まめごはんつうしん
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| 2001年03月13日(火) |
過労どころか働いてない(笑) |
のどの痛みが、空気を飲み込むのも痛いほどになったので、かかりつけの耳鼻咽喉科に行きました。でも「いったんよくなってまたすぐ悪くなる‥‥って、過労じゃないですか?」でもなぁ‥‥先月ならともかく、今月過労になる事態は今のところ何も(笑)。とりあえず、お薬は処方してもらいましたが。でもね、こんな状況を知ってか知らずか、まめ子ががんがん話しかけてくる(泣)。「なんでお返事してくれないの!」って感じなんだけど、わたしはのどが痛いのよー(T_T)。本読みも休めそうにないよなぁ‥‥泣ける。
☆今日のお届け物☆ 郵便、じゃないんだよね‥‥マザーグースメールの新作カタログが届きました。まめ子と取り合い(笑)。キティちゃんはいないぞ? でもかわいいのは好きらしい‥‥誰に似た? (答え:わし(^_^;)。)まさかまだ「これほしい!」なんて言わないだろうけど。 でも、ひと頃に比べて値頃感がなくなった気がするのはなんでだろう? 「安いんだけどモノはいい(おまけにかわいい)」がお気に入りポイントだったんだけど。わたしの金銭感覚が違うものになった?
☆一日早いホワイトデー☆ まめ子はキティちゃんのぬいぐるみ入りのラムネ(で、ラムネは母に食べられる、と(^_^;)。)で、わたしは本と雑誌を戴きました。ありがとう、まめだぁ。 雑誌は『キャラデパ』。でも今回、本誌はぱらっと見るにとどまってしまった‥‥年代ごとにキャラクターを載せてたんだけど、今ひとつ見る気にならなかったの。ポスペのネームカードは今回がラストらしい‥‥これも、最新バージョンのデザインは「どうでもいい(失礼)」んだけど、過去に出たものも今回は申し込めるようなので、申し込みそびれたのを‥‥って、そんなに名刺作って誰に配る(笑)。子育て情報誌のスタッフさんには結構配ったらしいわたし(^_^;)。 それで。本のほうは『快話術〜誰とでも心の通う日本語のしゃべり方〜』(萩本欽一/飛鳥新社)。あまりに気になったので、まめだぁにお願いして買ってもらいました。話し下手は自覚していても、このての本を買ってまで‥‥とは思っていなかったのだけど、これはとにかく気になったの。特に子どもの頃「欽ちゃん番組」が大好きだった、というわけでもないし(でも実母は「欽ちゃんが舞台プロデュースだから」という理由で前川清さんのコマ劇場公演を見に行きたがって、なんだかんだでわたしも両親につきあう羽目に‥‥)、でもオビを見たら「これは買いかな」と何となく思ったのでした。 で、一読。「うーん‥‥これ、基本的にはわたしのようなヒトにはついていけない‥‥上級者向けやん」。でも、何度も読んでいるうちになんか、入り込んでしまった、というか‥‥しばらく、何度も何度も読むことになりそうです。わたしなりの解釈を深めるために。 オビに『欽言十カ条』というのがありました。いわく『「すみません」は絶対に言わない。』『「わからない」「知らない」も言わない。』『「嫌い」と言わずに「好きな方じゃない」と言う。』『会話の中に自分の「損」を入れる。』‥‥そうだよね! と思ったのだけど、わたしが「そうだよね」と思ったのと、著者が何でそう掲げたのか、というのは、ちょっと理由が違うらしいことに読んでいて気がつきました。 たとえば、「すみません」。わたし、昔『お嬢さまことば速習講座』(加藤ゑみ子・監修/ディスカヴァー21)という本を‥‥立ち読みした(笑)ことがあって、これによるとお嬢様は「すみません」を「おそれいります」に置き換えるそうです。たしかにその方があたりが軟らかくなる‥‥と思い、そう言うようにしている(ただし、立ち読みだけにこの本で頭に残っている内容はそれだけだ‥‥)のだけど、著者に言わせると「すみません」はすぐにでも会話をうち切って、その場を立ち去りたいという意思表示、なんだそうな。「知らない」「わからない」も、それで会話が終わっちゃう、と。 「嫌い」も、はっきりそう言ってしまうとすっごいキツイ言葉です。(ちなみに兄嫁はすぐ「何々が嫌い」って言うヒトだ。苦手意識もその辺からかもしれない。)だからだ‥‥と思うのだけど、著者の見解を加えるとよりわかりやすいでしょう。どんなにイヤなやつでも、イヤな部分は全体の15%位なんだけど、これを「嫌い」って言ってしまうと100%になってしまう。15%なんだぞ、ってことをちゃんと思うようにすることで、巨大化したその人のイヤな部分とキッチリ向き合わないですむようになる、と。そこを間違えると自分自身がつらくなる、とのことです。(そんなこと言っても‥‥ってことも、もちろんあると思うんだけど。) わたし自身が一番「学ぼう!」と思ったのは、『欽言十カ条』のうち、『言葉は準備せず、今、見ていることを話す。』というところ。わたしもぜひそうなるぞ! さて、この本では結婚式のスピーチなんかの例が挙がってましたが、実は、結婚式でこれをやってのけたヒトを個人的に存じ上げてます。それは‥‥わたしたちの結婚式で親族代表の挨拶をしたまめだぁ父! 一応、挨拶文を準備してはいたらしいのですが、いざその場になると大盛り上がりですーっかり出来上がってしまいました。で、花嫁の手紙、花束贈呈で感動の結婚式‥‥となるはずが、まめだぁ父はいきなりやってくれました。「(挨拶文を書いた)紙がなーい!」で、大騒ぎの末酔っぱらいトーク(?)を展開し、披露宴会場は大盛り上がり‥‥このあと新郎挨拶を控えていたまめだぁは動揺し、わたしは招待していた職場の上司が大拍手をしていたのを見て「‥‥おいおい」と思ったのですが。今でもまめだぁの友人は「あの披露宴の主役は●●(まめだぁ)の親父さんだった」と言うよ。でも、わたしの実親は「笑ってお開きでよかった」って言ってました。今にして思えば、わたしも湿っぽく終わらないでよかったと思ってます。 読んでいて思ったのは、中高生の頃「アンチ欽ちゃん」なヒトがクラスに必ず(?)いて、そういうヒトはなんで欽ちゃんが嫌いなのか、何となくわかったような気がします。でも、自分のがっついた欲望(?)が見えなくしているものって多いかも。まず相手を見ることができるようになりたいと思っています。何度も読むと、もっといろいろな発見をしそうです。
本の話になると、やっぱり2本立てになるなー。うーん。
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