「たった一人に、たった一晩だけ貸していい本」 この帯の文句だけで、思わず手にとって買ってしまった。 どのように書いたらネタばれにならないか・・・(苦) 4つの章をもつこの話は、それはそれは混沌としていて、 何かに収束するでもなく、何かが導き出されるわけでもない。 だがそれぞれの章にはきちんとその世界がある。
一体ワタシはどこに誰と旅してきたのだろう? そんな不思議な体験、というのが一番近いか。 四章の中に出てくる三月の話には、かなり心惹かれた。 が、それもまた、旅の途中。
むむー。ホントに不思議だ・・・・ |
| 2001年12月08日(土) |
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