c.j.の思いつ記
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2001年06月06日(水) なんだかな・・・・

モー夏ですねー。
何かと眩しい季節です。

おかげさまでアクセスも早30を超えて、
ありがたいこってスナ。

まあ、ちょいと思ったんですけどね。
一個人に対する発言を第3者に言う場合ってのは、
当の本人の耳に入る気持ちでいわなアカンつーことですわ。
相手の耳に入るのが嫌であれば、言わないか、
話す相手を選ぶってことですな。
なぜ突然こんなことを?って感じでしょうが、
私は常々そう思っとりヤス。
発言責任って訳でもないですが。
そーゆー私も言ったそばから自分で忘れて「んなこといったけ?」
て言うのもよくあるんですが、それは本人同士の場合でして、
誉め言葉のまた聞きはいいもんですが、
中傷、批判はかなり気持ちのいいもんではないですしね。
事実の確証が得られないからなお更ですな。

中国の故事でこんな話がございます。
昔、ある王に重要がられた大臣が遠征する前に王に言いました。
「私のいない間に,他の家臣が私のことを悪く言いましても、信じないようお願いいたします。
普段から王に重宝されているため政敵も多いので言ったわけですが。
王は、
「私は、おまえを信用しているのだ、そんなことあるものか。」
「では王様、今、何者かが町に虎が出たと言って来たらどうでしょう。」
「街中に虎など出るはずがない。」
「では、もう一人、別な者も虎が出たと言って来たらどうでしょう。」
「うーん、調べの者を出すだろう。」
「では更に、また別なものが、虎が出たと言って来たらいかがでしょう。」
「もう、信じるよりあるまい。」
「虎が町に出るという、ありえない事さえ、たった3人の者が言っただけで、王は信じてしまうのです。これがもっと多くのものが言ったらどうなるでしょうか。」
「・・・・・・大丈夫じゃ、よく肝に銘じておこう。」
大臣は、不安ながらも、遠征した。
その後、敵対する家臣たちがこぞって大臣の悪口を言い始めた。
結果、大臣は失脚した。

これは「三人市成虎」(字違ってたらごめん、確か戦国策だったか、韓非子だったはず。)
三人いれば市に虎が出る、という故事です。
似たようなのが、孔子の弟子の話でもあります。

というわけで(どういうわけだ?)今日は練習だ。


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