へは、私も何度も遊びに行きました。
カラオケが大好きだった祖父は、地域の祭りがあるたびに舞台にたって、高齢とは思えない歌声を聞かせてくれました。 カラオケの歌詞が出るテレビの画面を見ることなく、覚えている歌を最後まで歌いきる様子は圧巻でした。 お得意だったのは「王将」って歌でした。
こうして思い出すと、人懐こい祖父の笑顔が浮かんできます。 戦争中はフィリピンに居たそうです。 いろいろな苦労をしながら生きてきたんですよね、きっと。
90歳を過ぎたあたりから、祖父は
「もうそろそろばあさんのところに行きてえなぁ」
って言っていました。 49日過ぎたら、おばあちゃんに会えるのかな。 祖母が亡くなってから、やっぱりさびしかったのかな。
お通夜は12日。 告別式は13日。
きちんと見送ろうと思います。
2004年05月10日(月)
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