暗い夜を部屋ごと沈んでいくようで
眺めるものがなければ、
結局は何もかけない
頑張って思い出してばかりだ
テレビは終戦記念日で、長い特集を組んでいた。
昭和という年号はやはり馴染み深い。
僕は昭和50年に生まれたのだから。
昭和50年は同時に1975年でもある。
そういうわけでもないだろうが、
昭和の年号は西暦に直しやすい。
昭和64年、つまりは1989年に昭和天皇が崩御したときには
僕は中学生だったのだ
冬休みで、その日の空は曇っていた
ベルリンの壁の崩壊は平成に入ってからのこと。
あれは1990年に起こった。
1975年生まれは80年代エイジなのだろうか?
90年代のエイジに属するのだろうか?
はっきりしてるのは我々より少し後の世代にとっての80年代は
懐古するものであること。
もちろん我々より前の世代にとっても
それは懐古するものだ
そういうイディオムは理解できるのだけれど
進んで集合はしかねたりする
他のいかなる括りにおいても
ただ、何年代という括りやまた他の括り、
それに何かを当てはめようとするのは
僕のまわりの共通事項かもしれない。
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