まめごはんつうしん
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| 2003年10月14日(火) |
「ホテル・ハイビスカス」 |
えーっと。 私は、沖縄フリークだったりします……って言っても、行ったのは新婚旅行の時一度きりなんですけど。 でもまた、今度は子どもと一緒に行きたい……という、儚い(涙)夢を持っていたりします。早く貯金体質になりたいだよ……そのために家計モニターも引き受けたんだもんなぁ(T_T) 。 で、今日はいきなり、思いついて映画を観に行きました。 「ホテル・ハイビスカス」。 この映画の存在を知ったのは、本屋さんに置いてあった映画館のお知らせ……かな、をたまたま持ってきたから。映画を観る、という趣味は基本的に最近までそれほど無くて、去年くらいからかな、年に……それでも片手で数えられるくらいだけど、観るようになったの。今年は3月に観に行った「猟奇的な彼女」以来……それでも2本か。多いな。去年は3本のうち2本は映画館じゃなくてホール上映スタイルのドキュメント映画だったもんなぁ(ちなみに観た順に「こどもの時間」「少林サッカー」「平塚らいてうの生涯」……うーん。)……話がそれてますが。それほど大きな案内文じゃなかったんですよ。それでも惹かれたというのは、なんかの縁だったんだろうなぁ……と思います。 「え、平良とみ(ご存じ「ちゅらさん」の「おばぁ」ですね。大好きなのー!)が出る、沖縄が舞台の映画……これは多分はまりだー!」 というわけで。行ってきました。今日、たまたま仕事が……無いことにしてしまえば無い状態で(在宅業務は自己管理との戦いなのでは……(°°;)\(- -;))、その上火曜日だったので上映館はレディースディ。これを逃したら損だ! なんて(笑)。上映時間も頃合いのいい時間だったので、家のことをちょっと片づけてから出かけました。ちなみにまめ子は保育園(こら)。
なんだろう。 感動した、というのとはかなり違うんだけど、すごく「ハッピー」(語感的に「しあわせ」、ではなくて。)な感覚で映画館をあとにしました。そうそう、映画館を出たら秋の終わりの福島……で、ちょっとがっくりきたんだった(爆)。それくらい、現地に飛んだ気分になる(ちょっと語弊がある気も)感じでした。 登場人物も結構、みんな破天荒ってな感じで強烈だったぁ。平良とみ演じる「おばぁ」がそれほど強烈だと感じないほどだった(笑)。圧巻なのは主人公の女の子もさることながら、母ちゃんだなぁ……余貴美子(母ちゃん役)がまたチャーミングだったー。 あと、どうしても仕事柄(?)印象に残ったシーン……母ちゃんがねぇちゃんの父親(そう、ねぇちゃんとにぃちゃんと主人公の女の子、実はみんな「種違い」……)に会いに、アメリカに長期滞在……という出来事があったんですが、クラスメートにそのことを「離婚離婚〜」とからかわれた主人公の女の子が、そのクラスメートに石をぶつけて気絶させ、普段は怒らない父ちゃんにものすごく怒られる、という場面がありました。からかわれたから石をぶつけた、という女の子に
「そういう考え方が戦争になるんだ!」
……絶句しました。いや、「やられたからやり返す、という考え方の親は多いけど、それは違うと思う」という話をよく仕事でするんだけど、そうなんだよねぇ……その考え方が戦争になる。これも沖縄、なんだなぁなどと思ったのでした。って、こんな話を延々としてると説教臭くなりそうなのでこの辺にしておきます。だってそんな理屈っぽい作品じゃないんだもの。底抜けに明るくて。
でも、そんな感じで急に思いついて出かけた映画だったから、実は都市圏(?)では6月に既に上映済みだということも知らなければ、、原作は同題の漫画だという予備知識もさっぱりなかったのでした……漫画も読んでみたくなったんだけど、eS!Booksではこの5月に出た新装刊がなんと「絶版・重版未定」。ホントかよ(−−;)。で、他の書店サイトでもほとんど「品切れ」。なんでなんだー。地方ではよほどの話題作でない限り、東京などより数ヶ月遅れで上映……なんてコト、よくあるのにー(泣)。 サントラも欲しいなぁ……でも、映画館に買いに行くのでは肝心の作品が仕事の時間と重なったり、土曜日からはなんとまめ子が帰宅してからの時間の上映しかなくて、ホントにCD買いに行くだけになってしまう……ううう。CD屋さんにあるかなぁ……
いつかきっと、もう一度沖縄に行くぞー! んで、そのために好きなことでお金を稼ぐぞー! って、ちょっと甘いか(−−;)。
ちなみに、帰宅後は家をちょっと片づけたあと、ちゃんと仕事(HP作成)をしましたが、仕事はちっともはかどりませんでした……(T_T)
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