ここでにっきの間があいた言い訳はよそう(爆)。 鯨統一郎さんの、一番有名でセンセーショナルな一品。 これを最初に読めばよかった、と思う。 歴史の謎解きものは嫌いではないが、ともすると難しすぎて 肝心の資料のところなどを読み飛ばしてしまうことも多い(大汗)。 しかし、これは今まで読んだのとは毛色がまったく違う。 わかりやすく、テンポのいい会話に引き込まれて、思わず 「ほんまにそうやったんかもしれへん・・・・」という気になる。 (騙されやすい→松永さんと同化している自分) たぶんそれは、実際の史実や研究されていることを知らないがゆえに、 あるいはちょこっとだけ知っているがゆえに、 よけい信じさせてしまうパワーがあるのでは、と思う。 ここまで言い切ってオチまでつけてしまう、「宮田さん」の説、 通用するような気がするが、本当のところはどうなのだろう、とまた 歴史への興味も誘ってくれる。 おしいのは、三谷教授の影が少し薄いことか。 まあ、静香女史がキョーレツすぎるのかもしれないが。 あと、たいへん惹かれたのが、セリフとともに印象的に登場してくる おつまみ!!!食べたいぞ、カシスシャーベット♪ それからそれから、HP「宮田六郎の歴史エンターテインメント館」 ぜひぜひ行ってみたいものだ・・・・
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| 2001年10月01日(月) |
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