まめごはんつうしん
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2005年01月07日(金) 今日もこうして生きている。

そんなこんなで仕事始めでした。まめ子も今日が年明け初登園。午前中、簡単に役員会をして、お昼は新年会でした。

えっと、ちょっと前の話にさかのぼるんですが。時期的には、友達がくも膜下出血で倒れた……という話を聞いたのと、大体同じ時期になるのかな。
交通事故があったんでした。一家で乗っていた車で、お父さんと子どもふたりは命にかかわる事態にはならなかったものの、お母さんが頭を強く打って意識不明の重体になった、とのこと。
なんでいきなりこんな話を始めたのかというと、その意識不明だったお母さん、というのが、私のいる市民団体に関わりのある人だったんです。私自身も多分会ったことのある人なんだと思うけど、残念ながら「あ、このひと」と思うほどの認識はないんです。名前は何度も聞いたことがあるんだけど。
私がでも、その話を事務局長さんから聞いたのは、その事故から5,6日経ってからのこと。新聞に載ってたと聞いたので、慌てて古い新聞を引っ張り出したという……まめだぁは仕事柄、別のルートからその話を聞いていて
その人、脳死状態だって聞いたよ
とショッキングなことを言っていたんですが。

その彼女が亡くなったと、新年会の席で事務局長さんに告げられました。いや、事務局長さんは私だけに言ったわけではないんだけど、たまたま事務局長さんの向かいに座っていたばっかりに、視線が思いっきり私を見ていたので……
思わず凍り付いてしまいました。大晦日に告別式をしたそうです。子どもはまだ、上の子がまめ子と同じくらい。しばらく昼食がのどを通りませんでした(結局最後にはちゃんと完食しましたが)。

くも膜下で倒れた友達のことがあった直後なコトもあって、その事故の話を初めて聞いたときにも思ったんだけど、ヒトっていつ、どうなるかなんて、先のことはまったくわからない。明日が必ず来る、とは限らないんだな、って。
自慢することでも何でもないけれど、どうしようもなくいやなことやつらいことがあっても、私って死のうと思ったことは、とりあえず、ないなって。死ぬ方が怖いもん。そうやって考えると、生かしてもらってることだけでもありがたいんじゃないかと思う。ああ、今日もこうしてちゃんと目が覚めた、って。

今日を、精一杯生きよう。

ヒトの生きる道筋って、波があるから「いつも前進」とはいかないんだけど。それでも。
生きられるうちは、生きることに執着しよう。


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あらためて、交通事故って、悲劇しか生まない。
おかあさんを奪われてしまった子どもたちのことももちろんそうだけど、おかあさんを奪うことになってしまった「加害者」の人の立場を思うことも、あまりにもつらい。この先の人生、棒に振るも同然だもの。

車を運転することは、命を預かることです。

心しなくてはと思いました。
これを読んでいるドライバーのみなさんも、どうか安全運転で。

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今日は仕事始めながら、いきなり2時で終わりの日だったので、なんだか拍子抜けだった……まめ子はお友達のお家で遊んでいたので、その間手芸屋さんに行ってきました。
実は今、バッグをお仕立て中なのです。新年会には間に合わなかったけど……(笑)。で、バッグの次は編みぐるみベアを作る予定です。実は2週間後に、1泊2日上京を目論んでいます。プチお茶会。なんでここまで……という気もしないでもないんですが、できることはやっておきたいし。そのときのお土産にと思ってます。


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