まめごはんつうしん
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2004年03月06日(土) アートな土曜日

えっと、今回「ついでに帰省しちゃえ」と思った理由のひとつに、「美術館巡りをしたかった」というのがありました。まめ子を連れて無謀だ、とは思ったのですが、はしごを決行しました! f(^^;)

1.「ディック・ブルーナ展−ミッフィー、ブラック・ベア、そのシンプルな色とかたち−」板橋区立美術館
……千葉から板橋に行く、というのも大変でしたが(結婚前は30年近く首都圏に住んでたけど、地下鉄三田線なんて初めて乗ったし!)、この区立美術館のある場所というのが、公園の一角で、この公園で梅まつりをしていた! ただでさえ著名どころのブルーナ展だったというのに、梅まつりと重なって人出自体は大変なものでした……ふぅ。でも、これ自体は昨年5月に「新日曜美術館」で見て以来是非観たい! というわけで見に行けそうな場所まで調べていたので(テレビで放送した当時は大阪の「サントリーミュージアム」での開催だった……)、母子ともに「念願の」だったわけです(笑)。
入場券を買って入場すると、学芸員の方に「お子さんをお連れの方はあちらで説明を受けて下さい」と言われまして、そちらに行くと、別の学芸員さんがまめ子に絵を見せながら
「走らない、絵にさわらない、大きな声でさわがない、おやくそくできるかなー?」
と話しかけました。もう4歳なので「できるー!」と答えるまめ子。そうすると、ミッフィーの絵と「まもれるよ!」ということばが書かれた紙のついたゴムをまめ子の手首につけてくれました。
ブルーナさんのシンプルだけど、訴える作品については私が説明するまでもないと思うのですが、いろいろなものを観ることができて、楽しかったです。でも、ブルーナさんの絵本って、日本では未刊行の作品も多いんですよね……「ぶたのうたこさん」シリーズもそうですが、個人的に「これいいなぁ」と思ったのは、「花のほん」。どなたかオランダに行く機会がありましたら、お土産で買ってくださらないでしょうか? (おいこら(°°;)\(- -;))あと、ミッフィーちゃんはひとりっ子だったのだけど、最新刊でお姉ちゃんになるそうです。日本で刊行されるのはもうちょっと先になるかなぁ……
スーベニールをそれなりに買い込んで、喫茶店でお茶にしました。ミッフィーの顔に粉砂糖でステンシルみたいにしてあったチョコレートケーキ、美味しかったです。
ちなみに板橋での巡回展が終わったあとは、4月はじめから5月の連休まで横浜のそごう美術館、そのあと6月まで新潟の万代島美術館で観られます。お近くの方は是非どうぞ。

2.写真展「クマのプーさんと魔法の森へ」世田谷文学館
……板橋で思ったより時間喰っちゃって、移動にも思いの外時間がかかったので観られないかも、とも思ったのですが、閉館30分前に飛びこんで観ることが出来ましたー。いやでも、やっぱりじっくりは観られませんでした……もったいなかった。でも、クマのプーさんのお話は、豊かな自然にはぐくまれてできたのだなぁ……と、ひたってきました。お話も改めて、ちゃんと読んでみようかなと思っています。
そんなだったのでこっちはパスしたけど、常設展も観たかったなぁ。「画家と作家の暮らし―さまざまな愛のかたち」というのを展示していたそうなんですが、平塚らいてうの展示もあったようなので……こっちの方が残念だった(笑)。ロビーにはいっぱい絵本がおいてあって、子どもが遊べるようにもなっていたので、まめ子はそっちの方が満足だったかもしれませんf(^^;) 。

しかしまぁ、今回この美術館はしごツアーで久々に地下鉄にたくさん乗った気がします。都営大江戸線なんて、私が千葉県民だった頃にはまだなかったもの。電車にたくさん乗れたのも、まめ子は楽しかったようです。前の日は2時間ずっと乗り換えナシだったけど、この日はたくさん乗り換えしたもんねぇ。飽きるひまがなかった(笑)。


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