まめごはんつうしん
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2003年12月08日(月) 「夢見る葡萄」

何度か書いていますが、私には基本的に、テレビドラマを見る習慣がありません。
それでも、やっていたこと自体は知ってたので、気になっていたのがNHKの「夢見る葡萄」
原作は「本を読む女」(←これ自体は、ドラマではサブタイトルになってますね):林真理子著。著者の実母をモデルにした作品だと記憶しています。かなり前にこれを読んで、一時期林真理子にはまった時期があったっけなぁ……基本的に好きなタイプの作家さんではないので、その時期は長くは続かなかったけど(苦笑)。どんな話だったのかは実はあまり覚えてなかったのですが、好きな話だったということだけは覚えていたという(おいおい)。
それが今日、ひょいと見ることができてしまったので、見ました。そういえば、相馬で先生をしていたとか、そういうエピソードがあったっけなぁ……あと、予告のところで見た「僕たちは本を読み続けよう」というせりふとか。よかった、所々覚えてた(爆)。主人公を演じている菊川怜がいい感じです。
今日見たところは、戦争でどんどん世相が不安定になる時期、でもありました(昭和15年頃)。主人公の実家(お菓子屋さん)が、砂糖が手に入らなくてお菓子を作れなくなる場面とか、主人公の兄がジャズメンだったのだけど、ダンスホールでジャズが「敵国の音楽」ということで演奏できなくなったり、軍歌をリクエストされたり、挙げ句の果てにいっせいにホールそのものの閉鎖命令がだされる、とか。なんか、これを「今は平和でいいよねぇ」って気持ちで見られない世の中って……来た道を戻ってしまうんじゃないかなぁ。すごく心配です。

また読んでみようかなぁ、「本を読む女」。でも、探すよりは買った方が早そう……(゜▽゜)\(−−;)オイオイ!


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