日常喜劇

2002年12月22日(日) あのひらめきをもう一度


今年もそろそろ終わるので、また第九を聞きに行ってきた。
今回は、ずっと前から行きたかった文化村オーチャードホールv
音より音響で選んだような場所ですv
さて今年も連れは去年と同じく小学校からのダチンコ。
昔からなんとなく通じるものはあったのだが、何の縁か
私は内勤だが彼女は営業という差こそあれ、同じ業種に就職している。
で、二人の会話はもっぱら仕事のグチ。
というかかなり深刻に
「会社辞めようと思って…」
というもの。
二人は顔を合わすたび、こういう暗い話で盛り上がるのだが、
今回は私、けっこう本気で辞めようと思っている。
辞めるったら辞めるったら辞める。
もうこの職業絶対確実私に向いてない。
もったいなくもデザイン紙面なんかの仕事をもらっても
重いばかりでちっとも満足できる出来に仕上がらない。
あげくデザイン恐怖症のごとく、デザイン系の仕事が
回ってくるのを恐れる始末。こんなんじゃ仕事にならないよ。
なんつーか、どんな仕事でもしんどいことはあると思うけど、
同じしんどいならこの種の苦労は味わいたくない系の苦痛がある。
だからイヤになった。そしたらこの職業に従事している時間が途端に
惜しくなって(出た、時間貧乏性!)今にも辞めたくなってしまった。
でも今は忙しい時期だし、引継ぎもしなきゃだから来年の2,3月がメド。
その後のことがはっきり決まってないのがけっこう不安だけど、
辞めなきゃ始まらないって部分もあるだろうし、とにかく私は辞める。

で、私のことはおいといて彼女。
彼女は私なんかよりもっと過酷な労働条件で働いていて、
毎日2時3時帰宅が当たり前らしい。で、常々
この仕事は自分に向いてないから辞めようと思ってたらしいのだが、
なんか今辞めると「出来ない自分に逃げた」気がしてヤダ、と言うのだ。
その気持ちは私も分かる。皆に惜しまれるほど仕事が出来るわけでも
なく、どちらかというとイヤだから辞めるってカンジなので逃げ
言われてると弱い。でも私は逃げでもいいから辞める!ってカラ強気な
部分があるからいいけど、彼女はそれがない。今辞めて、次でも
同じように「やっぱり私に向いてなかった」って事態になるのを
恐れているらしい。そういうことはいつでも、いつになっても
出てくるもんだ。いくら話し合ってもなかなか解消しません。

そして第九。
ちっとも第九の話をしていないが、お察しの通り。
楽しみにしていたはずなのに、私は将来のことばかり
考えていてあまりちゃんと聞いていなかった。
でもラストでふいに閃くものがあった。
なんとなく、悩んで悩んで暗雲最前線だったあたりがふっと
晴れ渡ってきた気がしたのだ。「…あ!」と思ったときには
満場の拍手と野太い「ブラヴォー!」が響きわたる。
…あれーーーー?
もうちょっとで悟れる気がしたのになーーー??
曲終わったらスッキリキレイに忘れちゃったよ、こりゃイカン。
都密で言うと「一杯のかけそば」並な感動超大作が出来たかも
しれない!絶対書きたい!ってくらいのアイデアだったのに。
うわ、めっちゃ欲しい。さっきの悟りが欲しくて焦る。
「わたしゃナマの第九を聞かないと絵が描けんのだよ!」とか
言うエセ芸術家のような妙な発想だけど、でも欲しい。
もう一回ナマで第九が聞きたい。

…っつーーーことで、26日の有給に、全然そんな
予定居れてなかったのに急遽ぴあでチケットを購入して
今度はNHKホールのN響行くことにしました。
こんな急じゃ誰も誘っても付き合ってくれないだろうなー、と
一枚だけチケット買ったりして。
うわーーー年末一人で夜第九?
寂しい奴ーーーー…


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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