まめごはんつうしん
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| 2005年03月23日(水) |
それぞれに旅立ちの季節。 |
我が家の場合、入学まであと1年を残しておきながら園を替わる羽目になってしまったまめ子が一番「旅立つヒト」状態なんですが、まめだぁも職場を変わることになりました。すわ支所へ転勤か? とも思ったのですが、結局庁内での異動。とはいえ、しばらく忙しくなりそうです。
今日は、髪を切ってきました。卒園式も近いので。定番のショートボブ。でも、美容院が混んでて、せっかく仕事を早退させてもらったのにお迎えにはしっかり遅れて……まめ子がぶんむくれてました(爆)。
しかし。 今日、定例の会議に出ていて思ったんだけど、やっぱり私は火中の栗を拾いに行っちゃったんだなぁ……無謀。もう引き返せないけど。 あっちこっち話が飛ぶけれど、土曜日に保育園で園長先生と「花かくれんぼ」というウォルドルフ系の玩具を作っていたんですが、そのときに私が月々いくらで事務所に通っている……という話になって、その金額にかなりびっくりされたんです。そりゃそうだなと思う。これより割のいい「仕事」だったら、いくら不景気でも探しようがあるもの。それでも園長先生は、その金額で雇われて(?)いる私を否定することもなく
その金額以上に、得るものがあるということなんですね、まめ子ちゃんのお母さんにとって
と仰っていて、ちょっと救われた思いになりました。 こんなことを言うと「あんたは夫が公務員だし、稼ぎに生活がかかってないからそんな甘いことが言えるんだ」なんて言われて悔しい思いをすることもあるんだけど、これを引き受けるにあたって、お金の問題って、それほど重要ではなかった。何度か書いたけど、保育料を自分で出せるんならいいやって。 今時、そんなふうに考える人はいないのは承知だ(自分で言うなよ)。 でも、馬鹿みたいでも、信じられないって言われても、きれい事だけでは生きられないと言われても、やっぱりお金よりも上に来るものが、私の中にはあった。 今もらってるお金にたいして今のところは不満はない、って言うと大抵驚かれるから、変わってるのは私なんだなとは思うんだけど、でもこのありえない感覚を変えること自体、今の私には、できないんだな、って。どうしようもない。もちろん、たとえばまめだぁがいなくなってしまって私がまめ子をひとりで養わなくちゃならなくなる、なんてことがあれば、話はまったく変わってくるんだけど……だから、このポジションにいられることには、感謝しなくちゃいけないんじゃないかって思ってる。私は、運が良かった。 自分で言うのもなんだけど、私みたいな変わり者がいて、事務局長さんはラッキーだったんじゃないかと思う(笑)、って言ったらまめだぁに
というよりも、巡り合わせというものはあるんじゃなかろうか
と言われましたが。お金以上に居心地、ということがあってもいいんじゃないかって。
なーんてね。 なんでこんなことをおもむろに書き始めたのかというと……徐々に、置かれている立場がある意味、厳しくなってるな、と思ったから。私個人的に、じゃなくて。 私が支える、なんておっそろしいコトは、とてもじゃないけど言えないけれど。でも、私がいることで、少しでも役に立てることがあるならば、できるだけのことはしようと思った、よ。うん。いざとなったら、私のお手当なんてものはまめ子の保育料ぎりぎりまで削ってもらってもかまわない。なんて、新しいところの保育料、いくらになるんだか実は知らないんだけど(爆)。今のところよりは安くなるんじゃないかと思いますが。 ただ、いろいろあって、今後私が指揮系統に立たされる場面は増えそうだ……実は今日もそうだった(泣)。ああ、私に言われても( ̄~ ̄;) と思いつつも、その場その場で判断していかなくちゃいけない事態。正直なところ、事務局長さん……だけじゃなくて、周囲の人たちは「心許ない」と思っていると思う。そこをね、少しでも超えていきたい。って、こんなところで決意表明してどうするんだろ(笑)。 巡り合わせや、思いに動かされて働くのは、逆に言えばとても贅沢なことなんだと、わかるけど。もう少し、ここにいさせてください。一緒になって支える、と言い切るには、まだちからが足らなくてどうしようもないところもあるけれど。
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