まめごはんつうしん
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2002年11月12日(火) しあわせのみつけかた

そんなこんなであゆみさんin福島、2日目です。
前日は比較的中心部‥‥というコースだったのでバスを移動手段にしましたが、今日は郊外部をぐるっと巡る感じになるので、我が家の車を出すことにしました。あゆみさんが泊まったホテル近くの銀行であゆみさんを拾って、今日の第一目的地は県立美術館・図書館です。
県立美術館ではただいま、「ドイツ表現主義の芸術展」を開催中です。多分、文字で見ただけなら行かなかった‥‥ような内容、だと思うんですが、保育園の「えんだより」に載ってたんですよね。ってことは、シュタイナーを知るための足しになるのかなぁ‥‥とかって(^ ^;)ゞ。
実際、見て思ったのは「変に難しいより、こういう感じのものの方がワタシは解りやすい」ということ。「実際のもの」にとらわれず、描きたいように描いている、という感じがシュタイナーとつながっていくのかなぁ‥‥そのあたりのことはよくわからないのですが。ただ、これもやはり第2次世界大戦突入のころにはナチスから「頽廃芸術」の烙印を押されて描くことを禁ぜられてしまったんですよね。どこがどのように頽廃芸術なのか、ワタシには理解できないんだけど‥‥戦争と芸術。有事があると真っ先に制限を受けるのはこんなコトなのかなぁ‥‥もしかすると、シュタイナーの理念も戦争時には不便な思いをしたんだろうか、とか、戦時下にはどのようにされてきたんだろう、とか。最近足らないアタマで一生懸命難しいことを考えようとするなぁ、ワタシ‥‥(爆)。
あゆみさんには「おつきあいいただいてしまった」感じで申し訳なかったです。まめ子に至っては「はやくとしょかんいきたいー」ってずっとぐずりっぱなしでした( ̄ヘ ̄)。
あ、図書館にも行きましたよ。借りた本返して、また別の本を借りて(まめ子が)。で、三輪車にも乗りました(−−;)。
ちなみに、ここの美術館にもレストランはあるのですが、いまいちまめ子を連れて入っていいのか‥‥( ̄~ ̄;)という感じなので、お昼を食べに移動することにしました。
R115を会津方面に向かう途中、細い道を入ったところに(はっきり言って迷子になりそうです‥‥ワタシも遭難しかけました(T△T)。)「ゆず 沢の茶屋」という郷土料理のお店があります(リンクでとべるのは「ゆず」さんのサイトではなく、個人の方のおすすめ紹介サイトです。「ゆず」さんのサイトはないようなので‥‥)。そこに行くことにしました。
窓から見える外の景色もものすごく風情があり、出されるお料理も素朴〜なおふくろの味、といったところです。ただ、麺メニューがないので最初、まめ子は暴れました(爆)。いえ、食べてみたらおいしいね、って言って食べてたんですけど(−−;)。ちなみにこの日食べたのは「ゆず定食」といってゆず味噌おにぎり、煮物、寄せ豆腐、豚汁のセット+まめ子用にゆず味噌おにぎり単品、でした(おかず類はワタシとまめ子で分けっこ)。寄せ豆腐の単品もできるのかなぁ‥‥今度機会があったら訊いてみよう。
そのあと、時間がどうかなぁ‥‥と思いながら四季の里に移動してアイスを食べました。さらに今日の締めにしてメインの「もにわの湯」‥‥でも、四季の里を出たのが2時半。あゆみさんの新幹線の時間は5時8分。もしや、休憩もできずに終わるのか??? ひえー(_□_;)!!

と言いつつ、お風呂についたらついゆっくりしてしまうワタシらヾ(ーー ) オイオイ。
実は、土曜日にこちら、雪が降ってるんですよ。実際、もにわの湯の入り口には融け残った雪がありました。
ので、「もう露天風呂はきついでしょう」と思っていたのですが‥‥
あゆみさんが「露天風呂に行ってみようかな」とのこと。そうなるとまめ子も「いきたい!」となるので‥‥ワタシも行きました。ええ。

実は、露天風呂の方が意外にあったまるんじゃない!

‥‥はまりましたよーもう。やみつきになりそうです。
まめ子が、実はあまり熱いお風呂を得意としないので、飯坂の湯だとちょっときつい‥‥んですけど、もにわの湯の源泉は、ちょっと加熱しないと入るにはぬるめ、なんです。内風呂だと42℃なんですけど、露天の方は40℃。だから、ウチのお風呂と同じくらいの温度なのもよかったみたいです。熱いお風呂が好きな人には物足りないかもだけど‥‥でもやっぱり温泉! ぽっかぽか感はあゆみさんを駅まで送り届けるまで持続してました。
この話をしたら、まめだぁが「定期的に行ってみるといいのかもなぁ」とのこと‥‥おとなふたり子どもひとりの入湯料があわせて620円なのが高いか安いか、というのもそれぞれだと思いますが、ウチでは「いいんじゃないか」ということになりそうです。
休憩室でお茶を飲みながら、あゆみさんが撮った「チェキ」の写真の整理をしたり、今回お誘いしたんだけど来られなかったえびなさんに寄せ書きはがきを書いたり、結構時間ぎりぎりまでいました‥‥でも新幹線には間に合いました。ほっ。
どうやら、この「福島でお茶会」、年2回程度のイベントとして定着しそうです‥‥4月上旬と、10月下旬と。で、逆にまめ一家の上京も今後は「基本的に年末年始と7月」になるんじゃないかと‥‥
でも「あそこも行きたかった」「今度はここも」って‥‥そしたら2泊コースだわー、あゆみさん(笑)。
盛りだくさんすぎて楽しくて、でも久しぶりに「よーしあしたからまたがんばろう」のエネルギーをもらった気がします。

んで。
今回、あらためて思ったのって、あゆみさんってつくづく「しあわせをみつける」のが上手だなぁ、って。
物事って、まずマイナスに見るのとプラスに見るのとでは結構、違う。ワタシが思うに、あゆみさんってあまり不必要に文句を言わないって言うか‥‥表現の仕方とか、結構不器用に見えるところもあるんだけど、ああ、こういうふうに物事をとれば腹も立たないのか、って。だからってずるずる甘えてはもちろん不味いのですが、彼女に会うとなんとなく、元気になるのはその所為かもしれません。


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