こんな人間でごめんね…

2003年05月14日(水) 痛い読書

最近買って、電車で読んでる本があるんですがー
ベストセラーだかなんだかで、皆さん知ってるかもしれないんですけど。


「It(それ)と呼ばれた子」

って本なんですが。
幼児虐待を受けた作者が、過去に受けた虐待の記憶を書き綴ってる内容なんですけど。
本当、痛いんですよね。


最初は凄い幸せな家庭だったのが、母親がお酒に手を出し始めて
毎日のように次男に暴力を振るうんです。
他にお兄ちゃん、弟もいるんですが、その子達は母親に愛されてて
次男だけが、虐待を受けるんですが。

最初は殴られるだけだったんですが、時間内に家事を終わらせられないと
殴られるし、御飯も与えて貰えない。
で、学校に行って余りの空腹に友達のお弁当だとか、万引きしたりとかするんですけど、必ず見つかって又殴られる。

お父さんは助けようとするんだけど、
お母さんが恐くて、仕舞いにはその子を置いて離婚しちゃうんですよね。

バーナーで腕焼かれたり、洗剤飲まされたり、ナイフで刺されたり…
それでも病院には連れていって貰えず、家事を延々やらされる。
学校に行ってもいじめられて、問題児扱いされる。
学校から、電話が行けば又親に殴られる。



本当にこんな事出来る親がいるんか?
と思ってしまう程残酷なんですよね…。


でも、子供は「絶対お母さんに負けない!僕は生きるんだ!」
って頑張るんですよ。
「もしかしたら、又優しいお母さんに戻るかもしれない」って願ってるんですよ。


結局その子は学校と警察に保護されて施設に入ったんですが。


もうねー…何か読み終えた後切なくなりました。
幼児虐待って益々増えてるでしょ?
自分の子供がいないからわからないですがー…
躾は確かにしないとダメなんですよ。
殴って教える事もあるし、全く殴らない親はどうかと思うし。
ただ愛情を持ってね…接してあげないと、子供も気付くからねー…


と凄い真面目な話してみたり!汗



つー訳で、赤ブリのチケット…余ってる方ご一報下さい!笑


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