★鯨統一郎。 『邪馬台国はどこですか?』

ここでにっきの間があいた言い訳はよそう(爆)。
鯨統一郎さんの、一番有名でセンセーショナルな一品。
これを最初に読めばよかった、と思う。
歴史の謎解きものは嫌いではないが、ともすると難しすぎて
肝心の資料のところなどを読み飛ばしてしまうことも多い(大汗)。
しかし、これは今まで読んだのとは毛色がまったく違う。
わかりやすく、テンポのいい会話に引き込まれて、思わず
「ほんまにそうやったんかもしれへん・・・・」という気になる。
(騙されやすい→松永さんと同化している自分)
たぶんそれは、実際の史実や研究されていることを知らないがゆえに、
あるいはちょこっとだけ知っているがゆえに、
よけい信じさせてしまうパワーがあるのでは、と思う。
ここまで言い切ってオチまでつけてしまう、「宮田さん」の説、
通用するような気がするが、本当のところはどうなのだろう、とまた
歴史への興味も誘ってくれる。
おしいのは、三谷教授の影が少し薄いことか。
まあ、静香女史がキョーレツすぎるのかもしれないが。
あと、たいへん惹かれたのが、セリフとともに印象的に登場してくる
おつまみ!!!食べたいぞ、カシスシャーベット♪
それからそれから、HP「宮田六郎の歴史エンターテインメント館」
ぜひぜひ行ってみたいものだ・・・・
2001年10月01日(月)
By ちゃいむ

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