日常喜劇

2003年04月27日(日) 死にたい時


友達に連れられて酵素風呂なるものに行ってきた。
なんでもヌカの風呂に入って汗だくになる、強力なサウナの
ようなものらしい。ちょっと胡散臭げだが、体疲れてるし
癒してくれるならなんでもいいや(ヒドイ言いよう)
連れられて行ったのはビルの4階なのだが、既にビルの外にヌカの
臭いが漂っている危険区域。他の住人に迷惑じゃなかろうか。
4階に上がると、一人だったら回れ右したくなるような胡散臭い
受付があって問診票のようなものを記入。さらに胡散臭い待合室で
胡散臭いスッパイ飲み物を出され、無理やり飲み干す。
レントゲン室に入る時のような服とタオルを渡され、スッ裸の
上からそれを着るよう言われる。だんだん不安になってくる。
サンダル履いて一階下に下りて行き、男子トイレの表示のある部屋に
入れられた。中はサウナのように蒸し暑くて、木で出来た大きな
桶の中にヌカが入っている。…まぁいいか。特に悲壮感もないまま、
むしろちょっとドキドキして中に入った。首まで埋められる。
そのまま15分蒸されてたのだが、あまりにも暑くて途中意識が
朦朧としてしまってヤバかった。風呂から引っ張り出された後、
ぬるま湯でシャワーを浴びてくれと言われたのが、ここからが
大変だった。とにかく湯あたりしてしまって気持ち悪いのだ。
目眩がして吐き気がして、いっそ吐いてしまいたいくらい。
しかし裸でシャワー室で大声出して助けを呼ぶ気力もないので、
湯と言われたけど冷水を浴びて体を冷ますことにする。でもキモイ。

そんなにふと、昔友達とキャンプに行った時ある子に
「死にたい時ってどんな時?」という質問をしてその子が
「おなかが痛い時」と答えたのを思い出した(どんな質問や)
私が死にたい時はまさに今だ。この
気持ち悪さの極地で裸で暑い場所から抜け出せなくて
シャワー室で吐きそうになっててなぜか下からもアウト(−−;)
したくなってきた、私史上最悪の状態。
今しかない。

いや、しみじみ感じ入らなくてもいいんだけどね。
人間の尊厳を遵守して自力で頑張るか放棄して助けをアテにするかで
本気で悩み、やっとの思いでシャワー室から抜け出した後、また吐き気と
立ち眩みに襲われて倒れかけ、裸でもむしろ気絶した方が幸せなんじゃ
ないかと思うくらいしんどい思いして服を着て(というかなんとか腕だけ
通して)やっとの思いで外に出て階段にへたり込んだ。こんなひどい貧血、
小学生以来だ。死ぬ、死んでもいい。(←当時は本気だった)
慣れないマラソンをしてゴールでへたり込んでた選手のような私に、
おばちゃんが冷たいタオルをくれてすのこの上にタオルを敷いて
寝かせてくれた。なんかもう裸でも見られてもいいから楽になりたい。
で、しばらくしてちょっと楽になった後は女性だけの部屋でスキなだけ
寝ていていいというので3時間程ごろごろごろごろしていた。
肌は引き締まったけど、あれほど苦しい思いは二度としたくない。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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