男と女のナントカ 2005年03月19日(土)

本屋にいると、息せき切って駆けつけた感じの年輩の女性がレジに取りつくなり言った。
女性「あのね! 『男と女のナントカ』って本、無い? 山田ナントカだか、吉田ナントカとか、そんな名前の人の本! タイトルは確か『男と女のナントカ』って言うの!」
店員「どういうジャンルの本でしょうか?」
女性「だから『男と女のナントカ』って感じの。無いの? ああ、なんてタイトルだったかなあ。あっ、そうそう、タイトルは三文字よ、三文字、『男と女のナントカ』で、山田みたいな名前の作者の本なのよ!」
『男と女の』で既に3文字を超えていると、突っ込みたい気持ちで見守っている中、店員は不確かな断片情報だけで黙々とデータ検索をしていて、接客業も大変であると改めて思った私です。

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