★今邑彩。 『卍の殺人』

今邑彩さんデビュー作らしい。
読む順番は考えずに手当たり次第なので、なぜかデビュー作は
けっこう後回しになることが多い。
さて、卍の形をした館ものである。
なんとな〜く怪しい人たちばかり、というのは読んでいていつも
やっぱり疲れるのだが、たいてい本格ものに出てくる登場人物は
エキセントリックで、こんな人おるんかいというひとたちで
埋め尽くされている。
フツーのひとが少ないっ・・・・(笑)
そういうわけで(どういうわけや)、犯人らしいのもトリックのひとつも
なんとなくあたりがついてしまって、ストーリーに入り込めなかった(泣)。
修行が足りないワタシ・・・・ごめん。

だから余談。
卍を見て、何を思い出すか?
ワタシはお寺の地図記号を思い出した。
それから、ガメラがぐるぐる回りながら高速スピードで飛んでいく
シーンを思い出した。
・・・・やっぱり、ごめん。

2001年12月21日(金)
By ちゃいむ

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