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| 2005年01月25日(火) | それはシンデレラの靴のような |
うわー、緊張したー。ってどんな書き出しなんだか。
明日、比較的規模の大きい会議がありまして、それを控えての準備やら話し合いやらでそれなりに忙しかったのですが。
やっぱり、この類の市民団体って、どこも人手難なんだなぁって(￣~￣；) 。
今日、県の事務局から私たちに、地域から県の事務局に上げられる（つまり、専従になれる）人を紹介してほしい、という申し入れがあったんでした。
ただ、だからといって誰でもいいわけではないんです。もちろん、市民団体のなんたるかがある程度わかってないと務まらないけれど、「あ、この人なら」と思った人が転勤族だったりとか（これは多少目をつぶることもあるけど）。あと、一番ネックになるのがこれだと思う……どこも財政難なので、生活に充分なほどの手当を保証することはなかなか難しい、というか。
実際私も、最初に事務局長さんから提示された額を聞いて「あ、まめ子の保育園代は出せるんだ、ラッキー」くらいの話だったから。
なので、独身の人がひとりで生活できる額……というのは、難しいんです。既婚者で、それも配偶者が比較的余裕のある職業であること。自分の稼ぎに生活がかかってる……ということになると、やはりどっかで専従を辞めるかどうか考える時期が来てしまうのでした。
ちなみに、うちの事務所で言えば、うちの場合はまめだぁが地方自治体職員だし、事務局長さんはご主人が教員。支部長さんとこは夫婦とも退職教員（年金生活、ということになる）で４世代同居（！）だし。
そういう現状が、どうしてもあるんでした。
だからこそ、手当が充分でないだけの……というか、だからこその「あたたかさ」が必要になる部分もあるのだけど（企業じゃないしさ）、どうも……詳しくは述べませんが、県の事務局ではそういうところが足らない節があるんだそうです。保育所に子どもを預けて事務所に通う大変さとか、そういう生活の部分に目をなかなか向けられない、というか。
そんなわけで、過去に地域から泣く泣く県に上げた人が、ことごとく潰れていった……という経緯があるそうなんでした。
意義と任務だけどさっと押しつけて、すぐかーっとなってフォローも何もないのではやりきれない
…………うーん。
で、とりあえず誰かということになったので、子ども部のスタッフでもあるｎａさんに来週、話をすることになったのですが……子育て関連の運動に力を入れられるような若い人を希望、という話になると、過去の慣例のように最悪、私が県に上がることになることもあるのか？ それって……どうしたらいいんだろう。重苦しい空気になりそうになったんですが
あー、まめももさんはそんな心配、
しなくていいからね(＾▽＾)
…………はい？ (；゜゜）
えーっと、どう心配しなくていいんだろう。
� ｜楼茲世辰討い弔泙任盧�の体制でやれるわけではないし後継が必要なので、私は最初から地域から動かさないと事務局長さんが宣言した。
�◆仝�の事務所から「まめももさんならいらない」と言われた。
↑ありえない話ではないと思う。打たれ弱いし私（T＾T）。
どっちだ（笑）。両方か（爆）。それともまったく違うことだったり……まさか、役に立たなさすぎるので地域でも解雇されるとか（Ｔ△Ｔ） 。
って、正直言うと、ちょっとほっとしたんですが(^ ^；)ゞ 。ホントはこれでは困る、と思いつつも、ここの事務所にいてこそのこの仕事だよなぁ、と思ってはいるので。たとえ事務局長さんが身を引いても、彼女のあとに私が残るということであるなら。ってそれはそれで心配だらけだけど（−−；）。
とはいえ、ｎａさんが県に行ってもちょっとそれは喜べないというか……彼女は子ども部門の大事な柱だもん。彼女がいなくなったら私が大変だ（T＾T）。
と言ったら事務局長さんと支部長さんが揃って
いや、ｎａさんはこの話、蹴ると思うな
……それもそうか（＾＾；）。
って、やはりこの部門の人材不足は深刻です。
私自身、事務局からお声がかかったって話になったときに、まめだぁに
アンタに声がかかるくらいじゃよっぽど人がいないんだな(*￣m￣)
って言われて送り出されたけど、私のようなへっぽこでさえも奪い合いだった……って話を、後日耳にしました。私で奪い合いって(；゜゜）。ありえないって。
（お世話になっていた市議さんが、事務局長さんに
まめももさんは私が後継として育てようと思っていたのに
と仰ったことがあるんだそうです。うーん……私の知らないところでこんな話が進んでいたのか(-"-;)。怖。）
そういえば数ヶ月前、前出のｎａさんに
まめももさんは、なんでここの専従を引き受けたのー？
と訊かれたことがあります。
いや、地域班の財政をやってた関係で事務所に出入りして、いろいろなことがわかってきたところで、（前に事務局次長をしていた）○○さんが専従を降りるは同年代の常任さんだった人が仙台に行くはで人手がない！ ってことになったらしくて
そこにたまたまぼーっと突っ立ってたのが私だった
というだけのことなんだけど……(^ ^；)ゞ
とお答えしましたが……ホントに、その程度のことだったような気がする。お声がかかった経緯っていうと。引き受けたときの気持ちの推移までは話すこともないかと思って胸の内にとどめてはおきましたが、こうやって考えてみると、私が持ってたものって、奇跡だったのかもしれないと思ってしまった。
前述したように、私の配偶者は地方自治体職員。それも転勤の心配もしなくていい。
声がかかった時点でまめ子がある程度の年齢になっていて、寝込む心配もあまりしなくていいほど健康で（どっちかというと私のほうがしょっちゅう倒れていて申し訳ないくらいだ（−−；）。）しかも成り行き上とはいえ保育園に通わせる目処まで立っていた。
市民団体の運動をしていく環境でも、障害になるものはなかった。（同居している家族の反対（←結構多いよ。）とか、私自身が納得がいかないとか……）
って、私自身の資質にはすごく問題があるような気がするんですけど（爆）。
欠員補充に追われていた当時の（笑）事務局長さんにしてみれば、私がそこにぼーっと突っ立ってたのって、シンデレラの靴がぱかっとはまったような感じだった、のかもしれない。
さて、これが、ホントにここの事務所にとって私がシンデレラだったのか、それとも妥協して失敗だったって話になるのか、は……これからだ（笑）。
どうせだったら、あたりだったって言ってもらったほうがいいよな。がんばろっと。なんて、またすぐ挫けそうだけど（こらこら）。
